見出し画像

和解を選ばなかった理由


1学年上のGさんと、同級生だったMさんは、顧問の放任と女子キャプテンであるという立場、決め方を悪用して、利益を共有する取り巻きをつくり、校内試合の成績等(両者とも私に負けたにもかかわらず)で示された結果を無視して、選手選考を行っていました。

さらに、MさんとYさんは、顧問が新人教員で剣道未経験であることを利用し、Gさん以上に、露骨ないじめを行いました。
まず、副キャプテンである私を選考に加えず(これはYさんの行動で、2013年春にわかりました)、Yさんが個人戦を怪我という理由で出ない代わりに大将に固定、そして個人戦枠と強く見えるポジションをMさん、そしてNさんに恩売りのために渡したのち、残り物を私に下げ渡すという形をつくりました。
校内のマウントと未来へのアピールで、つまり見栄を張るためだけにそんなことをやっているわけですから、彼女たちの剣道はどんどん弱くなりました。Yさんは怪我という言い訳をつけるかもしれませんが、その前から私に一度も勝てていません。
当然、外部との試合はほぼ全敗です。
選考について知らない私だけ、全勝という極端な状態が半年続いていました。

顧問がまともに機能していないせいで(後年、転任先に証拠と抗議文を送りました)、何をしても自分たちで好きなように決めて出られるわけですから、サボり、いじめ、徒党を組んで、好き放題にしていました。その上、他人の剣道にいちゃもんをつけ、いたぶりつくし、、、その結果、Nさん以外の後輩はすべて辞めました。
※一番手は私です。(他の人たちはあまりにもひどすぎました。)

今思えば、これと同じことが同時期に男子の方でも起こっているわけです。
女子みたいないじめはなかったにしろ、「いじめをやめろ。謝れよ!」なんて言えるわけがありませんよね。
自分たちだって、同じ穴の狢ですから。
それでも、下記のことやドタキャンは止められたはずです。

今も謝らず、責任を取らずに逃げまくる同期と後輩を、心底軽蔑しています。


春になり、Mさんは、顧問が代わってそのやり方が継続できなくなり、惨憺たる実力の自分が試合に出られなくなることと、自分たちより(剣道が)弱いと演出していた私が結果を残してしまうことを恐れました。そして、新しく赴任した顧問に、私がいないところで「怪我をしている」という讒言を行い、選出外の存在へと貶めました。
そして、私には「後輩が1名選ばれることがJ高校代々の伝統である」と一方的に言って来ました。
後年、顧問ならびに校長先生と事実を照合し、不正行為が明るみになりました。
さらに、Mさんたちは、その事実を、家族や剣友会等の様々な関係性や好悪の感情を利用して、闇に葬ろうと工作していました。

本来、このようなことをしてしまったら、顧問または監督であれば、Mさんの試合出場を辞退させ、キャプテンを辞任させる、もしくは部活から除籍するという措置を取るべきですが、事なかれ主義でそれを曖昧にし、私や部活全体への説明なしで降格にとどめたことがさらなる二次加害のもとになりました。

それでも他の教員であれば、加害者の未来のみに配慮して、お咎めなしで揉み消したと思いますので、その選考方法の如何はともかく、何もしないよりかはマシだったと思っています。


卒業後、Mさんは、私に「世の中には理不尽なことがたくさんある。私もそんな目に遭っている。」とご自身の行った不正行為を棚に上げて開き直りましたが、いかに腐り切っていて、理不尽が罷り通ったとしても、誰もがそれを許しているわけではありません。

どんなことでも、先人は理不尽と闘って、色んなことを変えて来ました。
今ある「当たり前」は、元々当たり前のものではありませんでした。

地獄から救い上げてくださったSさん(@竜父さん)、Hさん、Iさん、Kさん、Tさんに、心から御礼申し上げます。

「もっと早く、このやり方がおかしいと気づいてあげられていたら、君は1年生から順当にレギュラーだった。
元々認める気もないくせに散々こき下ろし、いじめの対象として使い潰し、地獄の苦しみを加える必要なんてなかったはずだ。説明責任も果たさないという、卒業後の態度がすべてを物語っている。
在学中に間に合わず、助けられなくて申し訳ない。」
と、Sさんがおっしゃってくださったこと、、、あの夏、段審査に行ってよかったと心から思います。

話だけでも聞いてくれるかなと期待した人たちは、ご自分の立場のために、加害者の肩を持って潰しに来たので、とても悲しかったけれど、、、その人たちは後年、私の頑張りと人格を殺すことで居場所をつくっているとわかり、残らず縁を切るに至りました。
私にはひとを見る目がありませんでした。
しかし、地獄の苦しみの中で、新たな出会いや剣縁もありました。

私(の剣道)を認め、存在を殺さないでくださり、被された冤罪を晴らし、ともに闘ってくださって、本当にありがとうございました。

(学校名・個人名を伏せています。)