ふるさと納税っておかしくない?
泉佐野市は最高裁まで行き、国から除外されていたことが違法であることが認められました。 これはこれで、法律・憲法に違反しているかどうかの判断であり、最高裁が決定したことは正しいのでしょう。
でも、もともと、ふるさと納税っておかしくないですか?
普通に納税をする代わりに「ふるさと」に納税をして僅かな手数料で、見返り品をもらう・・・ということです。
ましてや、泉佐野市のように、納税金(寄付金)の70%も80%に匹敵する金額の見返り品を送り返すのですよ。 これっておかしくないですか?
この見返り品は税金で買われるのです。 いわば、本来であれば5万円の税金がどこかに収められるところを、「ふるさと」に寄付して、4万円の見返り品をもらうのです。 この4万円の見返り品は税金で買われているのです。 単純に言えば、日本のどこかに納税される5万円が1万円に減少するのです。
そうでなくとも税金が少なくて毎年借金を重ねている、この日本国の税金を品物物に換えて個人のものとなっているのですよ。
「ふるさと」はふるさとではなく、多くの人が見返り品の価値で「ふるさと」を決めているのです。 これって「ふるさと納税」ではないですよね。
「ふるさと納税」の中には、見返り品がないものもあります。 また、目的的な納税・・・例えば見返り品のない熊本城の復旧のような・・・ものもあります。 これこそ、ふるさと納税だと思います。
泉佐野市は法廷では勝利しましたが、彼らのやり方をわたしは決してよしとはしません。 どんなことがあっても泉佐野市を許すことは出来ません。 彼らのやり方は、自分たちさえ良ければ他の人はどうなっても良いという、とてもとても利己的な考え方ですから。
私は見返り品のある「ふるさと納税」はしません。
私の考え方は間違っているのでしょうか? もしそうであれば、指摘をしてください。
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