北海道旅記④

4日目は結果的に北海道を東から西に横断することになりました。当初、網走駅からJR釧網線で釧路へ向かう予定でしたが、積雪の影響で運転見合わせとなっていたこともあり、札幌に向かいました。昨夜23時に出たバスは北見を経由して札幌に朝6時頃着きました。札幌に滞在しても良かったのですが、コロナウイルスの影響で時計台や北大、札幌タワー?など多くの観光スポットが営業していませんでした。
そこで青春18きっぷを使いJRでとりあえず小樽まで行ってみることにしました。小樽は自分の中ではレンガ、運河の街という印象でしたが、それ以外あまり知りませんでした。小樽到着後運河、港周辺、お土産屋が並ぶ堺町本通りを散策したのち、高台にある高級住宅街を歩きました。将来ここに住めたらすごくいいなと思いました(そこに行くまでの坂が傾斜15度とかなり急でした、、)。
またサカナクション山口氏の故郷ということもあり、市の観光案内所では彼のギターやメッセージなどが展示されていました。中学生の頃よく聞いていたのですごく興奮しました。
ここで"安宿は小樽には少なく、その他倶知安のあたりにも無いようなので、今日は旭川まで行ってそこで宿泊することにしよう"と決めました。小樽を10時頃出発して、倶知安に昼頃つくと、なぜか外国人ばかりで驚きました。こんな田舎に来るなんて物好きな人がいるものだな(失礼)と思いましたが、実はこのあたりはニセコ地域といわれ、近年スキー目当てで訪れる富裕層外国人がとても多いらしいのです。言われてみれば夕方のニュースで特集されていたなと。駅には英語が堪能な通訳さんやタクシー運転手がいて、スキー場へのシャトルバスなどもありました。今後の発展がとても気になります(後でyoutubeを見ると富裕層向けバーやラーメン屋などが沢山あるようでした)。
倶知安を出た後長万部で二時間強乗り換え時間があったので散策しました。日本海は昼間でもとても寒々しく、駅周辺もかなり閑散としていました。将来北海道新幹線が止まるようで再開発などされるのでしょうか。駅前の中華屋さんで食べたチャーハンが安くて美味しくて量沢山で最高でした。次訪れる時まで営業し続けて欲しいです。その後自分の大学の長万部キャンパスへ向かいました。春休み中ということで学生はもちろん教員もほとんどおりませんでした。結局コロナウイルスの影響で今年入学の学生は都内キャンパスに通うようで、今年長万部は更に活気がなくなってしまうのでしょうか。
お菓子等揃え長万部を出発し旭川まで行きました。車内には小樽でも見たなという同年代の学生が何人かいました。ここではAmazon primeのfleabagというドラマのシーズン2を一気見しました。かなり面白かったです。
旭川に夜19時に到着し、市場を通って宿に向かいました。宿はかなり新しいようで、2000円以下とは思えませんでした。映画きみの鳥はうたえるにも登場していたようです。屋上からは港周辺が見渡せ、近くのスーパーで買ったお刺身や餃子を食べ、次の日のプランを考えました。

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