緊急事態宣言・外出自粛と夜の街
外出控えましょう、夜出歩くの控えましょう等出されてどのくらい経ったろうか。
観光業、ナイト営業、飲食店等どれだけのダメージを受けているのだろう。
一つ私にも気になっている店がある。埼玉県入間市にあるBrotherhood’zという店だ。
マツコ・デラックスさんの深夜番組で取り上げられてその存在を知って、一回行った事がある。
その時は最終電車の時間の都合で21時にはおいとましたのだが、25時まで営業で、Brotherが続々来店しこれからってところで店を出てしまったので今度は絶対閉店までいて(近くにビジネスホテルがあったので)堪能したいと思っていたのだが、もしかしたらこの騒動で、閉店してしまうもしれない。
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スーパーのパート業なので、緊急事態宣言が出されたところで私のタイムスケジュールは変わっていない。13時〜21時までの勤務。だからほとんど影響はない。
でも全然変わっていないかというとそんな事はなくて、まず平均的に忙しい。暇な時間や曜日がない、もといいつ混むのかがさっぱりわからない。これはニュースでも報道されていることなので私が敢えて書くまでもないだろう。ただ明日は雨らしいので多少は暇かもしれない。
ちなみに開店時間は変わらないが閉店時間は早まった。25時まで開いていたのが22時で閉店している。21時でナイトシフトの人とほぼ全員交代なのだが、じゃあナイトスタッフは減らされてるか、時間短縮されているかというとそうではなくて、どうやら閉店後も品出しをしているらしい。
おつまみが買えない。21時でタイムカードきって着替えて明日の夫のおつまみ(朝帰りの仕事)や私の夜食や明日以降の食事の材料等を買って帰るのだが、当然、22時閉店になったので惣菜やら日持ちのしないパン等はほとんど残っていない。どうしても欲しい時は昼休憩を利用しないと。
全体的に品薄状態。全くない訳ではないが、パスタや袋乾麺等は棚がスカスカである。
自粛要請。時短。学校も休校。当然家で食べる機会が増える。自然一人一人購入する量も増える。まあそんな感じ。
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自分の勤めるスーパーの現状をつらつら書いてしまったが、私が今回書きたいのはこれではない。スーパーの現状なぞニュースで時折流れる様子とさほど変わったところはない。
さて、こんな現状で、でもタイムスケジュール的には何の変化もない私の日常だが、帰る道すがら、あるいは出勤する道中の様子はとても変化していた。
出勤途中にあるドトー○コーヒーもジローというチェーン店パン屋も閉まっている。駅の通路に貼ってあるポスターが少なくて、田舎(失礼)の駅のようだ。
帰る時刻はもっと変化が激しい。飲食店はほぼ閉まっていて街中が暗い。タクシーが沢山並んでいる。そして明らかに出歩いている人が少ない。閑散としている。皆本当に早く家に帰っているようだ。
でも、確か私の子供の頃のこの時間てこんな感じではなかったかな。こんな時間に開いている店はいかがわしさが漂っているような、子供が入ってはいけないような、そんな特殊性を帯びた職業の人の時間のような。
普通の飲食店もスーパーも21時までやってるところはなかったような気がする。テレビだって深夜帯はどこにチャンネル合わせてもピーという耳をつんざく音と共にカラフルな色紙が並んでいるような画像が何の変化もなく映し出されているだけだったような。
いつからこんな深夜や24時間営業なんてものが普通になっていったかというと、かの有名な企業『セブン-イレブン』が始まってからである。セブン-イレブン、つまり朝7時に開店して夜11時まで開いている、それでセブン-イレブン。私くらいの人なら知っているだろう雑学。
そして11時(23時)から朝の7時までもやるよ、詰まりは24時間営業もここが始めたのだ。もちろん年中無休だ。当時はこれが画期的だったのだ。
随分前に日本のナンチャラはバブル崩壊以降、戦後ぐらいの推移になっているはずだというような記事を読んだ事がある。(このナンチャラというのがわからないのが私のいけないところであり、不勉強でもあり、大学に行かなかった者の知識の限界かと思ってしまうのだが)要は日本は全般的に”贅沢”である、というような内容だった。払っている金額に対してサービス受けすぎ、というような内容である。日本人はそれが当然という認識なので、デフレから抜け出せず給与所得も上がらない、ということだったと思う。
これから絶対になることは不況である。避けられない現実である。が、この読んだ記事が本当の事であれば日本のサービス全般は払われる金額に対して今現在の状況が妥当、ということである。ひょっとしてうまく転がるとサービスに対する価格が適正価格に是正される事になるやもしれない。