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護衛組中心にみるエニアグラムとツイステ7章chapter4まで

この記事はツイステッドワンダーランドにハマった筆者が、浅いエニアグラムの知識を通してキャラクターの関係や内面を深掘りしてみよう、という記事です。


※読む前の注意点※

・エニアグラムに関しての知識、各タイプに対する解釈、
 キャラのタイプ分類が全て正しいと断言はできません。ご了承ください。
・9割が妄想、二次創作的な考察。
・ツイステに関するあらゆるネタバレを含みます。
・この記事では監督生はプレイヤーの分身ではなく、
 1人のキャラクターとして扱っています

今回の記事では、セベクとシルバーの護衛組2人について7章chapter4まで読み終えて思った事、今後の展開について考察していこうと思います。


★セベクのタイプ再考

以前の記事で、セベクのタイプ予想を8w7としていましたが、7章や過去のストーリーを読み返していて、もしかして彼は1w2ではないか?と考え直しました。
元々、タイプ8で誰かに心から付き従うタイプのキャラは珍しいなー、とは思っていたのですが……。

7章のchapter2でリリアがエーデュースにセベクの事を頼んでいましたが、セベクがタイプ1w2だとすると、この人選はとても納得できるのです。

デュースは1w2の裏のタイプである6w5。
そして、エースのタイプ7はタイプ1の統合(成長する)方向。
話の流れであったとはいえ、セベクの背を小突いてやるには最適の人選だと言えます。

統合方向:タイプ7←タイプ1 表裏:1w2↔6w5

セベク
――リリア様。
お心遣いは感謝しますが、僕は浅薄な者どもと
慣れ合うつもりはありません。



デュース
お前、先輩の顔に泥塗ってんのに気づいてないのか?

メインストーリー7-34 「心配アプレンタス!」より

5章で先輩たちの話を素直に聞き入れて成長したデュースと、先輩に呆れられようと自分の主張を通すセベクは対照的。
また、絶対的な自身の理想や価値観で縛られているタイプ1は、タイプ7の
柔軟性を取り入れて、肩の力を抜くことが成長への一歩。
同じタイプ1であるリドル(1w9)のように、彼も肩の力の抜き方を身に着けられると良いのですが……

リドル
うん。庭の薔薇は赤く、テーブルクロスは白。完璧な『なんでもない日』だ
ね。ティーポットの中に眠りネズミは……って。いや、いなくてもいいか。

トレイ
そんなに急に変えなくたっていいさ。
ジャムはネズミの鼻に塗らなくたってスコーンに塗ればいい。
絶対ないとダメ、じゃなくてあったっていい、にしていけばいいだけだろ?

リドル
うん、そうだね。

メインストーリー1-28 「終曲ハーツラヴュル!」より

またデュースと同じタイプ6w5であるジャミルと1w2のセベクは、立場や性格など対照的に描かれていることが多いです。
両名の式典服のパソストは必見。

ジャミル
自分の寮長を心底尊敬できるお前が ある意味うらやましいよ。

セベク
む……スカラビアの寮長は違うのか?

ジャミル
それについて詳しく言及するのは控えるが 
寮長にも色々なタイプがいるってことさ。

セベク式典服 早口で語ってやろう!!2話 より


★闇に沈むセベクと再起

分裂方向 :タイプ1→タイプ4 
囚われ  :怒り(憤り)
根元的恐れ:自分が悪く、堕落し、邪で欠陥があること

セベク
このまま夢の中にいれば……若様は……!

メインストーリー7-67 「遂行ミッション!2話」より

これから生まれてくるマレウスやマレノア様に起こった(起こる)こと、リリアとシルバーのこと。
自分の力ではどうにもできない現実に怒り(憤り)を覚え、夢が覚めなければ良いと考えたセベクは「闇」に無抵抗のまま取り込まれようとしました。

不健全となったタイプ1はタイプ4の短所である「現実逃避して自分の理想の世界に引き籠もる」特徴が表に出てきます。

辛い現実から逃げ「闇」に取り込ませかけたセベクに対し、シルバーが「現実のマレウス」を引き合いに出したことで彼は自分を取り戻します。
しかしマレウスに逆らったのは正しいことだったのか、まだ少し迷いがあると言うセベク。彼がもう一回り成長するタイミングは、やはり夢から覚めて現実のマレウスと対峙した時、でしょうか。


★シルバーのタイプ

シルバーのタイプは、人との衝突を避ける平和主義者のタイプ9。
そこにタイプ1の生真面目で不器用な性格が合わさった9w1。
IFガラでとった行動がとてもわかりやすくタイプ9だったと思います。

・話し合いで解決しようとする
・波風を立てぬよう自分から折れる
・騙していたことを素直に謝る

普段は安定感のあるメンタルの持ち主であるシルバーですが、7章のストーリーではタイプ9の彼が闇落ちしやすい状況が整ってしまっています。


★丁寧に立てられたシルバーの闇落ちフラグ

分裂方向 :タイプ9→タイプ6 
囚われ  :怠惰
根源的恐れ:つながりの喪失・分裂

以前の記事にも書きましたが、タイプ9は基本的に「今現在の平穏を維持」「波風を立てないこと」を望み、そうなるように行動します。
ですが、7章でリリアの中退&赤龍の国への移住する話を聞いた彼の平穏は乱され、タイプ9の根源的恐れである「つながりの喪失・分裂」が起こってしまいます。
そんな中でも平穏を保とうとするシルバーは、笑顔で送り出して欲しいというリリアの願いを叶えるため、自分の本音を伝えられません。
思うことがあっても伝えられない」「表面上は納得したフリをする」という状況は、同じタイプ9のトレイや監督生もメンタルが不安定な時に陥っています。

トレイ
………。
俺にはどうすることもできないよ

メインストーリー1-17「失態レセプション!」より

監督生
▶ ………
▶ (でも、自分が行ってもなにもできないのに)

メインストーリー6-22「残留ジュニア!」より


その後、マレウスの『祝福』に巻き込まれてしまったシルバーは、タイプ9の得意な平和的解決方法(話し合い)ではマレウスを止めることは難しいと考え、彼に刃を向ける覚悟をします。
しかし、タイプ9として不安定な状態のまま、夢から目覚めようと進んでいくシルバーの強い意志は、この後マレノア様に起こるだろう事や、自身と夜明けの騎士との関係、出生など、今まで知らなかった事実を直視することで、彼が守りたかった平穏を自らの手で壊すことに繋がるかもしれません。

不健全状態のタイプ9は、分裂方向であるタイプ6の短所である「不安を感じやすく悲観的」な特徴が現れ、タイプ9の囚われ「怠惰」から、「思考停止/現実逃避し、行動を起こせなくなる」可能性があります。
そうなってしまえば「闇」に取り込まれてしまうのも時間の問題です。


★救済フラグと今後の展開

ここまで不穏なことを書いてきましたが、シルバーは今までオバブロしてきたNRC生とは違い「自分に何かあったら助けてほしい」とちゃんと言葉にして伝えているので、闇落ちフラグを叩き折っている気がしています。

ただ、セベクと監督生には助けを求めて、タイプ9の統合方向であるタイプ3のグリム(3w2)には助けを求めていないことが少し気になりますが、苦しい展開や真実が待ち受けていても、セベク・グリム・監督生の3人でシルバーを闇から引っ張り上げ、彼がちゃんとリリアに本音をぶつけられるよう、叱咤激励する展開が見られると個人的には嬉しいです。


★最後に

今回はこれでおしまいです。
下手な文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました。
chapter5が配信される前に書き上げてしまいたかったのですが、
配信ギリギリになってしまい、文章がいつも以上におかしいかもしれません……
これからも、書いておきたい事、整理しておきたい事が出来たら
記事にまとめようと思っているので、
また読んでいただけると嬉しいです。





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