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デイトレに必要なパソコンスペックとは?

分刻みの相場に挑む
デイトレーダーの環境といえば、
複数のマルチモニターが設置された
プロ仕様の”ディーリングルーム”を
想像するのではないでしょうか?

デイトレードをこれから始める
初心者の方であれば、
イメージ通りのプロ仕様の設備は
必要とせず、まずはパソコン1台
からスタートして、銘柄の値動きや
取引スピードに慣れる
最低限の設備で問題ないでしょう。

しかし、デイトレードは
相場の変化をいち早く察知して、
瞬時の判断が求められる情報戦が
繰り広げられる世界です。

必要な情報をスマートに入手して、
無駄を省いたスピード感のある
取引をしたいと誰もが考えるはずです。

デイトレードで勝つには、
複数のモニター画面・高スペックPCが
必要になるのか?

複数のマルチモニターを
設置する理由とメリットなど、
デイトレ初心者の素朴な疑問、
パソコン環境について簡単に解説します。

複数のパソコン・マルチモニターの
設置で出来ること

・デイトレに必要な情報を
多く表示できる

・チャートや板情報など、
重要な指標を1画面で大きく表示できる

・画面の切り替えが不要なので、
瞬時に取引の判断ができる

デイトレードは、数分から数秒での
売買判断を迫られる手法です。

時には、相場が急変してしまったり、
新たな材料が発表されるなど、
その瞬間で「売り」か「買い」
の判断を求められることもあります。

そうした時、モニター画面ひとつに
限られた情報だけが表示されていると
どうでしょう?

監視リストから外れた銘柄に
注目があつまり、短時間でドンドン値を
上げていくのを見逃してしまうかも
知れません。

また、トレードソフトを
起動させたり画面表示を切り替える
時間も、デイトレーダーにとっては
大きなロスになってしまいます。

こうした時間のロス・情報の
取りこぼしを避けるために、
デイトレに必要な情報はモニター画面に
常駐させ、その変化をいち早く察知
できるようにしておきます。

当然、常駐させておく情報が
多くなればなるほど、
モニターの表示スペースを
確保しなくてはならず、その結果、
パソコン本体やモニター画面の数が
増えてしまうのです。

特に、ほんの数秒でも値を
大きく動かすような銘柄を触る方は、
適切な判断を素早く取るために、
複数のモニター画面・パソコン本体を
準備しておいた方がいいでしょう。

デイトレに必要となる基本的パソコンの
スペックとは?

ストレスの無いデイトレ環境を
整えるためには、パソコンの
スペックも重要なポイント。

とくに、メモリが不足してしまうと、
「約定速度の遅延」や「アプリのフリーズ」
など、致命的なトラブルを
発生させる原因となってしまいます。

使用している証券会社の
トレードソフトや、モニター画面の
数によってメモリの容量は
違ってきますが、

情報量に応じてパソコン環境を
拡張する予定がある方は、
メモリ8GB以上のパソコンを
基準スペックとするといいでしょう。

最近では、メモリ容量8GBを
標準とするメーカー製パソコンは多く、
しかも手頃な値段で購入できます。

まとめ

デイトレードをこれから始める
初心者の方であれば、
複数のモニター画面が壁一面に広がる、
本格的なディーリングルームは
必要ありません。

また、サラリーマンや主婦など、
本職の合間でデイトレをするなら、
スマホだけでも十分かも知れません。

しかし、デイトレードは相場の変化を
いち早く察知して、瞬時の判断が
求められる情報戦が繰り広げられる世界です。

快適なトレードを実現する
高スペックのパソコン、有益な情報を
一目で確認できる複数のモニター画面、
この二つを備えた環境が、
デイトレを優位に導く強い味方に
なってくれるかも知れません。

今回は以上です。
それではまた。