パン屋さんに感謝を伝えたい

パン屋さんに感謝を伝えたい。

夕方、なんとなく寄った近所のパン屋で綺麗に陳列されたパンをじっくり睨んでトーナメント戦を勝ち抜いたスタメンパンを購入、次の日の朝、トースターで軽く温めて食べた。美味すぎて「ウソだ」って言った。

この日からずっとパン屋さんのことが頭の片隅にいつもいる。本当になんとなくの連鎖で生まれた小さいながらも充分すぎる柔らかくて温かい幸せを提供してくれたパン屋さんに、直接「あなたの作ったパンは素晴らしい、きっと私以外の客もそう思っている、本当にありがとうございます」とレジにまた次の日の朝用のパンを置きながら言いたい。

これはパン屋さんに限った話ではなくて、生産者は少なからず"消費者に良い思いをしてもらいたい"という意図を持って日々生産に励んでいる(はず)だが、消費者は生産者自身の想像する2.5倍くらいは生産者に感謝をしていると思う。要するに、作り手の思う以上に私は作り手に感謝をしています。ということです。パン屋さん、おいしいパンをどうもありがとう。パンと引き換えに私からビッグラヴを差し上げます。手紙はなんか重いしちょっと違うと思った。手紙だと一気にマスターベーション感が滲み出てしまう。口頭がいいな。毎日そういうことを自分からすることができたら、かなり幸せになれると思います。

いつか絶対に、勇気が出たら、パン屋さんに感謝を伝えます。

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