ださいたまと新札

職業柄か、新札がちょっと気になっている。

某スーパーのレジ打ちしてますが、只今会計機の機種がざっと5種。会計の方法もざっと5種。

商品の登録から会計まで全てレジの人が行う通常レジ。
商品の登録はレジの者が行い会計はお客様が行うセミセルフレジ。
商品の登録から会計まで全てお客様が行うフルセルフレジ。
更に自分のスマホにアプリをダウンロードして、それで商品のバーコードを読み込んでQRコードを出して、所定の場所でそのQR コードを読み取らせて終了のスキャ○ゴーという名称のもの。

フルセルフレジは更に2種の機種があって、現金が使用出来るものと現金が使用できないもの。

決済方法は、現金、クレジットカード、交通系電子マネー、電子マネー(一部)、そしてPayPay 。
他、一部金券だったりギフト券だったり。
ちなみに全て使えるのは通常レジのみ。

確かまだ新500円玉がレジが認証してくれないので、店員が手動で入れないといけない。

まだまだ現金派の人が多い印象だが、キャッスレス化は確かに進んでいて、この流れは止まらないだろう。

新札の発行予定は、2024年らしいが、果たしてどのくらいの企業が新札を認知してくれる機器を導入するだろう。
逆にこれを機に一気にキャッスレス化が進むような気もする。

もうあまり見かけなくなったが、確か(私の勤めてる店舗の)今の機種は、二千円札と旧千円札(夏目漱石)は認識してくれた。でも500円札は認識しないし、旧一万円札(福沢諭吉)も認識してくれない。最も旧一万円札や二千円札はほとんどお客様は出さないが、旧千円札は時折見かけ、学生バイトがたまに受け入れていいのかどうか聞きに来る。
日本のお札は世界的に見ても贋作が作り難い複雑な仕組みがそこかしこにあるそうだがそれだけに、旧札、新札認識出来る機器の製造と導入は、コストも大変だろう。

完全にキャッスレス化するかどうかはわからないけれど、かつての二千円札のように、一時話題になり盛り上がるかもしれないけれど、受け入れる機器のシステムの構築の進捗状況によっては、あまり流通しないかもしれない。

さて、新札の顔に渋沢栄一(一万円札)が決まっていて、出身が埼玉県。ちなみに五千円札が津田梅子で千円札は北里柴三郎。これといった目玉となるようなものがないことで知られる埼玉県、この新札で新しい名物を、と手ぐすね引いて待っているかもしれないけれど、以上の理由で期待するほど盛り上がりはなく、肩透かしを食らうかもしれない。

やっぱり一足遅い、というか、どこか間が悪い、というのか。(私出身は埼玉県です)


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