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新木場「STUDIO COAST」がなくなるんだって

音楽好きな人、クラブ好きな人、はたまた誰かの結婚式に呼ばれた人、その利用背景はさまざまだろうけれど、多くの人の心にたくさんの印象的な場面を刻み続けてきた、あの新木場「STUDIO COAST」は2022年1月をもって閉館し、クラブイベント「ageHa」も終了するらしい。

「うっそやろ、おい」としか言いようがないこの事態を招いたのは誰だ?

未知の感染症から自分を、大切な人を、医療従事者を、ふだんの大切な暮らしを守るためにライブに行くことをあきらめた人たちか?
禁酒法下におかれた東京都の行政か?
行政がそのような指示を(違うか、お願いでしかないんだっけか)出さざるを得ないところまで感染症の蔓延を許した政府か?

そんなことを言っている場合ではない。
わたしたちはただ、己の大切な思い出がつくられた場所であり、これから先も同じようにたくさんの笑顔や涙に彩られるはずだった新木場「STUDIO COAST」と「ageHa」がなくなるその事実と、悲しみの真っただ中にいる。
今悲しまなければその感情の行き場がなくなるので、存分に嘆いて悲しんで思い出を語ろう。

それでもつらつら考える。
誰かを責めたりはしないけど、それでもこの事態を回避できる未来はあったんじゃないだろうか。

って、思っちゃうな。


悲しいな、寂しいな。いままでありがとう。
当時住んでいた豊洲から引っ越した途端に開業して「タイミングわる!」って思ったこととか、その時一緒にいた人たちのことを思いだしたりして、ちょっとした人生想い出特番を開催しているよ、わたしは。



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