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カレーなハンカチ

こんにちは。

カレーの学校10期卒の玉那覇です。
1年ぶりにnoteに書き綴りたいと思います。

さて、今回のテーマは松屋銀座にて5月8日〜14日の間に行われたイベント「カレーなる7日間〜カレーの秘密に迫る〜」に出展したハンカチの製作過程についてです。

そもそも何故ハンカチを作成したかというと、以前カレーのユニフォームとして作製したシャツの付属として布ナプキンを付けていたのですが、これがすこぶる評判が良く「単品で売って欲しい!」って声がちらほら聞こえちゃったからなんです。
おだてるとすぐ木に昇っちゃうタイプの私は俄然やる気を出したというわけです。

コンセプトは

「どうしてもカレーを食べたい昼下がり。
着ていた服は汚したくないお気に入りのシャツ。
そんな時にカレーのハンカチ。
さっと取り出して首元に止めれば、布ナプキンに。」(長っ)

要するに、持ち運びできてカレーを食べる時に便利なハンカチですね。

しかし、作りはじめてみると、これが中々大変。
ハンカチなんて生地を四角に縫うだけで完成だから、楽でいいや!なんて思ってた過去の自分に思いっきり張り手をかましてやりたい。土俵際まで追い詰めたい。

何故こんなにも大変だったか?

仕様にこだわり過ぎた

これ。色々と理由はあれど、この一言につきます。
四角に縫うだけで完成なんてお手軽〜。なんて、思った反面、何か差別化しないと素人が作った布切れになっちゃうなーと思ったわけです。

まず、柄の表現。ハンカチなので、大部分はここのクオリティ次第だと思っていました。
今回はデジタルプリントをメインにしていますが手作りの温もり感を出す為に+αでシルクプリント、生地を二重にする、クロスステッチなど、様々な手法でカレーを表現しています。

さらに、デザインの統一性を持たせる為に、生地で切り替えをいれたのですが、、、、

この三角の縫製難しいっ!今回一緒に製作にあたった元縫製のプロである後輩をもってしてもかなりの難易度との事。

試行錯誤を何日も繰り返しやっとの事で縫製方法を確定したのが平成最後の日。そこから、令和を迎えて1週間。私も後輩も休む事なくハンカチ作業に明け暮れるのでした。

こうして、出来上がったハンカチ達は無事販売に漕ぎ着けることができましたが、改めて物作りの難しさ、楽しさを感じた次第です。

休みを返上してデザインから製作まで付き合ってくれた後輩、アドバイスをくれたゼミの皆様(実現できなくて申し訳ない!)にも感謝。感謝。

しかし不思議なもので、あれだけ大変だった作業も今思うと、もっとアレやっとけば良かった!これもやっとけば良かったな〜!
なんて思ってたりします。
そして、色々な方から次回作のアドバイスも頂きました。多謝。

さあ、来年に向けて何作ろうかな〜!

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