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耳かきの良さとその随筆

みみかきのはなし

耳かきってどれくらいする?
自分はほぼ毎日耳かきしてる。気付いたら小学生の頃から。なので当時からよく耳垂れを起こして耳鼻科送りな日々だった。

しかし今は耳かきしまくっても耳垂れや外耳炎にならなくなった。年齢のせいかと思うけど実は違う。

そう耳かき棒を変えてからだ。

昔は適当にドラッグストアで買った綿棒や耳かき棒で耳かきしてた。
例えば黒綿棒で自分の耳垢をながめたり、

風呂上りにふやけた耳をガリガリしないよう、敢えて大きめの綿棒で耳をほじったり(結局掻きすぎて耳垂れになった)、

梵天の気持ちよさに酔いしれるなどなど…。

今も昔も耳をいじり倒す日々だ。
耳の奥は迷走神経が働いて気持ちいいんだ。ただ、これらの耳かきツールでは小回りが利かず、無理にグリグリすれば外耳道を傷つけることが避けられない。
親も耳かきが好きで実家に帰ればよく綿棒でグリグリしてる。同じ耳かき中毒人間だったため、小学生の頃に耳かき棒のさじを削りヒーターで炙って角度を調整し、オリジナル耳かき棒をカスタマイズした良き思い出だ。

耳かきに変わり種があるのはご存じだろうか。正直どれも微妙だったが一応紹介しておく。


ブラシタイプは最初は新鮮だが、だんだん物足りなくなる。奥を攻めようもんならブラシで怪我して耳垂れ待ったなし。
これらの変わり種はメンテナンスがやりにくい。隙間に入った汚れが落ちないし、毎回洗うのも面倒くさいものだ。


最高の耳かき棒

上京後、どこで知ったのかは忘れたがついに出会ってしまった。究極の耳かき棒に。

これは今だとミミカキスト勢に細くて奥も掻けるということで有名だと思う。
しかしこれを買って終わりではない。実はこの耳かき棒は”個性”がある。

違い分かります?
ちなみに自分は一番右が好き。本当に今の耳かき棒は耳当たりがよく、耳の外中すべてを癒す。

写真のとおり微妙にさじの角度や大きさ、全体の材質のやすりがけの粗さ、さじと持ちての間のくびれ、持ちての太さと触感…。

求める耳かき棒に出会うため自分は何本も買いなおした。時にはやっと見つけた耳かき棒を不注意で踏んづけて折ってしまい、涙した日もあった。


耳の避難所、休耳日

ASMRにハマったのは約10年前。当時、動画とイヤホンだけでこんなにも耳を癒すなんて知らなかった。

眠れる疑似体験系のASMRだと泡で耳を洗う、細くて長い毛を耳の中に入れる、耳鼻科の体験系がオススメだ。


もちろん実際の耳かき動画もよく見る。韓国や台湾、中国などの耳かき屋の動画は素晴らしいね。

ヘラではがしてピンセットで取る。最後に耳の中に水を入れて梵天やブラシでクルクル…。特にイヤースコープで耳の中を見ながら施術者の表情がリラックスする動画をずっと見ていたい。

日本でも中国式の耳かきを体験できる場所はいくつかある。だれか動画載せてくれないかな……。


イヤースコープの動画見てると、耳の奥までしっかり見れる細いカメラが欲しいが今手にはいるものは太いのばかりだ。

こういうの使ったイヤースコープ動画みるともったいないと感じる。早く細いイヤースコープが手軽に買えるようになって欲しいものだ。

耳かき動画において、病気の耳や無理やり引きはがす系はNG。耳かきは癒されるもの。痛そうなのはダメ、絶対。

最近はあまり読んでないが、耳かき小説がオススメ。特に耳かき屋系を書け作者はどの話も耳に響く。音だけで耳を満足できない日は目からの情報で外耳道を休ませる避難所となる。


最後に

できるだけ耳かきはしない、やるなら耳穴の入り口を1ヶ月に一回にすべきは承知の助。でもやめられないんだ。自分の耳はもう垢が枯渇し過ぎて家族やパートナーの耳までほじってしまう。
もちろん自分の耳もやってもらう。その時は耳の穴の入り口付近と耳の外側を掻いてくれると、結構皮脂汚れとか取れたりする。

あまりにも自制心が止まらない場合、外耳道炎でなければムヒERをおすすめする。ストレスや癖で掻いてしまう人はこれである程度落ち着く。

外耳道が狭い、奥のほうが痒いのに届かない人はこの綿棒がいいぞ。

もう自分は綿棒はこれ一択。普通の綿棒だとこすりすぎて逆に傷になるから、優しく撫でれるこの綿棒は常備しておこう。

耳かきは節度守れば最高の快感が得られる。しかし気を付ける点として絶対人の近くでやらない。自分は2回やらかし、外耳道の出血で済んだが運悪いと余裕で鼓膜が傷つく。最悪破れる。

異常があったら市販薬に頼らずに耳鼻科に行こう。
この内容がみなさんの快適な耳かきライフの助けになればと思います。

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