うつ病闘病記③

1年前まで飲んでいた、抗うつ薬サインバルタを再開します。
最初に飲んだ時のような、副作用は全く無くて安心しました。
また、ゆっくり療養していこう!!

ところが、思いがけない事が起きます(´;ω;`)

町会の役員が回ってきたのです……
旦那は単身赴任、しかも何ヶ月も海外出張に行ったりするので、基本は私がやらなければなりません。

毎月の寄り合い、秋祭りの寄付集め(これが一番苦になりました………)
あまり知らないお家、何十軒も回って寄付を集めるなんて、無理だ~~~

と、その時は悲観的になり、その日からまた、ご飯が食べられなくなり、今度は一睡も出来なくなりました( ・᷄-・᷅ ).。oO

今から思えば、大したことじゃないのに、その時はとにかく不安で、怖くて、頭の中はその事ばかりで
手汗、足裏の汗が酷くて、ふやけてしまうぐらいでした。

心療内科へ行くのも、フラフラで、母に付き添って貰い、毎週お薬の量や、睡眠導入剤の種類も増やして貰いました。

寝つきは良いのに、直ぐに目が覚めて、それから朝まで眠れず、苦しい何日間かを過ごしました。

食事も本当にご飯少しと、卵焼きぐらいで、痩せていき、先生には入院を勧められました!

でも、家には猫が2匹居るし、出来れば入院したくない!!

でも、役員の事を考えると、憂鬱な気分で、何もする気になれず、一日中ぼーっとしてため息ばかりついていました。

こんな事では役員の2年間、ずっとこのまま治りそうにないかも……

と思った私は、前の役員さんに泣きついて、訳を話して、今回は降ろさせて貰える事になったのです!

我ながら、よく行動出来たと思いました。

げっそりと痩せた私の顔を見て、他の方に頼んで下さり、一件落着~

なのに、私の体はいっぺんには治らず、2ヶ月ぐらいは、眠剤も何種類も飲み、サインバルタも20mgから最大量の60mgまで増えて行きました。

3ヶ月ぐらい経ち、やっと落ち着いてきました。
昼寝も出来るようになり、秋には出かけられるようにもなってきました。

お薬を飲んでいる事を忘れるぐらいで、もう何でも出来るんじゃないかと思うぐらいでした。

2018年お正月には、初詣にも行けるようになり、これから少しずつ減薬していこう!

と先生も言って下さり、大変な1年でしたが、希望が見えてきて、楽しみも出来てきました。

他人からは何をそんなに悩むの?
と、思われるような事でも、あの時の私には、とても辛かったのです……

お仕事されている方も、いろんなストレスがあると思います。
他人からは分からなくても、自分が辛いと思えば、それは脳からのサインだと思って、耳を傾けてあげて下さい。

決して無理は禁物です。

そして、家族の理解もとても大切です。うちの旦那は、離れて暮らす事が多かったので、なかなか私には理解が無くて、これから、その戦いが始まります。

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