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兄弟でシティリーグs1優勝 ロストギラティナの教科書


自己紹介

勝ちきれなかったシニアあるある 結果報告ツイートで言い訳する。(いかハンさんのツイートより)えーたです。                                


シニアリーグでポケカしてます。16歳です。主な実績としてはwcs2022ロンドン、2023横浜日本代表です。今回のシティリーグでcspを100ポイント貰えたので3年連続日本代表が見えてきました。 ハワイ行きたいです。🌋🌴🌊🌺🌈
他に2013年と2014年にジュニアリーグで盾を2つ取っています。

今回は11月3日にバトロコ高田馬場で行われたシティリーグs1(64人規模)で予選5ー0、決勝トーナメント3ー0で合計8ー0全勝優勝することが出来たので、noteを書こうと思いました。





加えて、11月11日、ポケモンセンターメガトーキョーのシティリーグ(32人規模)にて、弟のけいけいが予選4ー0決勝トーナメント3ー0で全勝優勝することが出来ました!
兄弟で合計15ー0のデッキです。

もう1回言います!15ー0です!!

このデッキは現環境の結論といっても過言ではありません。

ジュニアリーグの選手でも、このnoteをしっかり読み込めば、十分回すことは出来ると思います(弟が出来たので)
レシピは59枚共有で、けいけいのレシピは僕のレシピの頂きへの雪道▶︎ボスの指令になったものです。

[追記]     弟の練習について
僕も弟も塾などで毎日忙しいため、あまり練習する時間がなかったのですが、1日に1〜2回程度僕が1ターンごとにプレイを止めながら解説していたという感じです。

シティリーグ当日には絶対に忘れちゃいけないことを書いたノートを渡しました。


ロストギラティナデッキは昨シーズンのシティリーグs4で優勝し、wcs出場権利を決めてくれた大好きなデッキだし、ずっと使っているので練度はとても高いと思います。

これからロストギラティナデッキを選んだ理由、デッキリストと各カードの採用理由、各対面の盤面の作り方とゲームプランについて解説したいと思います。

なぜロストギラティナデッキを選んだのか

デッキを選択する上で、環境を正しく理解することは必須です。環境の変化を知らないといくらプレイが上手くても負けてしまうことがあります。

まず、未来の一閃、古代の咆哮が発売されてから環境を全くと言っていいほど変えてしまったカードが2つあります。
そう、皆さんご存知のとおり、テツノカイナexカウンターキャッチャーです。

🍙


このカードはだいたいパオジアンexデッキかミライドンexデッキに採用されています。
テツノカイナexは下の技で、相手のポケモンを倒した時に、サイドを1枚多く取れるぶっ壊れ性能をもっています。
非エク(サイドを1枚しか取られないポケモン)を多く使い、返しのターンでテツノカイナを気絶させられないデッキはサイドを4枚取られてしまうため、候補から外しました。


最強


カウンターキャッチャーは、グッズなので手札干渉を使いながら相手のポケモンを呼び出せるという超超超超ぶっ壊れカード。このカードをいかに上手く使うかによって勝敗が変わると考えました。
サイドを先行されていないと使えないため、ロスト軸のデッキは特に使いやすいと思いました。

次に、これはTwitterで見た環境のTier表です。

ポケカブックさんより

これを見ると、様々なデッキがあります。僕は64人規模のシティリーグに出場したので、予選を4ー1以上、オポネントのことも考えると出来れば5ー0がトーナメントに上がるための条件になります。様々なデッキが環境にいる中で明らかな不利対面があるデッキを握ってしまうとします。初戦にその不利対面のデッキに当たってしまって負けると、その時点でトーナメントに上がれないことがほぼ確定してしまうこととなります。
そのため、明確な不利対面がほとんどないロスギラは安心して使えると考えていました。

また、僕がこの環境を見て思ったのは先攻1ターン目の雪道が強いのではないかということです。トドロクツキ、パオジアン、ミライドンはそれだけで事故る確率が高いです。
また、リザードン、サーナイト、ミュウ、サーフゴーなどにも後半雪道は強く使えると考えました。
あと、不利対面であるルギアが少ないので尚更ロストギラティナを使おうと思いました。


以上のことから、僕がロストギラティナを使うことを決めたポイントは4点あり、

①どのデッキにも戦える(明確な不利対面がない

②テツノカイナに強い

③カウンターキャッチャーを上手く使える

④雪道が強い環境

という点でした。


当日のデッキリストとカード解説、マッチング

デッキコードLNnLnL-5td8jc-gngH6H
innLng-l46lLh-QLLHNL


これは当日使った60枚です。    
60枚納得いく形になったので良かったです。

あまり特徴的なギラティナではありませんが、これからこのレシピのこだわりポイントを説明します。

・ギラティナV4枚
これは誰がなんと言おうと4枚派です。シティで勝っている構築が3枚だと疑問を抱きます()
ミュウ対面、初手の花選びでアクロマとぶつかってロスト、1枚サイドに落ちたらその時点でもう勝てません。 2落ちの場合もです。

また、ロストギラティナミラーではギラティナVをいかに置けるかが勝負になるので、4枚採用が最強かなと思っています。


・マナフィなし

悩んだ末に抜いたカードです。
抜いた理由はギラティナ対面はキュワワー一体で戦う、パオジアン対面は2体+マナフィを置いた時にスイッチャーキャンセルコロンされることを考えると、一体で戦うか、三体置いた方が強いと考えたためです。
こいつをぬいて、枠が1枠開きましたので、他のものに充てることが出来ます。


カウンターキャッチャー2、ボス1

カウンターキャッチャーが再録されたことで環境が変わったと上で述べましたが、これによりロストギラティナの根本的な戦い方も変化しました。詳しくは後ほど説明しますが、簡単に言うとサイドを先行するのが必ずしも有利では無くなったということです。
手札干渉とこのカードを一緒に使うと必ずと言っていいほど、相手の盤面が荒れます。

このデッキは相手よりも先にデッキを回してサイドを先行するより、序盤は盤面を整えて終盤にカウンターキャッチャーを強く使うというコンセプトから、カウンターキャッチャーの方がボスの司令よりも価値が高いと考え、このような採用枚数となっています。                  


頂きへの雪道4枚

先程も述べた通り、パオジアン、トドロクツキ、ミライドンが環境に多いと考え、初手に貼りやすい最大枚数採用しました。どのデッキにも雑に貼りやすいのがとてもいいポイントです。

あとは大体普通のロストギラティナだと思います。細い採用枚数はお好みで使ってください。


次に当日のマッチングです。思ったよりロストギラティナがいなくてびっくりしました。周りを見渡すとどこもトドロクツキのミラーマッチをやっていました。

1回戦    インテウーラ先⭕️
ギラブイスター2落ちだったしモミされたけどカウンター雪道ナンジャモ刺さって勝ち

2回戦    ミライドンカイナ先⭕️
クソうわぶれられたけど順当に殴って勝ち

3回戦   とどろくツキ後⭕️
絶対飛んでくるはずない下技飛んできて焦ったけど終盤カウンターキャッチャー雪道ツツジで勝ち

4回戦 水アルセウス(ポピー)後⭕️
Vガードエネルギーなかったから2回技通して勝ち

5回戦とどろくツキ先⭕️
普通に回って勝ち


トナメ1回戦   とどろくツキ先⭕️
サイド落ちえぐかったけど先2インパクトで粉砕して勝ち     毎回トナメ初戦運あって嬉しい

トナメ2回戦  パオカイナ先⭕️
雪道ぶっ刺さり 相手ゲコ落ち

決勝   パオカイナ後⭕️
実はセビエ枯らして勝ちなところを見逃してやばかったけど雪道ツツジ刺さってギリ勝ち

本番中に書いたメモ程度ですがだいたいこんな感じです。

ここからは有料部分とします。
ここまではあくまでも導入ですが、有料部分には今まで書いてきた文章量の数倍のボリュームがあります。
書いてあることは、上の方の目次をご参照ください。
得た売上は世界大会への資金にしたいと思います。

あと、協力してくれた弟が大好きなギラティナのレアリティを少しあげてあげます!w

買ってよかったと思って貰える記事を書けるように頑張ります🔥💪

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