🍮2014マスターズについて🍮

 はじめまして。プリン🍮と申します🙇
この度は私がハマっているゲートボール通称“2014マスターズ”について書いていきたいと思います。

・ルール

⒈総合ルールは現在と同じものを使用

 

⒉使えるカードは2014年12月31日までに登場したもの(DMR15「双剣オウギンガ」まで)

 

⒊殿堂レギュレーションは2014年5月24日付のものを使用



 
これだけ。


あとはガイギンガや刃鬼で当時を懐かしむも良し、現代ではパワーで置いていかれてしまったファンデッキを使うも良し、ギフトやヒラメキで変なデッキを作るも良し、と色々な楽しみ方が出来ます。
※後程なぜこのルールなのか説明します。

ルールについての例
・〈魂の大番長「四つ牙」〉の能力で多色カードがマナゾーンに置かれたらアンタップせずにそのまま。
・バルカディア退化が可能。
・シールドをブレイクする際は1枚ずつではなく同時にブレイクする。
等。

直近の殿堂施行

新たに殿堂入りしたカードたちは

《勝利宣言 鬼丸「覇」》
《疾封怒闘 キューブリック》
《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》
《予言者ローラン》
《デビル・ドレーン》
《陰陽の舞》

これにより前環境で活躍していた「シューゲイザーワンショット」「ヒラメキスネーク」が大幅に弱体化し、ほぼ構築不能に。
〈疾封怒闘キューブリック〉を失った事で「墓地ソース」は少し弱体化してしまったが〈暴走龍5000GT〉、〈百万超邪クロスファイア〉のカードパワーの高さは健在の為、環境には残留した。

〈勝利宣言鬼丸「覇」〉の殿堂は多くのプレイヤーが望んでいたので納得の結果であった。
E2〜E3期にデュエマから離れていたプレイヤーはこのカードが原因な方が殆どである。

後は実際に筆者達が使っているデッキのリストや当時の環境山のリストを掲載していきます↓

DS期を象徴する山の1つ。
〈解体人形ジェニー〉や〈腐敗無頼トリプルマウス〉によるハンデス
〈勝利のリュウセイ・カイザー〉のタップ能力で妨害することで安定して〈熱血星龍ガイギンガ〉を龍解させる事が出来るのが強み。
また、〈龍覇グレンモルト〉を引けていなくても〈超次元ガイアールホール〉から〈時空の喧嘩屋キル〉+〈勝利のリュウセイ・カイザー〉通称“キルリュウセイ”をする事で当時のメジャーSトリガー〈ドンドン吸い込むナウ〉をケアしながら殴り勝つ事も出来る。

プレイのワンポイントとして〈龍覇グレンモルト〉を着地させる前のターンにバトルゾーンにいる小型クリーチャーで刻むか考えることが重要。
理由としては

・相手の盾が5枚だとリーサルが組めない場合が多い。
・今の内に踏んでおきたいSトリガーをあえて踏む
例〈調和と繁栄の罠〉〈アポカリプス・デイ〉〈魔狼月下城の咆哮〉

ザビクローナスマーチキリンの山。
2009年から2014年の間環境に居座り続けた化物。
当時の大会で勝つためにはこのデッキを意識する必要がありコントロール山の殆どに〈ノーブル・エンフォーサー〉が積まれていた。

使い手の練度次第でどの山とも渡り合えるので愛用している古参プレイヤーが多いイメージがある。
ミラーが詰将棋みたいで面白い。

当時のブルジョアデッキ。
“デュエマは頭脳の格闘技”という名言を産んだ
〈ホーガン・ブラスター〉〈ミラクルとミステリーの扉〉が4枚積めないためE２環境程の理不尽さは無いが〈ミステリー・キューブ〉から出てくる〈偽りの名ヴィルヘルム〉や〈光神龍スペル・デルフィン〉は理不尽の極み。
〈ミステリー・キューブ〉から〈偽りの名ヴィルヘルム〉が出てくる現象を当時のプレイヤーは“超次元ヴィルヘルム・ホール”と呼んでいたとか。

令和の時代でも根強い人気を誇る山。
対速攻には〈ノーブルエンフォーサー〉で蓋をし、対コントロールには圧倒的リソース差で優位にゲームを進めることが出来る。
マナを伸ばして〈「必勝」の頂カイザー刃鬼〉を叩きつけて勝つデッキと思われがちだがそれは勝ちパターンの１つで、最大の強みは〈超次元フェアリー・ホール〉+〈タイタンの大地ジオ・ザ・マン〉や〈魂の大番長「四つ牙」〉等の組み合わせによりリソースが太いこと。
また環境によって形を自在に変えれるカスタム性能の高さもこのデッキが人気の理由かも。
例
単色推し環境だったので“エタトラサイクリカ”のパッケージを取り込んだり黒単やハンデスが流行るとMASを入れて更にリソース確保を太くした。

プレイ難易度も比較的低く、練度が低くても圧倒的カードパワーで勝てたりするので初心者にもオススメ。
当時は組むのにかなりの資金が必要だったが現代だと3000円位で組める。
あの刃鬼が30円の時代なので。

DS期特有のレギュレーション「単色限定構築戦」から派生して生まれた山。
〈爆霊魔タイガニトロ〉によるハンデスがデッキ最大の強み。
速攻に対しても〈魔狼月下城の咆哮〉という最強のSトリガーを踏ませる事である程度の勝率を出せる。
デッキ自体のポテンシャルは相当高いが相手の上から解決や理不尽ムーブに屈する面もしばしば見られる。

次弾のガイネクスト極にて、このデッキは究極完全体となるのですがそれはまた別のお話…

筆者が現在研究中の山。
2→4で〈日曜日の使者メーテル〉を出してターンが帰ってくれば〈スクランブル・タイフーン〉を唱えて〈百万超邪クロスファイア〉+〈天災超邪クロスファイア2nd〉の２体を並べ、一気に攻めきる。
仮に〈日曜日の使者メーテル〉を除去されても〈スクランブルタイフーン〉だけで〈天災超邪クロスファイア2nd〉のG０条件は満たせるのでそれだけでも十分に強い。　
当時だとパワー7000ラインの除去は充実していないので返しのターンに除去されにくいのも強み。

〈終末の時計ザ・クロック〉を受けに採用しているので相手の盾さえ割り切ればクロックを踏ませて勝つ動きも出来る。
今抱えている問題点は緑のカードを採用し難い事。
〈フェアリーシャワー〉は他に良さげなカードが無くて仕方なく積んでいる感じ。
※何かいいアイディアがある方はDMかコメントくれると助かります🙇

一般的な墓地ソース。
2013年に誕生し現代デュエマでも形を変えて環境に残っている。
当時の墓地ソースはどちらかというと〈金属器の精獣カーリ・ガネージャー〉でハンドを整えなが殴り、体勢が整ったら〈百万超邪クロスファイア〉や〈暴走龍5000GT〉を投げつけるのが主な動きだった。
後はピン投で〈アクア・スーパーエメラル〉や数枚枠を割いて〈停滞の影タイム・トリッパー〉、〈超次元リバイヴ・ホール〉、〈地獄門デス・ゲート〉を入れているプレイヤーが結構いた。

DS期に〈龍覇グレンモルト〉と並ぶ位活躍したデッキ。
このデッキの強みは概ね4つ。
・抜群の安定感
・ST封殺で安全なフィニッシュ
・パゴスが立つと硬い
・パクリオでなんでも誤魔化せる
〈邪帝遺跡ボアロパゴス〉はS・トリガー、S・バッグ、ニンジャストライクにも反応するので〈天真妖精オチャッピィ〉や〈光牙忍ハヤブサマル〉を起点にしてカウンターを仕掛ける事が出来る。
〈パクリオ〉は実質的に相手の手札をゲームから除外出来るのと“相手の次動きを確認する”事が出来るのが強み。

〈邪帝遺跡ボアロパゴス〉を龍解させてしまうと〈鎧亜戦隊ディス・マジシャン〉+〈霞み妖精ジャスミン〉と組み合わせて“コスト5以下のクリーチャーをマナゾーンから好きなだけだす”事が出来るようになり後は盤面を固めて最後は〈無双恐皇ガラムタ〉でSトリガーをケアして殴るだけ。

2014マスターズにおける環境を整備するデッキ。
5Cキューブやコントロール系、変なデッキに対して安定して勝つ事が出来るのが強み。
受けがスカスカなのでグレンモルト系統のデッキや黒緑速攻には不利が付いてしまうが安く組めて戦えるデッキとして長い間使われ続けた。

DS期の象徴〈龍素記号Sｒスペルサイクリカ〉を一番嫌らしく使うデッキ。
〈フェアリー・ライフ〉→〈マナ・クライシス〉→〈焦土と開拓の天変〉→〈龍素記号Srスペルサイクリカ〉で動くと対戦相手がカードを片付けてるのであなたの勝ち。

懐かしの“エクスバジュラ”で相手を虐めることも出るサディスト向けのデッキかも。

本来は2016年に出てきたデッキだったが一緒に2014マスターズを研究している杓文字(@Syamoji_fish)が2014年のカードプールで蘇らせてきた。

※筆者は回し方を全く知らないので何か質問がある方は杓文字のTwitterまでDMしてみてください🙇

2014マスターズはアグロが強いのでこのデッキの立ち位置はかなり良い。
〈新緑の魔方陣〉以外は30円ストレージでも組めるのでループを回してみたい人にはオススメ。

杓文字（@Syamoji_fish）提供。
〈神秘の集う遺跡エウル=ブッカ〉を龍解させると色々されて負ける。
イメンとハンデスとビマナにガン有利が付くので握る価値は十分にある。
初見殺し性能が非常に高いのもこのデッキの強み。
殴ってくるデッキに対しても〈古龍遺跡エウル=ブッカ〉を踏ませてカウンター出来たりするのでゲームにならない訳ではない。
追記
〈トレジャーマップ〉1枚を〈龍覇サソリス〉に変えるのもありらしい。

またしても杓文字（@Syamoji_fish）の山。
〈フェアリーギフト〉が絡まない限りは正直な動きしかして来ないので他のループよりかは使われてて楽な気がする。
筆者はこの前下手に刻んだせいで〈フェアリーギフト〉を絡めて無理やりループされて負けた。
受けが軟らかそうに見えてそこまで柔らかくないという絶妙な枚数の受けが積まれている。

まかろん君（@Makaron1219）の山。

当時の筆者の周りでもハンデスを握るプレイヤーが一定数いたのでデッキ自体の人気がかなり高い。
古参プレイヤー、玄人向けのデッキ。
質問等はまかろん君（@Makaron1219）まで！

2014マスターズのバグ
・2014マスターズルール設計当初は退化の裁定が現行のものではなかった
・バルカディアNEXが何故かE2のカード
この2点から出来てしまったデッキ。
普通に現代の環境デッキともデュエルマスターズが出来る。
一応〈封魔ゴーゴン・シャック〉や〈緊迫の影バインド・シャドウ〉でメタれるがほとんどのデッキは粉砕出来る。
このデッキだけアンフェアが過ぎますがゲームにはなってたのでOKになった。

カミタ(@kamita_amita)から提供。

〈フェアリーギフト〉を2枚重ね掛けすることで4ターン目に〈邪帝類五龍目ドミティウス〉を着地させられる。
シャブ山寄りだがしっかり環境デッキとも渡り合えるポテンシャルがある。
勝利の方程式“ギフトアマテラス転プロドミティウスバベルエクスガラムタ”。

IQが2しかありません。
〈ミステリー・キューブ〉からシャブれ。
〈超天星バルガライゾウ〉から“ＶＡＮ大王ナイン”で相手の尊厳を破壊しろ。
〈嘘と盗みのエンターティナー〉等のメタクリはメンデ→メンデ→鬼丸で捲くれ。

対面拒否の極致みたいなデッキ。
〈オリオティス・ジャッジ〉が無いのでも一度盤面を広げられると対処出来なかったり〈友愛の天秤〉が無いのでコンボパーツを引き込めない事が多くあまり強くは無い印象。
一応組めるので紹介。このデッキを完成させるのはあなたかも知れない。

2014マスターズのルール設定小話

・使えるフォーマットについて

→DMR16の極と真が入ると〈超戦龍覇モルトNEXT〉〈闘将銀河城ハートバーン〉、〈極・龍覇ヘルボロフ〉〈極魔王殿ウェルカム・ヘル〉、〈真・龍覇ヘブンズ・ロージア〉〈真聖教会エンドレス・ヘブン〉、〈界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ〉などでゲーム性が一変してしまう。中でも〈龍素知新〉は様々なアンフェア山を楽に組めるようになってしまう。

DMR15までだと比較的安全、かつ〈制御の翼オリオティス〉と〈龍素記号Xｆクローチェ・フォーコ〉が居るおかげで想定外の変な山を押さえ込みやすくなる。
変な山の駆除はサザン、黒緑速攻、ハンデス系統のデッキがやってくれると想定。

・最新のルール、裁定を使用

→昔の裁定を調べるのが手間なので。これによって新しい山が作れそう。退化の裁定が変わるのは想定外だったけど。

〜最後に〜
最後までご覧頂きありがとうございます🙇
当時の貴方が使っていたデッキはありましたでしょうか？
この記事を読んで少しでも2014マスターズに興味を思って頂けたら幸いです。

私たちのグループはこのレギュレーションの“王者”を見つける為に活動をしています。
当時だとCSが毎週の様に開かれていなかったりSNSが活発に動いていなかったので世間に出ていない最強のデッキがあったのではないかと思えて仕方ありません。

もし、実はこんなデッキもあったよと教えてくれる方がいましたら私のDMまで是非お願いします🙇

PS
もしかしたら杓文字、まかろん、プリン🍮でYouTubeやるかもしれません

まだ活動名も動画方針も決まっていませんが‥