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【ブルーアーカイブ】美食研究会が食べる料理ってどんな味?なまこソーダは?実際に作ってみました!!


「完全な水晶埴輪」の色違い、HERO大好きです。 

皆さん「ブルーアーカイブ」というゲームはご存じでしょうか?

ブルーアーカイブ、通称ブルアカはYoster運営による多数の学園が集う学園都市・キヴォトスで巻き起こる物語にプレイヤーが「先生」となってその世界に入っていく学園RPG。サービス2周年を迎え、その物語やキャラクターは多くのプレイヤーこと先生を魅了し、今現在人気を集めるゲームでかなり勢いのある作品です。

さて、その中に登場する生徒はどの生徒も魅力的ですが特に私は「美食研究会」という面々が大好きです。

ゲーム内2周年カウントダウンでも登場。これが美食研究会だ!

その名の通り、劇中でも食べ物に絡む話だと関わる機会が多く、時には爆破などの行動を起こすためにトラブルメーカー的な存在としてストーリーでも中々の存在感を放っています。

しかし私はそんな彼女たちが出てくるストーリーを読んでいて気になりました。

「これってどんな味がするんだ?」


そう、独自の世界観で出てくる料理は時に味の想像がつかないものも出てきます。これは実際に作って確かめてみるしかない……!

というわけで今回は美食研究会が出てくるストーリーを読んで気になった料理を再現しようと思います。




さあ、準備はよろしくって!?



※これから先、各メンバーの絆ストーリーのネタバレを含みます。


絆ストーリー

まず最初の絆ストーリーはゲーム内で各生徒との親愛度をあげる読むことのできるストーリー。
基本的にはその生徒と一対一で話が進み、関係を深めていく話になっています。

ハルナ

まず最初は美食研究会会長のハルナからスタートします。

1話目で出てくるのは「コッコーヴァン」
レシピこそ鶏肉と炒めた材料をワインで煮込むものなので簡単ですが、彼女たちは学生。当然アルコールは購入できません。

その為、劇中ではぶどうジュースにエタノールを使って料理をしようとします。因みにこの後爆発します。

安全のために私は普通にワインで作りました。私は大人なので。
※参考にしたレシピ


という訳で出来ました。
鶏肉のワイン煮込み、という事で味は想像していた通りでしたが鶏肉は柔らかく、また作ってみたいと思える料理でした。

続いて2話目で出てくるのは1個100円のカップラーメン。
ですが、ただカップラーメンを作るのではなく

深夜に伝統的な茶室で、

職人手作りの焼き物で火山帯の地下水を沸かし使います。
他にも様々な道具を使いますが全てをこの通りにするのは難しい…。


……ですが、せめて水くらいはこだわりたい……!





というわけで、

熊本県阿蘇市に来ました。
何故?と思うかもしれませんが、

熊本市では地下水が水道水に使われていたりと水に関してはかなり高水準の場所であり、

サントリーから出ているミネラルウォーターとしてラインナップされていまして美味しい水といえばここでしょう!


……ですが、先ほど写真にあげた道の駅阿蘇にはサントリーの阿蘇の天然水が売られており、これだったらコンビニでもいいじゃねえかとなりました。

さてどうする…?と思い調べてみると南阿蘇村という場所には水源があり、料金を払うと水をくむことが出来るというのです。


という訳で水源に来ました。

元気に湧いています

水源に近づくとこうして勢いよく水が流れていて水源そのものに対しても期待が膨らみます。

そしてここが水源です!

静かに、しかし元気に湧き出しています


こうして無事に阿蘇の水を入手しました!
さあこの水でカップラーメンを作ります!!!!



ストーリー中の「1個100円」という情報からスーパーで一番価格の近いあっさりタイプのカップヌードルを準備しました。


職人手作りの焼き物ではなく備え付けの電気ポットですが……

これで湯を沸かし注いでいきます。

なお、伝統的な茶室は借りれていませんが畳のある部屋を借りています。

出来ました。

いうほど深夜でもないですが夜遅い時間に食べます。

お味の方はというと……





普通です。

うーんまあ…ちょっとした違いはあるかもしれないんですが…ラーメンの味が強いので水の細かい違いって…何?となってしまいます。


さて絆ストーリーからは以上ですが、ハルナといえば戦闘中に発する「スコヴィル値1000万級の激辛」という印象的な台詞があります。
この「スコヴィル値」というのは唐辛子の辛さを計る単位であり、この数値が1000万ともなるともはや身体に害が及び、死に至るレベルで危険なもの。流石にここまでの物を食べるのは危険でありますが、何かしらの辛い物は食べた方が良いのでは…? そう思いまして、

私の住む福岡で有名な殺人担々麺を食べに来ました。

見た目こそ特段赤くも無く、普通に見えますがこのレンゲに乗ったペーストこそ辛さの正体。これを溶かしていくことで殺人級の辛さになるわけです。
これを一気に全て溶かしていただきます。


スコヴィル値1000万級の激辛ですわ!!!!!








食べた翌日、尻が死にました。



アカリ

さてお次は鰐淵アカリ。彼女が食べるもので特に変なものはないのですが、


特筆すべきはその量。絆ストーリーだけでも10人前のラーメンを2杯食べたり、麻婆豆腐を60人前食べるという大食いっぷりを見せつけます。

これはどんな味だ?という料理こそ出てこなかったのですが、流石に何もアカリ関係の話で食べないのはどうかと思い

メモリアルロビーにもなる回転寿司を選び「量」に挑戦してみます。




なお、アカリは100皿以上は食べていたのですが、

私は15皿行かずにフィニッシュでした。唐揚げや茶わん蒸しがあるのは単純に私が食べたかっただけです。好物は茶わん蒸しです、よろしくお願いいたします。

なおこのために久々に回転寿司に行ったのですが茶わん蒸しとか唐揚げ抜きにしても寿司で100皿くらい食べるのって凄くないですか?

アカリの大食いっぷりの凄さを身をもって体感することとなりました。


ジュンコ

さて続いてはジュンコ。
彼女も決して変なものは食べていませんが、一つ気になるものはありましたのでそちらを食べていきます。

それは2話目で出てきた「舌を騙す料理」。よく言われる「~に○○をあわせると××の味」というものです。

今回のストーリーで実践しているのは、

「プリンと醤油でウニの味」、


アボカドと醤油でマグロの味」「ミカンと醤油でイクラの味」の3つを試します。
こういうのは初めてやってみたのですが確かに「食感」という点ではどれも近い感じがして言われてみると確かにそれを食べてる食感だ、となります。

ですが、プリンやミカン、どちらも咀嚼していると元の素材の甘さを感じはじめてやはり「味」という点ではどこか違う感じでした。


皆は舌を騙すことなく、普通に海鮮を買おう!!


イズミ

さて最後に紹介するメンバーはイズミ。
ゲームの立ち絵でこそ美味しそうにハンバーガーを手にしていますが、


「趣味:ゲテモノ料理を食べること、作ること」の時点で嫌な予感しかしない!!


さて話を見ていくと1話目では

カップラーメンの豚骨味にいちごジャムの組み合わせ。



これは……アカンのでは?



「豚骨ラーメン」「いちごジャム」とそれぞれの物は普通ですがこれが組み合わさるとなると……どうなんでしょうか……。







試してみるしかないですね!!


普通に豚骨味のカップラーメンを作った後に、


いちごジャムをぶち込みます。


辛い系の調味料トッピングしたみたい


さあこれを混ぜて食べていくと……






普通。

イチゴの種からくるぷちっとした食感こそありますが、元々の豚骨ラーメンの味が強くて強くてイチゴジャムの味はマジで消えてしまいます。トッピングの意味とは一体…。


気を取り直して2話目。こちらで出てくるのは行列に並んでまで入手する、

ウナギゼリープリンです。なんだそれ。

調べるとイギリスなどに「ウナギのゼリー寄せ」なる料理はあるようですがそちらは生のウナギ、という事で季節柄入手するのが難しそうなのでここは「ウナギの煮凝り」を作ってやってみたいと思います。


そうして出来たのがこちら。
それぞれ別に作ったプリンとウナギの煮凝りを組み合わせています。色も相まってウナギの煮凝りがカラメルみたいですね(?)。


食べてみるとプリンの甘みとウナギのたれの塩っけのある感じでハーモニーというほどでもない、かといって不味いってわけでもない、なんともいえない感じです。
ストーリー中ではもっと不味そうに食べている描写があったのでこれはもう少しレシピを考えてみる必要がありそうです。


さて3話目。タイトルが「ついつい」という事できっと「美味しそうでついついつまみ食いしちゃう」みたいな可愛い話だと思います。







そんな「ついつい」ある???


猫のおやつの「にゅ~る」を食べさせていて猫が美味しそうに食べていたので…という流れではありますがマジかよ。もはや人間の食べ物ですらないのかよ。


いやしかし流石に猫のエサ食べるのは……ねえ???
こっちにも人間のプライドがあるってもんですよ。








※自己責任で食べています。

肝心の味ですが味付けのうっっっっっすいツナでした。皆さんは気になっても食べないでください。



さてストーリーからは以上ですがイズミと言えばスキル名にもなっている「チーズチョコレートバーガー」もあります。これも再現したいと思います。


チーズバーガーに、

チョコを挟んで

完成です!

味は……まあ確かにチョコの甘さがありますが決して食べられないものではなく一時期の気の迷いで出そうな期間限定っぽい味でした。
気になる人は是非挑戦してみてください。

イズミ(水着)

さてイズミに関してはイベントで配布された、水着衣装もあります。
先程は猫のエサとかありましたが今度はまともだと思います。

1話目は特製ロコモコ丼!夏っぽくて良いですねぇ!と思った矢先、

タバスコジュースとかいうアホの飲み物が出てきます。ふざけんな。


それぞれ材料を準備して、

グラスにタバスコを注ぎ、

ココナッツミルクで割ります。うっすらと赤い飲み物の完成です。


味の方はというとだいぶ薄まってこそいるものの、確実にこちらの気力を削り取ってくる味です。グラスに顔を近づける度に刺激臭が鼻を通るので口以外にもダメージを与えられます。最終的に飲み切るのに1時間近くかかりました。

なお、飲み切った後お腹がポカポカしてトイレとの絆ランクは確かに上がります。


ダメージが続きますが2話目。2話目は夏のグルメを満喫するというお話。
出てくるものは冷やし中華、鰻重とどちらも夏らしいものです。

しかしそこにアレンジとしてピーナッツバターを加えてきます。
因みにこの後、このピーナッツバターを加えるアレンジが話題となり店は大繁盛するというのです。ホンマか?


正直気は進みませんが検証の為、そして美食研を愛する者として確かめねばならないでしょう。

冷やし中華はこの時期流石に売ってないので自作しました。そしてここに、

ピーナッツバターを加えます。

さて、麺と具とピーナッツバターを絡めて早速頂くとしましょう。







味、特に変わらず。


確かに所々ピーナッツバターの甘味こそ感じますが、オーバーにリアクションするような不味さはなく、最後まで美味しく食べられました。
ただ、それぞれが独立した味を主張する、調和した感じではなかったです。タレの段階から混ざっていればまた違うのでしょうか。

続いての鰻重は冬の時期でも買える吉野家の持ち帰りでやっていきます。
まずはいつも通り山椒・七味をかけた後で、

ピーナッツバターを塗ります。

鰻の身だけでは心許ないのでご飯にも混ぜていきます。

さあ……行くぞ!!





……………





あれ?

流石に魚とピーナッツバターなので変な不味さかと思いきや変な甘さがあるわけではなく、むしろタレとの調和で美味しい感じに。これ、マジでアリでは……?


凄いぞ!イズミ!!!
今年の夏は、鰻重とピーナッツバターの組み合わせが来る!





さて最後の3話目。2話目が中々に美味しいアレンジでしたのでこれは3話目にも期待できます。



は?

は???


やってやろうじゃねえかこの野郎!!!!!!!

「豚骨ラーメン味のかき氷」はかき氷を普通に作り、インスタントの豚骨ラーメンのスープ粉末をかけました。なおこのためだけにかき氷機を新しく買いました。

さて、味の方はというと……





つめて~豚骨ラーメンのスープです。


まあそれを目指してたといえばそうなんですが何の面白みもない味です。
なお、これから作るかもしれない方に向けて忠告しておくと早めに食べないと最後は味が濃くなって滅茶苦茶しょっ辛いので塩分過多に気をつけてください。

メロンスープの温玉うどん

「メロンスープの温玉うどん」はかき氷用のメロンシロップとお湯を1:3で割り、それに少し顆粒だしを溶かしてメロンスープにしています。
普段は色どりになるはずのネギも今回ばかりはスープと同化しています。

さて肝心の味ですが、色こそ食べるのにウッとなる色でありましたが滅茶苦茶に甘いという訳でもなく、顆粒だしを溶かしたのが功を奏したのか食べるのを躊躇することなく麺を食べ進められました。


ただ温玉を割るとスープは滅茶苦茶濁って見た目は色々とアカンになりました。

最後の最後でとんでもないものが飛び出してきましたが、これで絆ストーリーの方は以上です。
なお、衣装違いで実装されているのは他にハルナ・ジュンコの正月衣装がありますがストーリーを読んでも特に気になるものはなかったので今回は割愛させていただきます。


Twitter

さて、絆ストーリーからは以上ですが美食研究会といえば様々な場面でも出番の多い存在。

例えばTwitterなどで掲載されている4コマ漫画「ぶるーあーかいぶっ!」。
こちらでもイズミが「生牡蠣とわかめとワサビ、チョコミントソース」がトッピングされたハンバーガーが出てきます。







何なんだよ…どういう組み合わせだよ………………



私は純粋な不純物先生を許さない。


こちらも先ほどのデラックスチョコバーガーと同じように市販のハンバーガーを用意して、

ミントソース、チョコソースをそれぞれかけて…

生牡蠣、わかめ、ワサビをトッピングします。

という訳で完成です。ドムドムでもここまではしないぞ。

さて肝心のお味ですが、組み合わせこそ滅茶苦茶奇抜ですが個人的には全然食べ進められました。食材の関係でえらく水っぽいな、とは思いましたが。





…これ……さっきのイズミ(水着)のストーリーを再現してても思ったのですがもしかしてイズミの組み合わせが変なのではなくて私の舌がイズミと同レベルなんでしょうか……???


自分の味覚に不安を感じますがこれで最後。
極めつけ、と言っていいのか分かりませんが昨年の秋開催のイベントでの連動企画から。動画を見ていただくと分かりますがイズミが「なまこソーダ」なるものを一気に飲んで他の競技者に差をつけて勝利します。






なまこ???ソーダ????


これって組み合わせていいんですか?何かしらの法に触れてませんか??

…でもまあイズミが一気に飲んだのなら同程度の味覚の可能性がある私なら大丈夫でしょう!いきます!!


さて問題の再現。なまこをいかに炭酸にするか、と悩みましたが

なまこパウダーなるものがありましたのでこれを炭酸に溶かす方法でやっていきたいと思います。


早速準備したなまこパウダーを、

炭酸に溶かしていきます。

溶けないしめっちゃ泡出る。なんだこれ。
なお、流石にこれだけではなまこっぽさもないので、


刺身を切って

入れます。

これで完成です!

さあ、飲んでいきましょう!!





………………………




あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”


あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”


あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”


くっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっそマズい


不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い



あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”





………………





1時間かけて飲み切りました。ちなみに折角入れた刺身は底に沈んだままで最後までグラスに残り続けていました。

飲み切った感想ですが、飲む度に鼻に突き抜ける磯臭い香り、喉を通るクソ不味い液体とホンッッットに総合的にマズすぎて気を失うってのが誇張じゃない気がします。これだけは気になってもマネしないでください。


とりあえず、これをぐびぐび飲めない私はイズミと同レベルの味覚ではないということが分かっただけでも良かったです。





まとめ

美食研究会が食べた料理って実際にどんな味がするのか?と始めた企画でしたが、予想通りに不味いものもありつつも中にはこちらの予想を裏切り美味しいものもありました。
決して文章だけの情報で判断するのではなく、自らの味覚で確かめることが大事だと美食研究会に教えられた気がします。


記事を振り返るとイズミ関係での挑戦が多かったのでこれからもイズミ含め美食研究会がどういった料理を食べるのかが楽しみになっています。
こうしてこの企画を通してより美食研究会に親しみを覚え、理解が深まった気がします。これが同じ釜の飯を食うという事ですね(?)。


皆さんもブルアカに限らず色々な観点から生徒やキャラクターの事を考えてみてはいかがでしょうか。












私はこの企画でトイレとの絆ランクが上がったのでしばらくは普通に食事をする生活に戻りたいと思います。



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