死ぬことがすでに億劫である

死にたいと思うときがある。

人からの期待を裏切ってしまったとき。
自分の不甲斐なさを痛感したとき。
自分が居ても居なくても変わらないと分かってしまった時。

そんなとき、どうしたら死ねるのか考える。

高いところから落ちてみようか。
水の中に入っていようか。
包丁で切ってみようか。
交通事故に遭わないだろうか。

それでも、結局死ぬことができない。
死にたいと思うほど、死から遠ざかっている気がする。

死ねないから生きている。
だからこそ日々思う。
なんのために生きている?

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