詠月、十四日目。

降り掛かる天罰

報われない未来

許されない過去

自分がどれだけ償いを重ねても
降り掛かる天罰に身を任せるしかない
贖いも虚しく
地に叩きつけられるのみ

弱い人間はいつだってそう

私は弱い人間

見えた一筋の光も

虚構であると知る

神は私の幸福を許さない

降伏のみ。

地に叩きつけられ

絶望を再確認させる


兼ねての友人からの

朗報が入る

喜ぶ

然し

胎内では妬みが育つ

羨み

嫉妬

なんで私は汚い人間だ

こんなだから。