埼玉県はホテルが少ない

悲しい事にコロナ陽性、軽症のため自宅待機していた方が急に容態が悪化して亡くなったというニュース。これにより、自宅待機からホテル隔離に方針を変えるという。

埼玉県は私の実家があり、又親戚も数人住んでいるので他人事ではなく、必然的に注視してしまった。

さて、ホテル隔離に切り替える、との方針転換だが、ことそんなに単純な話ではないだろうな、と思った。

以前にも書いたけれど、埼玉県は東京と隣接している事もあって基本住居の県。よって人口は多い。

映画”翔んで埼玉”でも流布していたが、特に有名な観光地だとか特出した名物だとかそういったものがない所。
北上すれば栃木や群馬といった観光地に着く所。南下すれば大都市東京。東西より南北の県境跨ぎの交通網が発達している所。
かの水戸黄門の要請を受けた使者が全国行脚したが、唯一、宿泊記録のない武蔵野國、今の埼玉県にあたるところ。

そう、宿泊する需要が極端に少ないのでホテル数が少ない。
少しググって見たが案の定、関東1都6県最下位、しかも圧倒的少なさ。

多い順に埼玉県以下、山口県、青森県、秋田県、滋賀県といった県が続いていたので、人口換算すれば相当少ない。(埼玉県より多い茨城県、和歌山県、岐阜県と続いていた)

観光地でもないから観光客は泊まらないし、ビジネス中心東京は南だからビジネスホテルもない。そりゃ少ない。ググらなくてもちょっと考えれば予想はつく。

しかも東西交通網結構ない。が、この対策としては各都道府県別対策に一応なっている。

結構難題かもしれない。

ちなみに埼玉県は中国みたいな簡易病院的な建物が建てられるような土地が空いてそうな西側(秩父方面)は山、なのでおそらくない。
東側は関東平野にかかるわけだが、平坦な土地が空いているはずがない。
住居と田畑と倉庫で埋め尽くされてる。(はず)

別にこの自宅待機者死亡の事に対して養護する意図とかではないのだが、結果的にはそんな記事になってしまった。

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