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極超杯ベスト4 新環境最強:超星

みなさんこんにちはまっさです。新弾やメガデッキのカードが続々発表されてますが、バトスピ楽しんでますか??

今回はこゆるんさん主催の非公認大会:極超杯で予選5ー1で2位、最終成績ベスト4を達成した超星について解説します。

超星が今の環境で強い理由、構築、プレイ、対面表まで僕の持ってる知識全てを詰め込みましたので最後までお付き合い頂けると嬉しいです。

目次                    ・なぜ今また超星なのか                      ・当日使用した構築及び採用理由       ・当日のマッチアップ            ・対面表                  ・今後の課題

なぜ今また超星なのか

超星は昨年の制限改定で重要なパーツであるコーディリア・スピキュールが制限1に指定されたものの、まだまだ戦えるポテンシャルのあるデッキでした。

しかし、真・転醒編に入って以降、氷姫・覇王・ゼクスが半年以上環境トップに君臨し、超星にとっては厳しい時代が続いていました。

ですが、今回(2022年1月)の制限改定により、

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超星がキツかった氷姫・覇王・ゼクスの3デッキすべてが一斉に制限され、環境から姿を消しました。

重装甲赤をばら撒きつつ高速リーサルをたたき出してくる氷姫(しかも神も壊せる)、ロードXからのロード零で神とダノヴァXを纏めて破壊し、スピッツァーでも対策できない覇王、神破壊、耐性貫通、高速6点ワンパンチと超星がしてほしくないことをことごとくしてくるゼクス。これら3デッキは超星側が対策札を積もうがプレイングを工夫しようがどうしようもない相手であり、この3つが環境から脱落した以上、超星が環境に上がってくるのは必然と言えました。

超星の強い点

・最強の足場+サーチとなれるタルボスペルディータ、神9枚のおかげで初動が非常に安定する。

・ダノヴァXの完全耐性が最強である。新制限後環境でダノヴァXを除去できるのはイザのオオヤシマくらいしかおらず、完全耐性+滅界放で詰むデッキが多々ある。

・凄まじく高い詰め性能。ダノヴァに完全耐性を付与されたジノヴァの超界放+絆弾の神域でフラッシュを挟まずに3点(アポローンもあれば最大4点)を吹き飛ばせる。また、魔ゐの神域でマジックを無効にできるため、絶甲氷循や白晶防壁も意味を成さない(氷刃、シーズグローリーはそもそも耐性のせいで対象を取れない)。

・構築の幅が広い。ノヴァドローで縦引きもするデッキなので人によって防御札やバーストの採用が異なり、環境に応じてチューニングができる。

当日使用した構築及び採用理由

私が当日使用した構築がこちらです。

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・ジークヴルムノヴァX:3

・ダークヴルムノヴァX:3

・コーディリア:1

・ホワイトヴルム:1

・スピッツァードラゴン:2

・ガニメデ:2

・ペルディータ:3

・タルボス:3

・RVアレックス:3

・スピキュールドラゴン:1

・サンピラードラゴン:1

・ヴィオレ魔ゐ-魔族side-:3

・創界神アポローン:3

・永遠の絆馬神弾:3

・ノヴァドロー:3

・キングスコマンド:2

・氷刃血解:2

・マグネティックフレイム:1

計40


採用理由を解説していきます。

・ジークヴルムノヴァX

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強い方のジークヴルムノヴァX等と言ってはいけませんw

しれっとライフ回復を行いつつ、超界放で事実上の4コアブをかけながら相手のライフ2つを吹き飛ばす最強のフィニッシャー。絆弾の神域を絡めれば3点、アポローンの神域もあれば最大4点を1撃で飛ばせます。投げるタイミングを含めジノヴァXをいかに上手く扱えるかがプレイヤーの腕の見せ所と言えます。3枚取らない理由がないため3枚。

・ダークヴルムノヴァX

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ジノヴァXの相棒。ジノヴァXが攻撃の要だとするとこちらは防御の要です。8コストと重量級ながら軽減が6つと多く、先3くらいで普通に着地します。Lv1から完全耐性というバグった性能をしており、新制限後環境では全然除去られません。滅界放も強く、疲労状態を破壊するターン1効果、2コアブしつつ幻魔神やクラウンソーラーを壊せるゲーム1効果、どちらも非常に強力です。アルパラや白コンなど耐性貫通カードを採用できないグッドスタッフ系のデッキ相手には盤面にコイツを2体立て、ライフがある程度減ったのちジノヴァXを片方に煌臨させるプレイをしたりもします。

1ゲームに1枚は必ず使う(ないと勝てない)カードなので3枚採用。

・ペルディータ

・タルボス

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初動+足場となるゴッドシーカー2種類。完全耐性をばら撒くため、ボーンシャークスワロウテイルがあっても召喚時が使えるタルボスと単体で3シンボルになるバグカードのペルディータ。この2種類のシーカーの安定感が超星の強さを支えていると言えます。当然どちらも3枚。

・コーディリア

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制限カード1。引いたら勝てます(ガチで)。アタックステップ開始時にコアを全回収してジノヴァXを煌臨する動きは当然強力ながら、召喚時効果も強く、タルボスペルディータはもちろんのこと、魔ゐ、絆弾、ノヴァドローも回収することができます。ガニメデも回収できるため、ガニメデ拾う→ノヴァX煌臨→超界放→ガニメデ煌臨で高速WINも可能です。早い段階でハンドに加えられることを祈りましょう。

・スピッツァードラゴン

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対バースト最強メタ…だったのですが、アレックスの圧倒的採用率とバジャーダレスの登場により、最近では2コアブマンと化してます。主な使い方としては相手のキンコマや双翼乱舞に当ててコアブしつつ相手のハンド増強を妨害してリソース差を広げる他、リーサルターンのファラオムを破棄して安全に詰めるのにも使います。バジャーダレスは破棄することができませんが、バジャーの効果発揮前にスピッツァーの効果を解決するため、破壊耐性のないスピリットを全自壊しながらスピッツァーを投げて2コアブすれば、バジャーのドローを阻害できます。

2コアブは創界神にもできるので、ボーンシャークスワロウテイルで神託が停止している状況下では創界神への2コアブも選択肢に入ります。覚えておきましょう。

スピッツァーいらなくね?と仰る方も一定数いらっしゃいますが、

・最近は今までバーストの採用がなかったイザイザにもキンコマやバジャーダレスが採用されている。

・それ以外のデッキもイザイザの速度に追いつくために召喚時バーストの採用率が高い。

・私以外の超星にはファラオムを投入するのが主流となっている。

これらの理由から私は採用すべきと考えています。ファラオム踏んで負けるのは一番しょーもないですからね(笑)

・ガニメデ

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現超星の過労死枠。ネクサス破壊、煌臨元の再召喚、1ドロー+小型破壊などなど役割は無数にあります。このデッキはタルボスペルディータが耐性と引き換えにアタックできないため、アタックを仕掛けてフラッシュタイミングでの神技除去に繋げたり、ジノヴァXワンパン圏内に入れるため序盤に1点刻みにいったりもします。このカードを上手く使いこなせるかどうかが超星中級者から上級者になるひとつのポイントだと思います。

基本的な使い方は、超界放を使ったジノヴァに煌臨→1コスト支払ってジノヴァを再召喚(この際ガニメデは基本自壊)→再度超界放

なのですが、相手のアタックステップにダノヴァXに煌臨→ダノヴァXをLv2で再召喚→ターン1ゲーム1の滅解放を再び使用

という守りの動きも使います。

唯一の欠点は召喚煌臨時のネクサス破壊が強制効果である点。破壊したくない世界ネクサスを破壊してしまい、プランが崩れることもしばしば。まあもし仮に召喚時ネクサス破壊が任意効果だったらコイツも制限にぶち込まれていたと思いますので仕方ありません。そこも考慮した上で立ち回りましょう。

3積みたいカードではありますが、枠の都合上2枚。

・リバックス

説明不要の最強カード。デッキの安定感のさらなる底上げに貢献してくれます。

4コストなので素出しすることもでき、1コアか1ドローの足りない方を確保できます。コアブする動きはダノヴァXの着地を早めるのに使うので頭の隅っこに入れておいてください。

ちなみにですが、超星にはアタックステップ終了メタがないため、ライフ5の状態でアレックスをバーストセットしておけば、ミラー戦において1ターン凌げる可能性が非常に高いです。ミラーの場合は全力でコイツを引きに行きましょう。2枚以上引いても腐らないカードなので3枚。

・サンピラードラゴン

・スピキュールドラゴン

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どちらも制限1。トラッシュから星竜を拾ってくるのが主な役割ですが、スピキュールドラゴンはアクセルでネク破壊が付いているのがめちゃんこ優秀です。制限されて当然ですねw

強力な制限カードですが、初手に2枚来ると負けに繋がります。トラッシュからの回収カードはこの2枚で十分。不採用カードのところでも触れますがスターレインリボーンは事故率を上げるだけなので採用の必要はありません。

・ヴィォレ魔ゐ-魔族side-

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グランウォーデン!!(ターン1制限なし)

新制限適用後も3枚使えるグランウォーデン(笑)です。超星4枚除外以外一切の条件なく相手マジックをなんでも打ち消せます。必要なコアも3なので配置したそのターンにすぐ溜まります。ターン1制限も神託したコアをボイドに戻す必要もありません。

アニメで弾さんのデルタバリアにリーサルを阻止され、返しのターンでダブルブレイヴサジットにしばかれて弾さんを引き金にしてしまった魔ゐさんの強い意思を感じますね(笑)

神技もかなり優秀でアルティメットに触れるほか、コアがトラッシュにいくのがやはり強いです。序盤は神技で盤面処理、詰めの時にはマジック無効とゲーム全体を通して貢献してくれる勝利の女神様です。3確。

ちなみにですが、魔ゐ様の神域、

”お互いのアタックステップ”なので、イザが攻撃してきた時に相手の黄泉路を打ち消せます。リバ白晶やレーザーボレーも打ち消せます。

知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。超星使うなら必ず覚えてください。

・永遠の絆 馬神弾

永遠のキズナ馬神弾

6000円です。

もう一度言います。

1枚6000円です。(2022/1/10)

世界ネクサスすら凌駕する次元へと到達してしまった弾さん。

書いてあること全てがぶっ壊れで頭おかしいです。

4コスト、3軽減、ダブルシンボル(しかもそのうちのひとつは全色に変化)。これだけでももう十二分に有能ですが、極めつけは神託。

なんとめくれた超星もしくは光導のカードをなんでも1枚回収できます。いやホント何やってんのマジで。頭おかしいって。

さすが”転醒編の”創界神です。

神域も強力無比の一言。ダノヴァやジノヴァが相手スピリットを破壊したら問答無用でライフ1つをボイドに送ります。ボイドですよ!トラッシュじゃありませんからね!

いやもうホントにね何もかもが強いです。3枚積まない理由がありません。

真・転醒編(笑)のカード刷ってる担当者様、今すぐ絆弾刷った方と交代していただけませんか??


・創界神アポローン

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2投のリストをよく見ますが、僕は3投派です。

・神技がまず優秀。相手盤面のシンボルを潰しつつ縦引きができる。相手はカードを1枚失い、こちらは手札が1枚増えているので2リソース差を付けられている。

・絆弾や魔ゐ様と違ってシーカーでのサーチができない。

・神域が強く、ジノヴァXの超界放が絆弾込みで最大3点だったのがアポローンがいれば最大4点を1発で飛ばせる。

このような理由で1ゲーム1枚は配置したいカードなので3投。


・ノヴァドロー

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超星持ちのドロソ。超星持ちなのでサーチでき、魔ゐの神域の弾にもなります。4コスト2軽減で魔ゐがあれば最大3枚ドロー。煌臨編のカードって感じがしますね(笑)

特筆すべきはゼロカウンターを有していること。現環境で超星、アルパラと並んで環境トップのイザイザに強く刺さります。

効果てんこ盛りの最強ドロソです。3枚。

・キングスコマンド

汎用カードなので説明は割愛。そもそも超星がアルパラにそこそこの有利を取れているため、イザイザを厚く見ようと思い採用。非常に使い勝手がよかったので今は3投してます。

・氷刃血解

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強いカードは高いし、高いカードは強いです。ここ小テストに出します。イザイザを厚く見るために積みました。白コンが環境から脱落したので最近は本当に通りがいいです。バンダイさん3月のメガデッキで再録待ってます。

こんなんなんぼあってもいいですからね。

・マグネティックフレイム

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通称”お市ティックフレイム”。可愛い。

アルパラのジークフリード魁がアルパラ対面の唯一の負け筋になるため、それをケアするために採用。しかし予選決勝Tを通じてほとんど使う機会がなく(アルパラとマッチングしなかったのもあると思いますが)、ソウルクランチの方が強いなぁと使ってて感じました。そして大会後真っ先に抜きましたww

3月発売のメガデッキでアマテラスやグランテラスの再録が確定したので、環境にグランテラスが増えれば活躍の機会は大いにあると思います。


 ・ホワイトヴルム

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テキスト確認率100%継続中!!

当日のテキスト確認率が100%だったカード。煌臨を行った際にトラッシュから出てきて神託のかさ増しをしてくれるカード。召喚アタック時には7000以下を焼きつつ効果発揮をさせないため、世界ネクサスの根幻回帰を許しません。ガニメデとの相性がとてもよく、ガニメデの煌臨時効果を先に解決すると、ガニメデで破壊し転醒した世界ネクサスをコイツで安全に処理できます。むろん相手のターンにも召喚でき、ガニメデをダノヴァに乗せる、ダノヴァにジノヴァを乗せてライフを回復する等の動きをした時にトラッシュから出てこれます。

軽減が多いので素投げも可能。1ドローが強いので、序盤にライサやジュモクマシラを処理しつつ1点刻みに行くこともあります。キングスコマンドが開けた場合には最優先で捨ててしまって大丈夫です。

一番強い動きだと、

コーディリアのアタックステップ開始時効果でコア回収→ジノヴァ煌臨→ジノヴァ煌臨でトラッシュからホワイトヴルム

ジノヴァ神託→ホワイトヴルム神託→ホワイトヴルム召喚時で相手スピリット破壊→アポローン神域で1点貫通→ジノヴァ超界放最大4点バーン

となります。

このように神託のかさ増し、世界ネクサスの処理、リソース回復、最低限の煌臨元など役割が多く、超星の痒いところに手が届くカードなので採用。1枚あれば仕事してくれるのでピン刺しです。

不採用カード

・紫の世界

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足場として優秀なのは間違いありませんが、そもそも超星は創界神9枚にシーカー6枚と足場はめちゃくちゃ安定しており、枚数も多いため、採用する必要性を感じませんでした。

・ソウルクランチ

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正直マグネティックフレイムよりも欲しい場面が多かったカード。今の構築だとスピネク耐性を突破できないため、ピン刺ししときたいなぁと感じました。

・ファラオム

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ジークフリード魁絶対ころすマンです。僕はアレックス派なので採用しませんでした。最近関西の方で結果を残した超星がファラオム入りだったため、今後はかなりケアされるようになっちゃうのかなと思います。

・スターレインリボーン

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いらないです。先ほど述べたようにトラッシュからの回収札は2枚(コーディリアも換算するのなら計3枚)あれば十分であり、あまり積み過ぎて初手に2枚以上来ると負けに繋がります。2コスト払ってまでトラッシュから星竜3枚回収したい場面も思いつきませんでした。

・大人ずるい

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雑魚です。5コスト4軽減のドロソなので、ちゃんと軽減が取れている→デッキが回っている時しか強くありません。これを積むくらいなら防御札としての役割ももてるキングスコマンドガン積みした方が遥かに強いです。

ちなみに当日私以外に超星を使っておられた方が3人ほどいらっしゃいましたが、僕含めた誰ひとりとしてこのカードを採用している人はいませんでした。

当日のマッチアップ

1回戦 イザ⭕

ジャンケン負けて後攻に。

お相手先1ドロゴー。デッキが分からず僕は後1でアポローンシーカー。先2でイザを貼られてイザイザと判明。僕は後2で絆弾を貼ることができ、ペルディータで1点。順調な滑り出し。後3でダノヴァ着地の滅解放をすると、お相手先4黄泉路→オオヤシマ。これに僕はノヴァドローを宣言。するとお相手なんとエアイレイサー。ノヴァドローが無効にされます。

しかしエアイレイサーのアクセルにコストがかかったため、盤面のコアが4つしかなくなり、オオヤシマでダノヴァが除去されず。返しのターンでジノヴァX→超界放で勝ち。

2回戦 ミラー⭕

ジャンケン負けて後攻。お相手魔ゐスタート。僕はめっちゃイヤな顔したと思います。お互いスムーズにデッキを回しますが、お相手にシーカーと絆弾でコーディリアガニメデを回収されてしまいます。アレックスを引ければ耐えられると思い、ノヴァドローで3枚掘りますが引けず。仕方なくダノヴァを2体立ててターンエンド。

お相手コーディリア→ジノヴァ→ガニメデの必勝ムーブ。僕は初手から握っていたラスト1枚のジノヴァをダノヴァに乗せて減ったライフを回復。ターンが帰ってきてダノヴァ2体+ジノヴァで総攻撃。勝ち。

3回戦 ダブルオーリペア⭕

またジャンケン負け。お相手先1ハロ。2枚めくりでスピッツアー2枚が落ちるというまさかの展開。お互い苦笑い。

こちらは順当にデッキを掘り、ダノヴァ着地滅解放でパイロットを粉砕。青の世界2枚に邪魔されるもこちらは神を5枚引いていたので問題ありません。

滅解放の次のターン、ジノヴァ素出しからのガニメデを構えて攻撃。勝ちを確信するも、お相手の青の世界2枚に魔ゐ様を全て除去され、氷刃血解武力介入で耐えられてしまいました。

返しのターンでお相手ダブルオーライザー。僕の手札が全て手元に。しかしお相手のスピッツアーが2枚落ちていたためここでキングスコマンド発動。やはりスピッツアーはハンドになく、そのままキンコマが通ってお相手アタックできず。サレンダーを頂き勝ち。

4回戦 イザ⭕

僕が今まで対戦した中で一番上手いイザでした。ジャンケン負け。お相手初手シーカースタート。イザは捲れず。こちらはアポローンペルディータ。イザ相手に最高のスタートを切り、アポローンでシーカーを破壊しつつペルディータで1点。これで超界放圏内になりました。

お相手は先3にイザ配置。こちらは絆弾は引けたものの、氷刃が全てトラッシュ落ちというかなり怪しい展開に。苦肉の策で「召喚時バースト警戒してほしいなぁ~」と思いアレックスをセット。ダノヴァに4つ乗せてエンド。

返しのターン。お相手5コストでオオヤシマ。召喚時効果の使用をかなり悩んで使用せず。仮にファラオムを踏んだ場合負け確の場面だったのでそれが嫌だったと試合後教えて頂きました。

ヤシマアタック2コアブからのヤマツミ。オオヤシマに3点削られ、ヤマツミアタック。フラッシュイザの神技からライウンシシ。場に打点が揃ってしまいます。僕のノヴァドローは2枚トラッシュ行き。

がしかし、イザの神技を使用したことでイザの上のコアが1つとなり、神域が発動せず。ライフで受けてバーストアレックス。

ギリギリのところで耐え、返しは安定のジノヴァ→超界放で勝ち。

もし僕がバーストを伏せていなければお相手は悠々とヤシマで2コアブし、そのコアでイザにコアを貯めて殴ってきていたでしょう。バーストという非公開領域カードの恐ろしさと奥深さを改めて理解できた試合でした。

(例え腐ることがわかっていたとしても他にできることがないならバーストは伏せ得です。伏せているだけでお相手の行動を著しく制限できます)

5回戦 紫起幻❌

よーーーーうやくジャンケンに勝ち先行。絆弾で最高のスタートを切るもお相手後1紫の世界2枚。思わず「つよ!」と声が出てしまいました。

お相手アンジィ陰陽童を素早く並べこちらの行動をロック。ディオニュソスパストなどで攻め続けられるのをこちらがなんとかダノヴァで守る展開。ガルメにカウントブレイクも決められ、死なないことに精一杯な状況。反撃の糸口を見つけたかと思いきやデスタメントで防がれます。

結局お相手はガルメと魔術皇をどちらも3枚使い切ったため、こちらはLOプランに戦術を変更。アレックスとジノヴァが手札にあったのでライフ差勝ちも視野に入れてました。

しかしお相手デッキのこり1枚というところで無常にもタイムアップ。ライフ差で負け。

カウントブレイクされても死ぬことなく耐久できる超星の圧倒的デッキパワーを再確認できたものの、お相手のプレイが上手く、終始押され続けた試合でした。時間無制限ならLO勝ちしていたとは思いますが、試合の内容では完全に負けていました。

6回戦 竜騎士⭕

5回戦で階段が崩れなかったため、6回戦。ジャンケン勝ち。初手がダノヴァジノヴァコーディリアタルボスでかなり弱く、神が捲れることを信じて初手タルボススタート。魔ゐと絆弾が捲れてどちらも回収。ありがとうタルボス!!愛してるぞ!!

お相手も後1ヴィーナ紫の世界。両者快調な滑り出し。

お相手ジャンヴァルジャンが殴ってくるもヴァルジャンの効果で出てきたソーディアスドラグーンを絆弾で回収したゼロカウンター:ノヴァドローでしばきます。

返しのターンでコーディリア→ジノヴァを投げて一気に超界放。弾の神域合わせて3点ボイド。ガニメデを煌臨し紫の世界を破壊しつつジノヴァ。さらにトラッシュからホワイトヴルム召喚。ホワイトヴルムの召喚で悪魔神が死にます。

ここでシーズグローリーを使用され、ホワイトヴルムが破壊→ロンゴミニアス転醒までされるものの、お相手はコアを使い切り、ジノヴァ再びアタック超界放ロンゴミ破壊→2点ボイドで勝ち。予選抜けが確定しました。

予選5ー1 2位通過

ジャンケン2ー4


決勝トーナメント 40分2本先取

1回戦 イザ⭕⭕

1本目ジャンケン負け後攻。お相手シーカースタート。こちら本日3度目のアポローンペルディータ。きっちりアポローンにコアが乗り、ペルディータアタックアポローン神技でシーカー消してドローしつつ1点。

お相手ジュモクマシラやシナツヒコでコアブするもイザは引けてない様子。こちらはタルボス魔ゐノヴァドローと順調に展開。この時点でハンドに氷刃とアレックスがセットできていたため、負ける要素がありませんでした。

お相手先3くらいでイザ配置。先4で攻めてくるも氷刃でアタッカーをバウンスしてアレックス。返しのターンでジノヴァぶん投げて超界放→ガニメデ乗って勝ち。

2本目お相手シーカー3回投げるも引けずダノヴァ滅解放、次のターンジノヴァ超界放で勝ち。

ストレート勝ちで準決勝へ


準決勝 超星ミラー❌⭕❌

1本目、お相手のコーディリア回収が見えたため、アレックスを掘ろうとノヴァドローを連発するも掘れず。コアは溜まっていたのでダノヴァ2体とジノヴァを並べてジノヴァ超界放→タルボスから再び超界放。しかしお相手のダノヴァにジノヴァが乗ってしまい耐えられ、返しのターンでジノヴァ2体並んで負け。

2本目、なんとか巻き返すことに成功し、今度はジノヴァ超界放→ガニメデの動きを通して1ターンで5点。勝ち。

3本目、お相手先3でコーディリアを召喚、そのままジノヴァが乗って超界放→ガニメデからジノヴァ出されて超界放。こっちにはソウルコア1個とそれを乗せたタルボスしかいません負け。

最終結果 ベスト4


対面表 

VSアルパラ 基本有利

重要カード

・ダノヴァX

・アレックス

警戒すべきカード

・青の世界

・クロノドラゴン

・ジークフリード魁

6:4~7:3で有利を取れる対面です。

アルパラには耐性貫通できるカードがなく、ダノヴァを突破できません。唯一ダノヴァが立っていても勝ち筋を作れるのがジークフリード魁とクロノドラゴン。この2枚さえ頭に入れてケアしておけば基本勝てると思います。

クロノドラゴンの処理方法は

①タルボスでチャンプブロック

②表面にダノヴァの滅界放をあて、裏面のクロノバースをダノヴァでブロック

のどちらかとなります。魔ゐの神技は青の世界やボンシャスワテで封じられてしまうのでソウルクランチを採用するとかなりクロノへの対応が楽になります。

ジークフリード魁のケア方法は単純で、タルボスペルディータを安易に残さない、ダノヴァはLv3で立てる、の2つです。5点ワンパンチさえされなければアレックスなり氷刃提示なりでターンは返ってきます。

アルパラにはキンコマが開けず、ビャクガロウにハンドを削られるのでハンドリソースの管理がかなり重要となります。手札に来た2枚目以降の創界神は安易に配置せず、ビャクガロウの効果を見越してキープしておく等の工夫をしましょう。キンコマは開けませんが、アレックスはクロノドラゴン以外アルパラ側がケアする手段がないので1ターン耐えられます。キンコマはハンドに抱え、アレックスは優先的に伏せましょう。

シーカーのサーチ優先順位は絆弾>ノヴァドロー>ダノヴァX>ジノヴァXです。ボンシャスワテ下で神託できるのが絆弾だけなので、相手は絆弾を最優先で破壊してきます。その返しのターンで再び絆弾を配置すれば再度神託でデッキを掘り進めることができます。安易な絆弾2枚配置は絶対にやめましょう。

逆にアルパラ側の超星対策としてはブルーフィールドの採用があげられます。ブルーフィールドがあれば創界神全てのシンボルがなくなるため、超星側は軽減確保のためにタルボスペルディータを残さねばならず、魁でワンパンできる可能性が高まります。アルパラを握っている方は決して超星を侮らず、ブルーフィールドをきちんと積みましょう。ドロソなので腐りませんし、イザにも多少刺さります。

VSイザイザ 有利

重要カード

・ノヴァドロー

・キングスコマンド

・氷刃血解

相当有利な対面です。イザにはジノヴァXの超界放を防ぐ手段がなく、ジノヴァX+ガニメデ+絆弾でほぼ負けが確定します。また、創界神を破壊する手段もないため、複数シンボルがずっと残り続けます。挙げ句超星にはノヴァドローというゼロカウンターがあり、イザイザの神技及び反魂ノ黄泉路、ライウンシシの蘇生効果がほぼ意味をなしません。一応イザ側もライウンシシやオオヤシマをLv2やLv3(BP10000を超えるように)で引っ張ってくることで対策可能ではありますが、ノヴァドローが相当キツイことに変わりはありません。

イザイザと戦う際はドローをキンコマに任せ、ノヴァドローは必ず1枚抱えるようにしましょう。ジノヴァ、ガニメデが揃い、魔ゐ、絆弾にコアが溜まったらそのまま投げて勝ちです。

逆にイザイザ側の勝ち筋は、超星が事故る(神が来ない、ノヴァドロー氷刃キンコマが全て落ちる等)、超星が致命的なプレミを3つくらいやらかす、先1イザからのブン回り、くらいしかありません。

VS紫起幻 微有利

警戒すべきカード

・アンジィ

・陰陽童

・デスタメント

普通に有利じゃね?と思いきやそうでもありません。紫起幻には神のシンボルを消すアンジィと神へのメインステップ中の神託を停止する陰陽童が入っており、これらをセットで置かれると相当厳しいです。またデスタメントという耐性貫通カードもあり、油断しているとあっさり負けます。

超星側の戦い方としては、絶対にダノヴァに4コア置かないこと。厳密に言うと3コア以上置かないこと。デスタメントで破壊されます。

しかし逆に言えば、陰陽とアンジィをセットで引けない限り紫起幻側は超星にブンブン動かれて超界放でボコられるので、相手の引きによる部分も大きいです。

紫起幻はプレイと構築次第ではどんなデッキ相手でも勝ちを狙えるすごいデッキなので、使いこなせる方は本当に尊敬します。


VS機竜 微不利

重要カード

・アレックス

・ペルディータ

・絆弾

創界神がガシガシ壊されるのでキツイ相手ですが勝てない相手ではありません。

安易に創界神を貼るとウンダー&ロケッドラにガンガンドローされてしまうので、軽減はタルボスペルディータで確保します。リバックスを素出しして疲労させてコアブできると尚良し。この際、アレックスはLv2でターンを返しましょう。レーザーボレーセットでアレックスが破壊されなくなります。

今の機竜はウンダー3投がテンプレとなったおかげでドラグノーチラスが採用されておらず、耐性貫通はヴェルトラオムに頼っています。ラオムが出てくる前に1枚だけ創界神を貼ってダノヴァで滅界放をしておきたいところ。

滅界放でコアが溜まったら、ハンドに抱えたペルディータから1ターンで複数枚神を配置しジノヴァXを素投げして攻め込みます。

正直機竜対面は機竜と戦う側がプレイングをわかっているかどうかで決まると思っています。ネクサスは安易に配置せず、ハンドに抱える。リーサルターンで一気に配置して攻め込む。これがわかっていれば勝ちを拾えるはずです。


まとめ

皆さんここまで長々とお付き合いくださり誠にありがとうございました。

今回超星という思い入れのあるデッキでベスト4まで来れたこと、本当に嬉しく思います。

新制限後環境は超星が強いと僕はスペースなどでずっと言っていたのですが、今回それをきっちりと実力と結果で証明できてよかったです!

超星は本当に足場が固く、あり得ないほど安定感のある非公認向きのデッキなので、今後ロードドラゴン零みたいな耐性貫通しながら起幻ない創界神も纏めて破壊するバグカードが出ない限り環境に居続けると思われます。ノヴァドローで縦引きできるため、防御札も幅広く環境に応じて採用できるのも良いところです。

今回僕はジークフリード魁を潰すためにマグネティックフレイムを採りましたが、あまり使いませんでした。逆に採用を見送ったソウルクランチはイザのオオヤマツミを処理できるので欲しい場面が多かったです。

また、同じ超星デッキでもスピッツアーを採用していない構築だとガニメデ煌臨時にファラオムで止まってしまったり、逆にスピッツアーが採用されている構築にはファラオムが腐ったりと、超星デッキ同士でメタが回っています。

この構築が正しいという正解は絶対にないので皆さんも自分の周りの環境に応じて調整してみてください。

最後になりますが、大会を運営してくださったこゆるんさんとマシューさん、対戦してくださった皆様、本当にありがとうございました!2022年最初の非公認最高のスタートを切れました。今年も1年頑張ります!

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