もんてろソロ「十七色目」


もんてろソロ十七色目は
吉祥寺Planet-K企画
「SONG FOR THE PLANET」での
ピアノ弾き語りでした。

そして個人的には「15日ぶり」の
もんてろでもありました!

たかが15日
いやいや・・・
されど15日

会いたかったし、会えてよかったよぉ!

というのも
この期間に体調を崩しまして
まるまる一週間
38度前後の熱を行ったり来たり。
ものすごくしんどい状態へ悪化する事は無かったものの
一週間も熱が続くなんてこと自体
しのぶ史上初めてだったものですから
むしろ
コロナでもインフルでも無く
ゆっくりと体力を奪っていく
得体の知れない「何か」が恐怖でしかなく、
一人暮らしという孤独感も相まって
このままもう
もんてろに会えないのでは・・・

そんな「弱気」を発症。

発熱より何より
それがいちばんつらいし怖わかったのです。

この間にニ本のライブを飛ばしてしまう事に。
(豪徳寺リーフルールの弾き語りは
オーナーの格さんが胃腸炎で緊急入院しイベントそのものが中止に)
バンドでの「全通」が絶たれて以降
「もんてろソロ」だけは絶対に「全通」を叶えるんだ!

自己満足でしかないんだけれど
それがワタシの中での目標であり
日々の発奮材料でもありました。

それも断たれてしまった・・・悔しさ。

てか、ワタシ
ほど
すべての生活のベクトルを
「もんてろ」に全振りしていても
「全通」ってのは
なかなか出来ないものなんですね。
そう考えると
一人で「何役」もこなしながら
ステージ復帰してからの一年五ヶ月。
バンド72本、ソロ17本
すべてのライブを飛ばす事なくやり続けてる
もんてろって
改めて凄いと感心させられるし
「運」で片付けたらたいへん申し訳無いんだけれど
ライブの神様に
ステージの神様に

「守られている人」

選ばれしスペシャルな存在だと
改めて思えてなりません。

もちろん
人一倍な負けず嫌い、
人一倍な責任感が
それを支えているのは間違いないでしょうが、
それだけでは補えきれない
不測の事態もありますからね。

そう考えると
ありとあらゆる面で「強い」
ワタシの最推し
もんてろ!

その「強さ」というか
「好きの威力」を実感したのが
横浜BAISISの配信を見ていた時のこと。

「8度」近い熱で布団にくるまりながら
ライブ開始から配信見ていたのですが

いよいよもんてろの出番になり
もんてろの声を
もんてろの演奏を聴いた
その刹那、
熱が引いていく時に出る体のサイン
「発汗」が始まって
またたくまに熱が下がっていくではありませんか!!
朦朧、ボーーッとする頭からは
霞が消え
途中からは布団に起き上がって
配信を見れる状態に!

そしてこの瞬間から
劇的に症状も緩和していくのです!
解熱剤より何より効いたのが
もんてろの歌
やはり「推し」こそ最強の特効薬

そんなベイシスでの弾き語りのセトリが
コチラ

しあわせ、だ(絶叫する60度)
カウントダウン
僕とぼく
キャスト

そしてもう一本行けなかったライブである
「倉敷」
ここは本当に行きたかった!

コロナ陰性。
感染症では無いとの
ドクターの見立てだったから
行ってしまおうか・・・とも思ったけれど
無理をして行ったところで
喜ばれるどころか
もんてろに心配をかけるだけ。

ここは「忍」の一字あるのみ

ただ・・・「やっと会えるね!」と
再会を約束していた
ワタシが「絶叫界隈」にひきずり込んだ友人
ヨネちゃんと会えなかったのだけが心残り。

とは言え
そのヨネちゃんが
5年3ヶ月ぶりのもんてろを
真底楽しんだ様子で
LINEで知らせてくれた文面に
その日の興奮、嬉しさ
幸せがダダ漏れ

⚪︎覚えててくれた!
⚪︎めっちゃたくさん話せた!
⚪︎めっちゃやさしかった!
⚪︎キャストがホントいい歌!
⚪︎めっちゃ楽しかった!
⚪︎もうすでに会いたい!

などなど・・・。

行けなかった悔しい胸のうちは
そんなヨネちゃんの感想でピーカン状態
ど晴天に!

そうそうそれから
前日にファニコンで配信してくれた
カラオケの様子も嬉しかったしなぁ。

ひとりぼっちで
体調の不安と闘ってたから
何よりの元気づけになったもん!

ホント、ありがとうね!

そんな倉敷のセトリはコチラ

カウントダウン
あの花
キャスト
ぬりえ

そんなこんなで
体調も回復して迎えることが出来たこの日。
会いたくて会いたくて
たまらなかったこの日

初めて弾き語りのステージに立った
(全編ピアノ弾き語りで)
10ヶ月ぶりのプラケーで
11回目となった弾き語り。

「初心」忘るべからずで
あの日と同じ衣装でステージに立った
もんてろ

「緊張は相変わらず」と言うもんてろ
しかし、
あの頃とは格段に進歩した弾き語りを見せてくれたこの日。

「見せる」と言ったら
この日のセッティング(見せ方)は斬新(笑)で、フロアに対して垂直。
いわゆる「横向き」でステージに臨んだもんてろ。

「どうして横を向いてるの?」とライブ途中にフロアから率直な疑問の声が上がると
その理由を丁寧に説明した
もんてろ

まだ弾き語りを始めたばかりな点
モニターの返りなど
このスタイルにした理由を説明。
特にフロアに正対すると
背の低い自分だと譜面台で顔が隠れてしまう事を懸念
実際に以前のライブで
「顔が見れなかった」と
残念そうな表情を浮かべるファンを見たばかり。

それを踏まえてのこの日のスタイルだったのです。

とは言え
下手側の人は
もんてろの背中しか見えないカタチになってしまい、ちょっとこのスタイルは
大胆過ぎたかもしれませんね。
やはり
歌っている時の表情、視線・・・
それらを見たいですもんね。

ただこうして
試行錯誤を繰り返しながら
最善を模索しているのも事実であって
いずれ最高な形を見つけてくれる事でしょう!

この日はトリ前を任された
もんてろ

香川一史、のうじょうりえ、ツッキー

次から次へと登場する
エグいほどのうたうたい。
圧倒的なパフォーマンスで
それぞれが
それぞれの色に染めた
そんなバトンを受けての大事なトリ前です

プレッシャーはこれでもがというほど
のしかかる場面ですし
この弾き語りの猛者たちに比べれると
自身の演奏レベルは・・・まだまだ。

ワタシ自身に置き換えては
失礼というものだけれど
ワタシだったら重圧に押し潰されてしまう
そんなシチュエーションです。

しかし、しかしだがしかしです!!

ここで
自分を見失わないところが
もんてろの凄いところ

「キャスト」の唄い出し

緊張を感じさせる声の震え
そこに重なったミスタッチ。
頭が完全に真っ白になってもおかしくない場面でしたが、
そのミスタッチでむしろ
吹っ切れたと言いましょうか
そこから声の質が明らかに変わって
不安の色を見事に打ち消してしまうところに見た
もんてろの凄み!

奏でる音色の強弱
もんてろが伝えたい想いのニュアンスが
時にやさしい丸みを帯びた粒になり
時に激しく躍動感のある音となって
心に響いてきます

指を立て、指を寝かせ
弾き方一つで変わる音

引き寄せられるように手元に目がいくと
繊細な指先で光るイエローのネイル

一音一句
大切に紡ぐその唄い方に
歌詞が情景となって心に映し出されます。

巧みなMCから曲への流れ。
そのMCには
全国へ旅する機会が増えた事で
エピソードトークが加わり
より歌詞に込められた想いを浮かび上がらせるのです!

絶叫する60度の時に尖りまくっていた自分
それは
不器用な性格で素直に気持ちを表せない事の
裏返し
"やさしい部分"が照れ臭く
上手く表現出来なかったが故の"尖り"
先日の岡山で
あの日以来(※)の再会を果たしたみんなが
口を揃えて
「もんてろがすごいやさしい」
そんな感想を聞くに至った話しを披露してくれます

(※ 絶叫する60度のラストライブ、2019/9/2 Zepp名古屋)

「私は最初からやさしいぞ」と
苦い笑みを添えたもんてろ

ただそんな"本当の"部分を出せなかった
表現出来なかったのが

「あの頃」

とは言え・・・
あのキャラがあったからこそ
絶叫は成り立っていたし
あの熱狂を生んでいた事も理解している
と、もんてろは語ったのです。

華やかに見えるその裏にあった
葛藤やジレンマ

三年の「休符」を経て
そんなあの日々に
あの時の自分に向けて書いた

「あの花」

もんてろの想いが
これまで以上にはっきり、強く
心を熱くさせるのです。

あの日(あの花)があったから
今のもんてろがある

あの頃と違い(少しは)素直に
表現出来るようになったもんてろ

ありのまま
本当の自分
本当の姿で
ステージに立っているもんてろ

あの頃も今も
どちらも「もんてろ」
どちらも好きだけど
弱さを認め
本当の強さを知り
常に感謝を忘れない
今のもんてろは本当に
本当にカッコいい!

繊細な中にも
強さを感じさせるようになってきた
もんてろの弾き語り

キャストからあの花の
流れ(ストーリー)で作った
やさしくあたたかい空気。

するとその色を
突然変えるかのように
悪戯な笑みを含んで

「私は人妻です!」
「一児の母です!」と叫んだもんてろ。

これは
トッパーの香川くんが
「僕は独身です!」と叫んだ事をきっかけに
出来た流れを受けてのこと。

(ライブというのは"その日だけのもの"そういった所がこういう所にも表れますよね)

パチパチパチと上がる拍手と笑い声

場を和ませたところで
「イッツア・もんてろワールド」の開園です!

コール&レスポンスが出来る曲って
「いいよね!」
なので新曲を持ってきました!と
からだを捻りフロア全部に視線を送りながら
宣言します!

ほのかな含み笑いを携えて。

この笑みが
もんてろが「何か」おもしろい事を
やらんとしている時に浮かべるものだと
よーく承知しているワタシ。

何かが来るぞ!(笑)
何が来るんだろ?

すると
「新曲というのは【アイアイ】です!」と
もんてろ

そう!
「おかあさんといっしょ」でよく耳にした
うたのお兄さん、お姉さんが歌っていた
童謡のそれ。

「一児の母」
もんてろらしい選曲であり
もんてろらしい遊び心。

弾き語りの練習を始めると
ちっちゃな怪獣が
「ママ、私もピアノ!」と絡んでくるという
愛しく微笑ましい
エピソードが添えられた「アイアイ」

そしてみんなで声を合わせて完成させた
アイアイのコール&レスポンス!

ここでひとつ補足を。

この「アイアイ」への伏線は
ファニコンでのカラオケ配信にありまして
みんなのリクエストに応えながら歌った
数ある曲の中の一つだったのです!
キーがピッタリで歌いやくす
そして楽しく
べらぼうに上手いと大好評!

もんてろと言えば「がなり」ですが
実はこういう綺麗な発声の歌が
ドンピシャで合っていたりもするのです!

「これ、オハコにしよっかなぁ」と
言っていたもんてろ。
早速、この弾き語りに応用してくるところが
また、もんてろらしいのです。

てか、
ファニコンというプラットフォームは
ファンにとっては
この上なき有難いものですね!
もんてろもこれから
様々な企画を考えているとの事なので
ホント【もんちぃらんど】は超絶オススメです!

https://twitter.com/18montero18/status/1777131760138195454?s=46&t=XeV_92kp6ks5XVMmaax2aA

そして何と言ってもこの日は
【カウントダウン】への導入MCで
もんてろの「愛」を感じたワタシは胸熱状態に。

元気そうにしていた人が
急に入院していた事をSNSで知ったりだとか
身近な人だと
"ここにいる金髪のど派手な人が体調を崩したりだとか・・・"
自分自身も若かった頃と比べて
疲れやすくなったりだとか・・・。
だからこそライブが出来ている
当たり前じゃ無い日々。
みんなとこうして大きい声で
「アイアイ」を歌ったりもそう。
今でしか出来ない事
好きな事が出来ている事って
本当に幸せなこと。
弾き語りに挑戦し
仲間の後押しや出演の声をいただく縁で
もたらされる機会で
自分自身の経験、
アーティストとしての表現の幅を広げる事ができる
貴重な場なので
この日、対バンしてくださったみなさんに比べ
まだまだ自信もクオリティも全然足りない身ではありますが、
こうしてありのままの自分を見てもらう事の
有り難さ
大切さ
幸せを感じつつ
最後まで全力でやらせていただきます!

穏やかなトーン
ゆっくり大切に言葉を選ぶ語り口に
もんてろの真摯な想いが溢れていました。

そしてワタシ自身も
一週間の闘病で
「カウントダウン」の歌詞が改めて胸に響き
「一本」たりとてもんてろのライブを無駄には出来ない!と
心に強く思ったもんてろ11回目の弾き語り。

本格的に弾き語りに挑んだ
「はじめの一歩」な場所「Planet-K」で
成長した姿を見せてくれたもんてろ

これからも
もんてろの音楽人生
「THIS IS MY LIFE」を
「ぬりえ」の如く塗り重ねて行くその様を
ずっと見守っていきたい!

その思いが叶うのなら
他の大部分の事なんていりません。
だからその思いだけはどうか!!
そう強く願った
15日ぶりの推しの笑顔

それこそワタシの

【THIS IS MY LIFE】

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