〜アドラー心理学〜
大ベストセラー嫌われる勇気を読んで!
心理学の三大巨頭、フロイト、ユング、そしてアドラーの思想による心理学を岸見一郎さん、古賀史健さんが哲人と青年の対話にしてとても分かりやすく、新しい考え方を教えてくれます!
『人を動かす』の著者D.カーネギーや『7つの習慣』の著者スティーブRコヴィーなどの自己啓発のメンターたちに大きな影響を与えた思想、それがアドラー心理学。
結論➡︎ どうすれば人は幸せに生きることができるかを説いています。
章ごとに私の体験談も踏まえて投稿させていただきます!
❶原因論ではな目的論
❷全ての悩みは対人関係
❸課題の分離
❹共同体感覚
❺いま、ここを真剣に生きる
❶原因論ではなく目的論
哲人が冒頭で青年に対して、『人は変われる』『誰しも幸福になる事ができる』と言っています。私自身もどういう事?と思いつつ、読み進めました。すると、原因論と目的論という考え方を教えて頂きました。
原因論➡︎あらゆる結果の前には原因がある
例えば、過去にいじめや虐待などがあり心が傷つき、結果的に引きこもりになった。
結果論➡︎過去の原因ではなく今の目的を考える
例えば、不安だから、外に出られないのではなく、外に出たくないから、不安という感情をつくり出している。
つまり過去に囚われていたら変わらない。
結論アドラーはこれまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もないといっています。
❷全ての悩みは対人関係にある
人生では沢山の悩みがあると思いますが、アドラーは言います。
全ての悩みは対人関係にあると
つまり、お金、物、仕事、家族、友人などのには全て人が関わっています。だから悩みが起こる。 宇宙のなかにただ一人で生きることができれば、悩みはなくなるといいます。
そして多くは人間関係に対して他者を変えようとします。しかし、そうではなくアドラー心理学では自分が変わる事を主張しています。
❸課題の分離
様々な問題に対して、これは誰の課題なのかを考え自分の課題と他者の課題を分離していくことが必要です。多くの人は課題の分離ができず、他者の課題に対して、踏み込むからトラブルになるそうです。
ポイントとして、その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰?とシンプルに考えることが大切!
例えば、子供の勉強に関して勉強するかしないかは本来親の課題ではなく、子供の課題なのです。勉強することは子供の課題という事を伝えて、子供が何を知っているかを知った上で、見守ること。そして、その課題が勉強であれば、本人が勉強したいと思った時にいつでも援助できることを伝えることが大切です。
つまり、馬を水辺に連れて行くことはできても、水を呑ませることはできないということです。
❹共同体感覚
対人関係のゴール➡︎共同体感覚
共同体感覚=他者を仲間だと見なし、そこに自分の居場所があると感じられることを言います。
そして、他者の事を行為レベルではなく、存在レベルで見ていくことが大切。
そして褒めるのではなく感謝し縦の関係ではなく横の関係を築くこと
➎今ここを真剣に生きる
他者貢献は目に見える貢献でなくても構わない?
あなたの貢献が役立っているか判断するのは、あなたの課題ではなく他者の課題なのです。本当に貢献できているか原理的にわかりえない。つまり、『私は誰かの役に立っている』という主観的な感覚を、すなわち貢献感を持っていればそれでいいのです。
幸福感とは、貢献感である!
そして、今ここを生きる!勇気
過去にどんなことがあったかなど、未来がどうであるかなど関係なく、
いま、ここを真剣に生きる事が大切です!
実際にアドラー心理学を読まさせて頂き、初めは共感できないこが青年のようにありました。しかし、読み進めるうちに理解してきて、今では少しづつアドラーの思考で行動できています。しかし、なかなかすぐにできなかったり、わかっていても感情に左右される自分がいます。しかし、それをいま、ここを真剣に向き合い実践することが大切で、以前よりも幸せになれています。結局、幸せかを決めるのも自分次第ですね。誰でも幸せな時間、瞬間はあると思います。その時間、瞬間を増やしていくこと、そして他者に貢献していくことが大切だと思いました!
ご静聴ありがとうございました。
ぜひ、大ベストセラーの『嫌われる勇気』を読んで自分の人生を幸せにしてください!続編の『幸せになる勇気』も販売しているみたいです。
ダイヤモンド社 嫌われる勇気 引用