親友Aちゃんに起きた悲劇１

　私はAちゃんと遊ぶ約束をしていた。私とAちゃんは違う中学校で遊ぶのは久しぶりだった。
　1時に私の家の前で待ち合わせをしていた。時間になっても来ないのは小学校の頃から変わっていなかった。なぜなら彼女の行動開始時間は15分後なのだ。普通の人だと5分前や10分前には待ち合わせ場所にいるのだろう。
　ただもうこの友達とは7年の仲なのでそんなことは気にせず彼女と合流し、いつもの駄菓子屋に向かった。

　彼女は『マスター、いつもの。』というアニメのセリフに憧れているらしくおじちゃんにも『いつもの』というのを言いたいが恥ずかしくてできないらしい。ハッこれだからコミュ症は(((お前もやろ

　そのことはおいといて、私たちがいつも駄菓子屋で買うのはカルパスとブタメンというおやつ。めちゃくちゃ体に悪いらしいけど私達にそんなことは関係ない。美味しければいいのだと思いおじちゃんにお湯を入れてもらい外の座るスペースでガツガツと食べた。冬はやっぱりブタメンに限る。

↑こんなやつ。種類豊富だからぜひみんなも食べてみてね〜

　さて本題に入ろう。
　隣でブタメンをハイエナのように食べている友達にある質問をした。
『そっちの中学校、どう？楽しい？』急に友達は食べるのをやめ、ため息をついてこう言った。
　7年間彼女のこんな姿を見るのは初めてで私は心配をした。　　
『いや〜それがさあ、ばれちゃったんだ〜。BL本☆』私の心配を返せ。

そう、彼女は腐女子なのだ。腐女子の意味がわからない人は調べてみてね！
　Aちゃんが言うには『先生にBL本持ってきてるのがバレたらしく三者面談でその本が出されて親にもバレ、気まずくて机の下にしまったのを帰るとき忘れててその次の日、その机に座っている男子が「これ誰のー！！！」ってめちゃ大きい声でBL本持って言っていて、自分じゃないふりをしていた時Aちゃんの友達が「あっそれ！AちゃんのBL本だ！！」と言われてクラスの全員にも腐女子だということがバレた』ということらしい。彼女はもう開き直って仏のような顔になっていた。そして私は過呼吸になるほど泣いて笑った

こんな感じ☟

　私から言えることはただ一つ『強く、、、生きろ､､､､w』