あんた何かライブ参戦記18 〜変わった魁と変えたもんてろ〜

もっと肩の力を抜いて楽しんだらいいのに!

前回(5/4Adm)のライブでそう言われた気がした
ホントに・・・その通りだ!
身に覚えしかなかった。

もしかしたらこのブログ自体
「力み」の一因なのかもしれない・・・。
なぜなら
文章を書き公開(読んでもらう)するっていうのは
その根本に、他者を動かしたい!って
思いが潜んでいる。
すなわち、「力の行使」に変わらない。
そこに気付いた時に、ゾワッとした。

だから、書くことを一旦やめてみることにした。

ライブから1週間が経とうとしている。
その間、ずっとモヤっとしていたが、その思いは閉じ込めようと努力した。

しかし・・・限界だ!

書かないことでストレスが溜まり
このところ気分が底に沈んでいる。
改めて気づく
ワタシにとってのこのブログの意味。

書くことによって心が保たれていたことに。

エゴを満たしているのは分かっている。
だが、やはり書きたい!!

となれば
大義名分を持ち出す荒技を行使する。
【記録として残す事が大事】
そのためにも書く!

ただ、肝に銘ずること!

人は押し過ぎたら倒れるし
引き過ぎても倒れてしまう。

いちばん大切なのは
最適な加減で押す(推す)距離感。

あんた何か18本目のライブは
下北沢251企画でした!

これはガールズイベントという位置づけで
構わないのだろうか。
歌田真紀、IRIS MONDO、Bray me
はじめましての多い対バンの中て
ひときわ光るバンド名

【ALLiCA】

ALLiCAの【魁】
あんた何かの【もんてろ】

言わずもがなの二人のあいだがら。

ALLiCAとの対バンは
掛け値なしにエモい!

とは言えそこに
絶叫する60度の影を感じることは今はもう
ほとんど無い!
なぜなら
物語りの続きが今の「カタチ」である事の方が
絶叫する60度の再始動という「カタチ」より
何倍も奇跡だからだ!

二人がそれぞれにバンドを持ち
それぞれがこの上なく楽しそうで
認め合い、支え合いながら
「対バン」同士として同じステージで共演し合う。
これが奇跡じゃなく
何が奇跡というのか!

未だに「絶」の亡霊を祓えずにいる人は
勇気を出して
二人の「今」を見るべきだ!
それこそ憑き物が落ちたように
肩が
心が
軽くなるはずた!

久しぶりに見る魁の
ALLiCAのライブは圧倒的だった!

コロナ禍も歩みを止めずに進み続けた
【魁】は本当に強くなった。
音楽的にも
人間的にも
それはステージを見れば一目瞭然だ。

「もんてろが変わった!」
そんな言葉を良く耳にするが、
いやいやいや
本当に変わったのは
いちばん変わったのは
何を隠そう魁ちゃんだ!

むしろ
もんてろは変わっていない。

「変わっていない」と言い切ったら語弊があるが
「変えた」のは見せ方だけ。
根っこの部分は変わっていない。

みんなももう
気付いているはずた。
絶叫する60度のもんてろが
無理して
背伸びして
頑張って尖っていたことを!

あのアイマスクは
まさしくもんてろが変身を遂げるための
アイテム。

しかし、
この3年あまりで
もんてろしか出来ない経験を踏み
さまざまな障壁を乗り越え
本物の強さが「何たる」かを知ったもんてろに
もう変身アイテムたるマスクは必要ない。

ありのまま
素顔のままで
ステージに立つもんてろ。
溢れる感謝と
再びステージからの景色を見て
ようやく
心の深いところから湧き上がってくる
しあわせ。

ゆえに
復帰後のもんてろのライブは
やさしさが先行した。

「あの日々」と比べ
それを物足りないと感じた人がいたことは確かだ。

新しいことを始めたばかりなのに・・・
何でもっと
長い目で見てあげられないのだろう?
ワタシは憤りさえ覚えた。

ライブを重ね、経験を積む道のりでの
再会
見送り
出会いが
もんてろの意識、想いを強めていく。

確たる目標が
もんてろの中に芽生えはじめていく・・・。
この頃からだろう
明らかにもんてろのライブが変わった。

【もんてろがもんてろになっとったね】

この日のライブ後に
魁ちゃんから聞いた言葉だ。

魁ちゃんの目に映ったもんてろは
あの激しく熱い
最強のライブパフォーマーたるもんてろ。
それでいて
「やさしくなったし」
何より
「楽しそうだし」と
嬉しそうに続けた魁ちゃん。

魁ともんてろ

「元相方」

いや、
心の中では今も「相方」だ。
むしろ
分かり合えた今のほうが
よりその存在、価値を
愛おしく思っているように見える。

最強、最良の理解者だ!

コロナ禍も止まらずに
音楽に心血を注いだ魁のライブは
圧倒的だった。

それを見て気負うもんてろは
もういない 

魁のようにはできない

自分の置かれた位置
足元をしっかり見つめ
潔くそれを認めている。
そして、
ならば私にしか出来ないこと
私にしか出来ない音楽へのアプローチ

追求型の魁に対して
マルチな才を駆使してライブへアプローチするもんてろは心底楽しそうだし
このスタイルこそ
もんてろの魅力を最大限に引き出すに
ドンズバだと思える。

柔軟な発想
多角的なフォーカス
人が思いつかない切り口が
ライブシーンに新風を吹き込むであろう
「予感」で
ゾクゾクさせられるのだ。

実際、
つい最近(5月12日)には
【何フェス】という素晴らしき試みが発表された。

実は
生誕へ向けて話し合いの
「グループ」を立ち上げた矢先の発表だったので

『そう来たか!』と
お祝いムードのボクらの思考が一瞬
フリーズしてしまう事にもなるのだが、
これこそ
もんてろらしき
発想、視点
集めたメンバーを見ても
もんてろの想い、野望
思い描く未来が垣間見え
戸惑いはすぐに嬉しさへと変わった。

さて、
この日のライブに臨んだワタシはと言うと
先日の反省から初心に返って
もんてろに
ステージだけに
まっすぐ気持ちをぶつけた。

楽しかった!

「あれでいいんだよ」

ライブ後
もんてろがとてもやさしい口調で
そう言ってくれた。

まっすぐに
向き合って気付いたことがある。
今の「あんた何か」に足りないこと。
いや、
「足りない」という言い方は違うな。
あったら尚いいと言う部分。

それは、
思わずシンガロンして
「気持ちいい!」と思える楽曲が欲しい!!

熱く (あんたらしく、キャストなど)
楽しく (パーティーナイト、初でもなど)
そして
胸を打つ (カウントダウン、君へなど)
という三拍子は満たしている。

なので
それでも十分ちゃ十分だ。
けど、まだ行ける!
もう一つ開けれる扉がある!!

それが
心を一つにするシンガロン曲

気持ちいぃ〜!の

ALLiCAには
あるんだよね、これが!
てか、
ALLiCAってエグいほど曲が強いのよ。

この日は
ALLiCAの直後だったから
余計にそれが、「欲しい!」と
感じたんだよね。

てか、
ワタシが感じてるってことは
間違いなく
もんてろ自身が感じたはず。

焦らず待とう!

間違いなく「その扉」も
もんてろなら開けてくれるから。

最後にもう一度
軌道修正してくれたもんてろの指摘に
心から感謝。
そして、
その後のフォロー、心遣い。
この日のやさしい言葉。

ホント、だいすきだ!!


「変わった」魁と
「変えた」もんてろ
二人の物語、
あんた何かとALLiCAのいる
ライブシーンは

これからがおもしろい!

     (photo:はせがわかすみ)


▪️できごと▪️

・意外にも下北沢251に出るのは初めて
・コロナ禍に慣れきったフロア

この線は関係ないからね!と出てくるなり
足元の荷物をどかしながらみんなを前へ促した魁ちゃん


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