エニアグラムを通して妄想するツイステ7章
この記事はツイステッドワンダーランドにハマった筆者が、学び始めたばかりのエニアグラムを通してキャラクターの関係や内面を深掘りしてみよう、という記事です。
今回は7章が始まる前に、恐らくオバブロするだろうマレウス(タイプ8)を中心に、展開を妄想していきます。
・7章メインキャラタイプまとめ
マレウス 8w9
リリア 2w1
シルバー 9w1
セベク 8w7
イデア 5w4
オルト 2w1
統合方向
タイプ5 → タイプ8 → タイプ2
イデア・シルバー裏 → マレウス・セベク → リリア・オルト
・ブロットで出来た分裂・不健全への道筋
立ち塞がる壁を力技で破壊して進むタイプ8ですが、力及ばず自分に無力感を覚えたり、他人に進む道を決められたりすると強いストレスを感じます。
ストレスが溜まり続けると、分裂方向であるタイプ5の悪い特徴や不健全状態のタイプ8の特徴が表に現れます。
分裂とは、大きな問題に直面したり過度なストレスがかかった時、不健全にならないための無意識に出てくる特徴。
不健全な状態とは、それぞれのタイプが持つ囚われや根源的恐れに支配され、精神的に不安定になっている状態です。
ツイステでいうと、ブロットがポタポタ垂れている描写時や、オバブロ直前の暴走している精神状態でしょうか。
分裂方向 → タイプ5
根源的恐れ → 他人に傷つけられる事、支配される事
根源的欲求 → 自己防衛
「力こそ正義」な部分のあるタイプ8は、弱い自分を他人に見せないように周囲とのつながりを断って、一人で何とかしようと自分の殻に閉じこもり
知識を身に付け、戦略を立てます。
一人閉じこもったことで、神経質で効率重視な考えをするようになり、周囲の人と溝が出来てしまいます。傷つけられ支配されるを恐れるタイプ8は、先に周囲を拒否して自分を守ろうとし、周囲の人間性を軽視し冷笑的になると不健全状態に陥り、自分も周囲も世界も否定し、虚無感に襲われるようになるのです。
・不健全タイプ8の特徴から妄想するザックリ7章
※100%妄想です※
年老いたヴィルを目撃したマレウスは人間の脆さ、そして綺麗に修繕されたオンボロ寮やリリアの漏らした言葉に「みんな老い、死ぬのは嫌なはずだ」「力を持つ僕が何とかしなければ…」と考えます。しかし、
①マレウスがどんなに膨大な魔力を持っていても時は戻せません。
自分以外の全ての寿命をどうにかすることは難しいそうです。
ちなみに、深層心理では「歴史に置き去りにされるのは、自分だけではないか?」「置いていかれるのが寂しい」という気持ちがありますが、本人は皆のために悩んでいます。思考センター寄りの本能センターのため自分の感情
にも相手の感情にも疎いのです。
※「センター」に関しては前回記事参照
「ヒトの命が糸車で紡がれた絹糸のように簡単に途切れてしまう」のなら、どうすれば簡単に途切れなくなるだろうか?
②「次期当主として悩んでいる姿を見せてはいけない」マレウスはリリア達にも相談せず、一人で解決策を探します。
本を読んだりして情報収集をしても、良い方法は見つかりません。これでは時間が掛かりすぎる、と焦るマレウスは簡易策として寿命を迎えないように全員を眠らせる(時間停止)させる、
③周囲の意思を無視し、効率を重視した計画を立てます。
その計画をNRC生たちの前で話すマレウス。あまりに唐突な提案に、戸惑ったり難色を示すNRC生たち。リリアが諭そうとしても、早く何とかしなければと神経質になっているマレウスには届きません。
それどころかマレウス自身は「この計画は彼らの為でもあるのに、何故彼らは文句を言うのか?」と困惑し、怒りを覚えます。元の世界に帰りたい監督生にとっても1000年も眠っていては、元の世界に帰れたとしても浦島太郎のような状態になってしまうため、マレウスの計画は飲めるものではありません。リリアの優しい言葉も、監督生の説得も、
③神経質になっているマレウスには裏切り、強い否定の言葉に聞こえるでしょう。
そして…
④自分自身や周囲の人間、世界そのものも嫌う
自分の事を否定する周囲も、どうにもならない世界の仕組みも、全てが嫌いになり、力任せに何もかもを破壊しようとするでしょう。
・1周年記念PVのラストについて
1周年記念PVでは、グリムが夢の中でツイステ運営1年目にあった出来事やキャラクターたちを振り返る内容になっていますが、PVの後半、外で雷が鳴り響くNRCの図書室でマレウスと出会い、グリムの夢が覚めます。
夢の中でマレウスの後ろには、本が積みあがった机があり、何か調べ物をしているようにも見えませんか?
このPVでグリムはマレウスから彼が立てた計画を聞いたのだと考えます。「誰も自分から離れていかないように」と自覚なく願うマレウスの計画は、6章で監督生達と無理矢理引き剥がされたグリムにとって、魅力的に聞こえることでしょう。
黒い石の問題が解決していないグリムとマレウスが手を組んだ時、何が起こるのでしょうか?
ツイステ内でも、ディアソムニアのインスパイア元でも「夢」は重要な意味を持っているので、もしかしたら7章に繋がる重要なシーンとなる…かもしれません。
・イグニハイド寮生たちの7章
ここからは7章で味方になってくれそうなイグニハイドの2人をそれぞれのタイプ・統合方向から、こんな活躍して欲しいなー…という妄想を並べていきます。
イデア 5w4 統合方向:タイプ8
タイプ5がタイプ8から学ぶのは「自信」と「貫く強さ」
寮長に向いてないと思っているイデアが、寮生に慕われている事に気付き、寮長として自信を持つ事、そして自分の意志を貫く事です。
式典服パソストでオルトとの約束を守るため入学式に出席しようとしたイデアは、故意ではないにせよ、マレウスに意志を挫かれています。7章では、そんなイデアがマレウス相手に引かず、自分の意志を貫こうとする姿、統率者らしい「イグニハイド寮の長」としてのイデアの活躍が見られると嬉しい
心配なのが、イデアにとってマレウスが統合方向であるように、マレウスにとってイデアは分離方向。彼の一言がマレウスのブロッドの一滴にならなければ良いのですが…
オルト 2w1 統合方向:タイプ4
6章ですごい成長を見せたオルト。6章後もヴィル(タイプ4)が会長の映画研究会の元で人間らしい感情、自分の感情を学ぼうとする姿が描かれています。「これは僕の意思だ」と笑いながら言っていたオルトが、7章で改めて「これは僕の意思だ!」と言う展開が来てほしいです。
オルトのタイプは、マレウス・セベクのタイプ8の統合方向であるリリアと同じタイプ2。彼の場合、セベクに対して成長のヒントを与える役になりそうだと考えています。互いに大切な人がいるという共通点と、片時も離れたくないセベクと少しずつ自立を始めたオルトの対比が見られると嬉しいです。
・最後に
今回はこれでおしまいです。
下手な文章をここまで読んでくださり、ありがとうございました。
書いておきたい事、整理しておきたい事が出来たら
記事にまとめようと思っているので、
また読んでいただけると嬉しいです。
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