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カクシゴト

秘密は4倍になるとふと思いました。

まず秘密の定義として、何か思惑があって、他人に意図的にカクシゴトをしていることをいいます。

小説の題材にし易いのでしょ、多いですね。話にも深みが増したりするし。一種のテクニック的なものなのでしょ。

それはさておき、
4という数字は秘密を一つ作るとその派生方向が4つできる、という意味です。

ある人物Aが秘密事一つ持っていたとしましょう。その秘密を隠されている相手Bがいます。

ここで想定しうる話、あるいはモノ・コトは

一、AがBに対してカクシゴトがある

二、AがBに対してカクシゴトを持っているが、実はBはそのカクシゴトの内容を知っている。

三、AがBに対してにカクシゴトがあるが実はBはそのカクシゴトの内容を知っているが、AはBがカクシゴトの内容を知っていることを知らない。

四、AがBに対してカクシゴトがあったが、Bはカクシゴトの内容を知ってしまったと思っている。でも本当はBはカクシゴトの内容を知らない。

イレギュラーとして
五、AはBに対してカクシゴトがあったがBに知られてしまい、その事をAも知ることになった。でも事情があってお互いにそのことを確認できていない。

二人だけでこれだけ話が派生する。これが複数になるとさらに複雑になる。誰が何をどこまで知っているのかという腹の探り合いになる。

カクシゴトの内容がヤバいことだと事は深刻になり、結果、墓場まで持って行くことになる。

本当の秘密は絶対に世に出ない。

精神衛生上カクシゴトはしない方が絶対にいい。

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