東京オリンピック、開催致しました。

ここではブルーインパレスの空も見えず、休みでも有給取ったわけでもなく、パート仕事は13〜21なのでリアルテレビ観戦も出来ず、家に帰ってからテレビやYouTube等(ヨウツベ有り難し)からダイジェストを観るしかなかったのですが。

うん、まあ直前になって開会式のパフォーマンスの、しかも割と要に近いものがクビになって、どうなることかと思ったのですが、そこはさすが様々なトラブルを対処してきたであろう優秀なパフォーマー。その穴を感じさせないものでした。

ブルーインパレスのショーは、空ということもあるし、見上げる者も多かったであろうことは予想出来たのですが、競技場内のパフォーマンスは無観客。少数の関係者や各国のメディアしか見る事が出来ない中、どんなものなのだろうと思っていたのですが、家に帰ってテレビでその様子を写していて思わず爆笑してしまいました。

無観客で中に入ることの出来ないのその周辺。人、人、人だらけ。今ご法度のはずの密、密、密。向かいに店を構えていたラーメン屋は行列の大盛況。おい、緊急事態宣言下だろう。何処へ?
無観客にした意味なし。これなら多少でも有観客にしてチケット代収集した方が収益的にましだったのでは?

小池都知事が「地方の有観客のチケット持っている都内在住の方、どうかご自宅での観戦を」とわけわからないこと言ってましたけど。払い戻しが発生するわけでもないし、そんなの行かないわけないじゃん。言いながら虚しくなかったのでしょうか。ご自身でも(何言ってるんだろ?)と内心思っているのであれば、まあ極めて真っ当な感情で。

このクソ暑い中、ほとんどの人がマスクしてます。もう生活が立ち行かないという人が、店を早仕舞したり、収益の要であるアルコール飲料の提供を自粛していたりします。諸外国を見てみれば、本当に日本人は、従順に、政府の矛盾した要請に従っていると思います。

が、ここにきて、もう誰もその要請に従っていない。
さすがにここで警察やら軍隊やら繰り出して、集まっていた群衆を無理矢理排除したらあれでしたけれど、そんな様子はなかった。

変な話、ホッとしたのです。あの密状態の無観客外の観客に。むしろこれで競技場の周囲が誰もいなかったら、逆の意味で末恐ろしいモノを抱いたと思うのですが。

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