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瀬戸内建築 高松編❷

高松市美術館の前、美術館通りに伝説の喫茶店「城の眼」がある。

かのイサムノグチも通ったという独特の外観と内装は、アートの街高松を訪れる観光客と地元のサラリーマンとが融合する不思議な空間。

外にも中にもアートなオブジェがたくさん配置されている。
石を使った奥の壁のインパクトは強い。
そして何トンあるんだと言わんばかりの石のスピーカーが二つ鎮座する。

喫茶店なので軽食と飲み物が普通にあり、
食事はしたことがないので味は分からないが地元の方が昼時は結構食事されている。
私は訪れるたびにホットカフェオーレを頼む。
美味しいは美味しいのだが、なんせ熱い。自分が知りうるカフェオーレの中で一番熱い。

仕事で来るたびにここで休憩し、かの芸術家達に想いを馳せる。

そして古き良き喫茶店の雰囲気は店のおばあさんと昔からあるメニュー、そして地元の方が新聞を読みながら過ごすその3点セットが絶妙に醸し出してくれる。

未だ現役のこの喫茶店。
通える時代に生きていて本当に幸せだ。

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