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ハズレデート3連発な週末②#遊び目的にまんまと引っかかる

こんにちは!
前回の記事で「~to be continued~」とかいいながら4ヶ月たった夢見るOL花子です。

「俺たちの冒険はまだ始まったばかり!」といって、連載が打ち切りになる少年漫画みたくなってました。

そういえば、前の2記事、「恋する」OL花子になってました。笑
恋ではなく、夢見てるOLです。でも恋したい…(切実)。

今日は、前回からの続き。
週末ハズレデートの2/3(サンブンノニ)について書いていきます!
ちなみに、去年の11月頃のお話です。

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先にオチ書いときますね。
オチ: 所謂「ヤリモク」にすっかり騙され、痛い目を見ました。

【お相手さんプロフィール等】
・タレ目さん(当然仮名)
・同い年
・職業コンサル(いかにもっ)
・身長確か高めやった
・新宿区在住
・タレ目のイケメン
・とにかくイケメン

上記からわかるように、
もんっのすごくどタイプのイケメンでした。
クリっとした二重、ちょっとタレ目で、所謂甘いお顔…。

プロフィール写真がもう好きすぎる顔なため、ウッキウキでメッセージのやり取りをしていました。
そうしてるうちに、飲みに誘われたのでもちろん即「YES!!」

ただ、デート場所を、タレ目くんが自分の家の近くを指定してきたので、
ここで少し、私の危険関知センサーが「むむむ?」と鳴りました。

そのため、お互いの中間地点を提案。
これに乗ってきたら、会おうと決めました。
中間地点で向こうは快く了承して来たので、花子審査に無事通過!!
※イケメンは審査が甘い

初アポにも関わらず、夜飲みでお約束しました。そしてもちろん、電話もしてませんでした。

そのアポが、この週末ハズレデートの中日になろうとは、この時花子は思いも…してなかった…。

ちなみに、丁度タレ目くんとアポの約束をしているとき、母親がこっちに遊びに来ていたので、アプリの写真を見せて、
「この人と今度飲みに行くねん〜♪」と話すと、
母親が真顔で
「アンタ…。あかん。この人は男前すぎる。…絶対あかん!!(遊ばれるぞ)」
と、警告を頂いておりました。

いやいや、心配しすぎ、大丈夫よ!
と呑気に思っていましたが、いやほんと、さすが私より長い年月生きてるだけあるわ…。笑
聞いときゃよかったな、その言葉。

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そして約束の土曜日の夜。

お店は、向こうがなかなか決めなかったのでこちらが適当な所を決めて予約。
(この時点でもう真剣さに欠ける事を、なぜ気付かなかったんだ)

普段なら、男性側に初デート場所は予約して欲しいと、イラつくところですが、イケメンのためならお店探して予約なんてなんとも思わない(盲目)☆

そして待ち合わせし、お店でマスクをとったタレ目君のお顔を拝見…!

いやー!イケメン!イケメン!
プロフィール写真通りっっ!!

花子、目が喜んでおります。

待ち合わせしてからお店に向かう途中、「花子ちゃん、なんか変わってるっていわれない?」と、まさか初対面に言わないような事をいきなり言われ、イラッとしたのもすっ飛びました!

タレ目君からも「花子ちゃん、プロフィールのままの顔でよかった〜」と安堵した様子で言われました。(可愛いとは言ってない)

タレ目くん曰く、「コロナでみんなマスクするようになったからさ、こうやってやっとご飯食べる時に相手の顔がわかるから、ドキドキするよね〜」と。
自身の顔立ちが良いからか、やはりお相手にもある程度の顔面を求めるんやなぁ。と。

同い歳なのもあり、普通にストレスなく会話は弾みました。

また、向こうもマッチングアプリで数人に会ったようで、今のところ「この人!」という人とは出会えてないと。

そんなこんなで、色々話をしているうちに良い時間になり、2軒目に行こうとなりました。
2軒目は、近くにあった、BARに決定。

雰囲気の良いBARとイケメン。
悪くない。
その場の雰囲気に一人酔っていると、映画の話になりました。

すると向こうが「この後僕の家で映画観る?」と。

これは…!!!もしや…!!!

イケメンとはいえ、初日に男女の関係になるつもりは、私は毛頭ない。
でも、もう少しこのイケメンの顔を拝んでいたい…。

そこで私は、
「え、でも本当に映画観るだけになるけど大丈夫?」と言うと、向こうは
「当たり前じゃん。笑 大丈夫だよ!(大嘘)」
と。
その一言に安心して、タクシーに乗り相手のお家に行く事になりました。(バカヤロウ)

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家はそこそこ広くて、良い家だった。
コンビニでお酒を買い、飲みながら一緒にソファに座って映画を観る。

前を向くと映画。横を振り向くと、イケメン。
映画を観てるのか、イケメンを観てるのかわからなくなりそうですが、至福。

すると相手が、途中でベッドに一人で移動。
「眠いのかな。」となんの捻りもない事を考えていると、
相手が「こっち(ベッド)においで。」と腕を優しく引っ張ってきました。

これは、流石に頭の悪い私でもわかる。

とはいえ、優しく流され相手の隣にIN!
すると案の定、向こうがおっぱじめようとするので、「いかんいかんいかん!!!」
と思い、
「ごめん、ちょっとこういうのは付き合ってからじゃないと嫌だ。」
と、白々しい事をいって拒否。

ここから、
絶対にヤリたいイケメン
VS
絶対にヤリたくないアラサー女子
の攻防が始まります。

タレ目「花子ちゃん、可愛い。鼻が特に可愛いよね。うんたらかんたら」
花子「ありがとう。でもこれとそれとはまた違う…うんたらかんたら」
タレ目「でも、やってみないと分からないこともない?(常套句)俺、遊びとかじゃなくて、真剣に考えてるよ。」

・・・互いに一歩も譲らない接戦の末、ついに決着が…!

タレ目さん「わかった。じゃあ、花子ちゃんに信じて貰うために、次会う約束をしよう!ちゃんと日を決めよう!」

花子「えッ…。」

タレ目「〇日と△日と…この辺はどう?」
花子「……じゃあ、△日…。」
タレ目「わかった!じゃあここね!はい、決定!これでいいでしょ?(にっこり)」

花子「……。」
花子、根負け。

断るのももう面倒になり、
「イケメンやし、まあいっか…。」と、そのまま最後まで致してしまいました。

勝敗は、粘り強く交渉したイケメンに軍配が上がりました。

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一晩過ごし朝起きると、相手が既に起きていて、ソファでテレビを見てました。

むくりとおきて、「私、そろそろ行くね!」というと、タレ目君は、私の方を向くこともせず「あぁうん。」と生返事。

・・・・おやおやおや??
昨日と態度が180°ちゃうやん?

違和感感じつつも、身支度をし出ていこうとすると、相手もようやく動きました。

花子(お!最寄り駅まで送ってくれるんかな。)

タレ目「お腹空いたから、俺も一緒に出るわー。そこの牛丼(徒歩30秒)食べにいこっと。」

あ、送ってくれるわけではないんですね。はいはい。
そして、一緒に相手の家を出たものの、タレ目は、本当に私をおいてすぐそこの牛丼屋に消えていきました。

別れ際、タレ目が私に一言。
「花子ちゃんってさー、鼻、面白い形してるよね。笑」

致す前、散々あんなに褒めてくれた「鼻」。
目的(致す)が達成された途端、手のひら返すように、ディスってきやがりましたとさ。
ちゃんちゃん。

【完】

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朝の一連のタレ目の行動に、「あ、私、都合よく利用されただけなのかも。」という事をなんとなく感じ、ムカムカしながら、帰路につきました。

更に感じた違和感は、気持ちだけではなかった。
帰宅しながら、身体にも感じる異変。

そう、めでたく花子、膀胱炎になりました。

そういえば、会う約束もしてたな。あれはどうなったんだろう。
・・・lineを見ると、ブロックされてるぅ!
あーあーあー、やっぱり口先だけでしたか!

これで、結論がでた。

「花子、イケメンに遊ばれました。(下半身負傷)」


相手にまんまとしてやられたわ・・・。

こちとら、適当な事を言われて騙され嫌な気分になり、あげく膀胱炎にまでなり苦しんでいるのに、向こうは下半身すっきりさせて、牛丼食って満足してやがる。

都合よく扱いやがった。
許せん。

そのため、しばらくは牛丼屋を見るたびに、タレ目野郎の事を思い出し、嫌な気分になりました。牛丼なんて見たくもない…と。牛丼は何も悪くないのにね・・・・。
※今は、牛丼とのわだかまりもなくなり、美味しくお付き合いをさせて頂いております。飲んだ後に一番会いたい相手・・・。私、やっぱり、牛丼の事が、好きなんだなあ・・・。

ゆえに、「どうしたら女性をお持ち帰りできるか?」などという記事をネットでみかけると、嫌悪感が抑えきれなくなります。
女性側も望んでのことなら良いと思いますが、適当に都合のいい言葉を並べ、結果女性を傷つける身勝手な男性は許せません。
てめえの処理はてめえで自己完結しろや。失礼、つい言葉が悪くなりました。

また、相手の顔面に惑わされ、家に行く時点で、「そういう事」になっても仕方ない。って、ちゃんと自覚しなかった自分にも腹が立ちました。

どんなにイケメンでも、病気になる可能性はあるし、妊娠含め女性はリスクが大きい。自分の身体は本当に大切にしないとなあ。

それに、身体が無事だったとしても、私の場合、無駄に体力つかって終わったな。となり、虚しくなって、むしろ気持ちが落ち込む。

身体だけの関係を楽しむ女性もいるけれど、私はそちら側にはなれない。とも思いました。


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そういうわけで、「膀胱炎」というステータスを抱えたまま、最終日、日曜日のアポに挑むことになりました。

「とどめのアポ」。のちに花子の中でこう呼ばれるアポの幕開けです。

~to be continued~

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