車の免許取得の後悔している話
免許についての後悔の話をしたい。
免許取る前の話
免許を取った当時はまだ学生。就職に持っていれば無いよりかは有利だろうし、就職すれば取るタイミングも中々無いだろう、という在り来たりな理由で取った。
〇2択の選択肢
いざ、免許を取ろう。となった時に迷う選択肢は「AT限定」か「MT」か。
まぁ仕事始めたら乗れないだろうなぁ。というか、そもそも車を買えるのだろうか・・・?
車は好きだ。カッコいい車を「見る」のは幼い時から好き。その当時は、将来は絶対スポーツカーを買って楽しむ、と思い込んでいた。
まぁしかし、歳を重ねれば重ねるほど現実を知っていく。スポーツカーがどんどん消えていき、中古価格も跳ね上がり、騒音規制もあれば世間の目もある。お金を稼ぐ大変さも知って車を買うことすら難しいだろうなと。
今もそうだが、免許取得前の当時も「MT」設定がある新車販売されている車は稀。
まぁ「AT」でいいかなぁ・・・
〇もう1つの理由
自分が免許を取るきっかけが、通学していた学校が企画している「合宿免許」。
提携(?)している教習所に、学校の冬休みの期間中に合宿にて教習所に通うもの。
これの決まりの一つに、「MT」を日和ってしまった決まりがある。
それが「2回(修了・卒業検定)の試験に1回でも落ちると帰る日もズレる」というもの。
学校が企画しているもので希望者で数十人で行くものなので、皆でバスで合宿所で向かい何事もなく終われば皆でバスで帰ってこれる。
しかし、修了か卒業検定のどちらかでも落ちると帰る日がズレてしまう。つまり、皆と一緒に帰れないのである。新幹線代は負担してもらえるので金銭面での心配は無いものの、休暇明けの学校でネタにされてしまうのは目に見えている・・・
その不安は自分だけでなく、合宿中にMTからATに変更したいと顔を合わせるたびに愚痴のように言う人もいれば、耐えかねてATに逃げてきた人も。仕方ないよね。
MT車乗りたいなぁ・・・
免許取ってから自分の車を買ったのはかなりの期間が空いた。自分の車を所有して2年以上経過した。
決して運転が上手い、とは言えないが運転には慣れてくると(運転がつまらない・・・)と感じてくるようになった。
AT限定の免許を取ったものの、MTへの憧れは捨てきれずにいた。今の愛車は見た目や性能もよかったが「パドルシフト付き」なのも決め手になった。
雑に言えばクラッチが無いだけのMT。これで走りが楽しめる・・・
と、思っていたのだが、思っていたのと全然違う・・・
どう違うのか表現が難しいか、パドルシフトの使用用途の9割が下り坂でのエンジンブレーキ。シフトアップはただ加速が重くなるだけ、というのが分かりやすいだろうか。
刺激が欲しい、と言ったら変だがそんな感じで「AT限定」で免許を取ったことを今になって後悔している・・・
車に興味が無い、ただの移動の為の道具、としか思っていない人間からしたらMTは「操作に無駄の多い機械」としか思えないだろう。その「無駄」を楽しめる、楽しみたいと思える人間にしか「MT」の魅力は伝わらないだろう。と、MTエアプが語ってみた。