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ゴメンナサイ 給与遅延 スタッフへの手紙

Note 本編5話 前書き、目次 で合計7編
さまざまな 「グエエー」な経験を書いてきましたチョッとサボったらなんだかんだ半年が過ぎてしまいました。書くってパワーいりますね。

でもサボっていた半年間もこの自虐noteを書いたおかげで色々なことが起きました。「倒産1000本ノック」という演題で講演を何度も頼まれたし、講演を聞いてくれたある上場企業の社長が大きな投資をしてくれたり。もちろんいいことばかりではなくてドン引きされたり、金融機関さんにはあきれられたり。

でも中には「早く続き書いてよー」「更新楽しみにしてるよー」という酔狂な方もいて。しまいにはうちのスタッフの一人が「岡本さんが書かないのなら僕がゴーストライターで書いてもイイですか?」っと言い出す始末。さすがに僕もスタッフに書いてもらうわけにはいかず重い筆を執りなおしました。

1000回を超える「明日倒産」の経験
数えきれない謝罪の日々
M&Aのとんでもない失敗や逆に敵対的買収の危機に立たされたり。

会社をやっていて資金に詰まったり、倒産しそうになった経験のある経営者の方はその時の気持ちをどうやって表現するんでしょうね?

ましてや1年や2年じゃなくて10年も毎週、毎月倒産寸前の日々。。。

僕は「グエエー」で表現したんですが実際どんなに資金繰り表とにらめっこしてもどーしてもお金が足りない時、本当に動悸が激しくなったり、胸がギューと苦しくなったり、目の裏が熱くなったり、こめかみ辺りがキーンとなったりしますが一緒に作業をしている経理メンバーや周りにいるスタッフには「軽口」を叩く。

こんな感じの時の自分の胸の内は、ホントに言葉にできないくらい苦しいし悲しい。
でも、その感情をオールスルーしておもいっきり寝て、走って、ガハハって無理やり笑って完全に気持ちを前向きにもっていく術を覚えた。

なによりも一番辛いことは、長く一緒にやってきた仲間に「三行半」を突きつけられるとき

責めてるわけじゃない

責めるどころかこんな状況でこれまで耐えて頑張ったくれたことに感謝以外何もない。
でも、本当に悔しい。
 
なにが悔しいってこれまで頑張ってくれたスタッフに良い目を見せてあげられなかったこと。

何度も何度も「やめようかな」って心の中では思いながら何度も何度も「イヤもういっちょガンバロウ」って思い直してくれて僕の「次こそはV字回復だ」って言う言葉を信じてくれた仲間たちがやめざるえないことの辛さを思うと本当に悔しいし辛い。

事業で収益を出すことはマストだけど「儲かったね、良かったね」ってだけの成功じゃなくて本当に苦労を分かち合った仲間とは年取った時にお酒でも飲みながら昔の苦労を笑い話にかえて時を過ごすことの方が幸せな人生な気がする。

ドンドンアップのビジョン
オシャレで明るくて元気があってチョットへんてこりん
でなおかつCO2削減に大きく貢献するエコカジ古着
ショップを広め世界一になること

ドンドンのコンセプトの全ては「強制ではなく共感によって」

ドンドンのビジョンもミッションもトラの巻も共感
してくれるスタッフだけがいればいい

人間は、自発的な想いで行動した時のみ成果が最大限
の結果となる

人間が人に言われてイヤイヤ物事をやった時の結果を
1とすると人に言われたけど納得してやった場合の
結果が3となる。

そして自分が自ら発案して自分でやった場合最終的な
結果は、3の3乗となる

(たしか、そんな感じの数字)

これは、一つの原理原則らしいのだがこの法則
もちろん人材育成においてすごく大事な考え方

僕自身も創業当時から強く強くスタッフとの関係も
「強制ではなく共感によって」を意識してきた

んが
僕の「しくじり先生」

あまりにも緊急事態が多すぎて即決即断をせまられる状況の中で

本当にギリのギリの局面の決断、マジで頭狂うぐらい もがいて考えて
針の穴を通すような小さな活路を見いだして

物事が思ったように進まないと
「キイー」ってなって
「やかましい つべこべ言わんとやれコラ」
と何度言ってしまったことか

本当に情けない自分

これまで1000を超える倒産の危機に直面し
「給与の遅延」なんてもはや日常茶飯事

これを書くことさえも倒産のリスクかもしれないけれどこれまで
「給与の遅延」の前にスタッフに必ず手紙を数えきれないくらい書いてきました。

載せてるのは8回分くらいだけれど実際には数えきれない程書いています。

一度や二度ならまだしも何年にもわたって

しかも一人二人ならいざ知らず100人近かった社員へ

いくら気心の知れた仲間でもそれが何十回にもなると もはや
「なんて謝っていいかわからなくなる」

これまでどんなことがあってもドンドンを守り、僕の無茶についてきてくれた仲間には何があっても恩返しがしたい。

人によって「責任の取り方」の判断はまちまちだけど

だから僕は狂ってるって言われようがなりふり構わず生き残る

生き残ることだけが仲間やこれまでご迷惑をかけたお取引先さんに恩返しをする唯一の術だから。

これまで「給与遅延」の度にスタッフに充てた手紙です。
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スタッフへの手紙 其の1

【※重要】12月分給与支給について
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みんな今回の年末年始いろいろな部署や色々な場所ですごく無理をしながら
がんばってくれたおかげで素晴らしい結果がでた。

本当にありがとう!

こんなに頑張ってもらっているのに給料が慢性的に遅れて本当に申し訳ありません。

これまで●●君にお給料やいろいろな支払いを対応してもらっていたのだけど
あまりにも大変なので自分が対応することになりました。

内容は、以下のとうりです。

今日SV会の時に参加できる社員になるべく参加してもらって今の状況の説明と
つかんだ最高のチャンスと今後の展望の説明をしました。

今回参加したメンバーは、参加できなかった社員にしっかり説明してください。

あまりにも情報量が多いので全部記すことは、できないので要点だけ書きます。

経営状況そのものは、前期と比較すると大きく改善していてまだまだ十分ではないものの利益も出るようになり直営店舗は、全店黒字化をすることができました。
経費販売費も2億5千万円削減しました。

ただここ3年ほどの色々な滞納額が非常に大きいためなかなか資金繰りが追いついていない状況です。

そしてカンボジア事業もわずか1年で8店舗を投資することなく出店し
古着の仕分け、ネットの出品の工場もだんだん整備されてきました。

店舗のメンバーの努力はもちろんだけど倉庫メンバーも寒い中頑張ってくれて
●●社の商品納品のおかげもあって今回の初売りも前年よりも
大幅な売り上げアップになりました。

事実として資金は追いついていないものの売上の構造、利益の構造は
劇的に変わり確実に前進しているということを信じてほしい。

そうは言っても と言うところだと思うし 実際俺自身もお金がなければ暮らしていけない。

そして奇跡が起きた!

1年越しでずーと口説いていたのだがかの有名な●●社の社長が先月カンボジアに来られてさらに3日前には村山の倉庫にも来てくれうちの現在の取り組みやカンボジアでのネットの出品の仕組みを大きく評価してくれてうちのことを全面的に支援してくれることになりました。

これまで12万点ほど●●社の商品を1枚●●円にて仕入をしていたのだけど
それを●●円に下げてくれてさらに30万点以上の商品、現在の3倍の商品を
出してくれることになりました。

さらにありえないことにかかる物流費やその他経費を負担してくれて
支払いを半年間猶予してくれると言うことになりました。

要するに半年間支払いなしで値段も9分の1、そして3倍以上の商品が入ってくるってこと

30万品の3割、1枚1000円で売るだけで9千万円のお金が毎月入ってきます。
それも原価ただで

後は、入ってきた商品をしこたまピックして売るだけです。

こんな奇跡なかなかないでしょ

その中で●●部長からも連絡があったと思うけど買取を2月末まで止める決断をしました。

もちろんみんな色々な想いや考えがあると思うし、お客さんにも迷惑をかけることにもなるけれどもしドンドンがなくなってしまうことを考えれば絶対に生き残ってお客さんに恩返ししたほうが結果的にいいと思う。

この件について本当に悩んだしさんざん話し合った。苦渋の決断ではあるけど現時点では、最善の選択だと思う。

そして買取を止めても商品そのものは、直営店全店舗の商品よりもたくさんの商品が●●社から毎月入ってくるので売上も上がるかもしれない。

正直1月は、まだ給料の遅延が続くと思う。
しかし、買取を止めて月額1千万円以上のお金が浮くし
今月から入ってくる●●社の商品さえ売っていけば必ず2月には
追いつけると思う。

後は、俺たち全員が部門部署を超え一致団結して売って売って売りまくるのみ

ほんとにありえないビックチャンスをもらった
生かせるかどうかはすべて俺たちの手にかかっている

どうかもう一度だけ俺を信じてほしい
なんとかみんなの力を貸してほしいです。

表題の件について、1/15(金)より分割にて支給いたします。

資金調達に全力を注ぎましたが、残念ながら
給与の分割払いをお願いせざるをえない状況となりました。

過去債務の返済原資の獲得に向け
現在、交渉を進めております。

従業員の皆様には、ご負担、ご迷惑をおかけし
大変申し訳ありません。

給与支給日、金額等は、以下の通りとなります。
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スタッフへの手紙 其の2

みんな

毎回申し訳ない。

ありとあらゆる資金調達をしたけれど今月も間に合わない。

そしてみんな頑張ってくれているものの3月の売上が悪すぎて

本当に今月は厳しかった。

今月は、ある社長さんと自分が出るフルマラソンのタイムで4200万円という契約の賭けにのってもらった。前年が5時間半で惨敗だったので今回は4時間切りという1時間半もタイムを短縮、なおかつ練習するには時すでに遅し2週間後のフルマラソンの大会だ。全くの練習不足だったけど「足がもげても死んでも4時間切ろうと思って走った」結果3時間56分 死にそうだったけど間髪入れずこの社長に電話を入れて契約にこぎつけた。(本当はこの社長の優しさで必死な俺を支援してくれたのだけど)

他は●●さんに●●社の社長に合わせるアポイントとるって言って1000万貸してもらったり、取引先業者さんに卸の1年分の支払いをお願いして1000万先払いしてもらったり
この3週間で6200万円の資金投入したが全体の売上の減少で負けた。

4月は、実は1年で一番大事な月だ

新しい人たちが新しい街に移る時、人が新しい事を始める時

新しい人々が最大に動く時だ

そしてもしこの人たちがドンドンに一度来てくれて大好きになってくれれば
向こう何年も繰り返し来てくれる。

そうこの四月で1年の売上が決まるのだ
簡単に言うともし今月新規のお客さんだけで100万円売上を作れて
もしこの新規のお客さんがドンドンを気に入ってくれて月に1回来てくれるだけで
1200万円の新しい売上を4月に創ったのと同じことだ

お店は、どうしたら売上があがる?お客さんが喜べば上がる

どうしたらお客さんは、喜ぶか?
お客さんが楽しい体験をしてくれたら上がる

どうしたら新規のお客さんが来てくれるか?
既存のお客さんがドンドンの良いことを伝えてくれたらあがる

どうしたら既存のお客さんは、他の人にドンドンの事を伝えてくれるか?
お客さんがビックリしたり喜んだり期待していたサービス以上の物を受けたと
感じてくれればドンドン伝えてくれる

4月たのむな!

ただ、何度も伝えてるけれどもマーケットは大きく変化している
どんなに素晴らしいお店もネットなしでは存在を危ぶまれるような時代だ

頭のスイッチがバシッと音がするぐらい切り替えて
ネットの出品、出品、出品お願いします。

俺は、今、いろいろな企業にありえないような勝負に出ている。必ず決める。

有名な●●社ともなにかできそうだ

必ず大きなチャンスをつかんで資金を一旦追いつけて
みんなに安心して頑張ってもらえるように
俺もなにがなんでもやったるから力貸してください。
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スタッフへの手紙 其の3

みんな

今月も申し訳ない。

危ないとこだった昨日は、正直、胃が飛び出そうな状況だったけど
最後の最後まで粘り強く交渉を続けて
なんとか2千万円調達してぎりぎりセーフだった。

でも最後まで全く疑うことなく心乱すことなく信じてがんばった。

フー

ゴールデンウイークは、みんな頑張ってくれて
予想以上の売上をとってくれて本当に感謝している。

ありがとう

何度も言っているけど状況そのものは良くなっているものの
後 半年くらいは未払いの清算で資金繰りは毎月きつい。

ただ大きな未払いが今年中に終わる予定なのでそこからはだいぶ楽になる

ただ、マジで俺は今の状況にビビッてはいなくて
むしろこれからの展開にすごく自信を持っている。

ここで詳しくは書かないけれども簡単に言うと
今忘れがちなドンドンの大事やビジョン、ミッションの具現化だ。

ネットだろうが、店舗だろうが、ややこしいことは考えず
とにかくオシャレで明るくてチョッとヘンテコリンでCO2削減に貢献するを
ふざけながら真面目に表現する。

毎日が祭の実践だ。

これをリラックスアンドアッパーでやる

アホかって言われるかも知れないが、俺には具体的なイメージがあって
必ずこれでみんなが楽しくそしてV字回復ができることとマジでマジで信じている

抽象的な表現で申し訳ないがまた説明する

最後の最後まで信じてあきらめなければ必ず道は開ける
これまでもそうだったし、昨日もそうだった

でも俺一人信じても大きな結果にはならない

みんなの「信じる」が一番大きなパワーだ。

なんとか信じて力を貸してください!
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スタッフへの手紙 其の4

みんな

また 申し訳ないのレベルを超えて申し訳ない。

毎度の事ととらえてもらうとすごく困るのだが本当にこの6月は、しんどい。

ドンドンに限らず6月は、アパレル全体売上とるのが厳しい月であること
一方で支払いの額は変わらないという大変な月だ。

俺は、みんなには申し訳なさ過ぎてなんとか辛抱してくれと言えない。
当然みんなにも生活があるし個々人が抱えている事情もある。

もし最悪こんな会社についていけんって思って辞めざるを得ないことになっても俺は、一人一人に感謝以外何もない。

が俺は、ドンドンが絶対に復活する、しかもそんなに時間がかからないうちに
って微塵の疑いもなく信じているのでなんとかついてきてほしいと思っていることも事実だ。

少なくとも年明けには、大きな未払いの分割支払いも終わるのでだいぶ変わることは確実。

ただ、そんなことではなくドンドンのお店そのものがスゴイ収益店舗になるイメージが俺にはある。

実際に今回のぶっこみの「毎日が祭」は、ぶっこみだけに各所混乱はあれど目に見える成果が上がっていて俺は、本当にうれしい。

ただこの成果をみんながどれくらいのテンションで受け止めているかは少し心配だ。

半額~やらタイムセールとか目先で大きく数字が変わるものに対しては喜びがちなのだけど実は、これらは短期的に数字がハネルだけで後の落ち込みも激しい。

しかも、チョー安売りはお客さんがたくさん買ってくれておなか一杯になってしまってその後が中々続かない。

さらには値引きが全体なので利益を大きく圧迫する。

今、みんながトライしている「毎日が祭は」日々のインパクトはさほど大きくないが全体では一定の粗利を確保しつつ新規顧客の獲得や来店頻度の増加という効用がありお客さんが飽きにくい。

なおかつ実は月単位で見ると「大きなイベント」よりも売上、利益両方でとても大きなインパクトになる。

単純に合わせ技の企画で一日に既存の売上プラス3万円売上をとれば月額で90万の売上になる。

これって前年同期比に直してもとんでもない数字だ。

ネットもオムニチャネル化もだんだん軌道にのってきた。

さらに俺がチョー期待しているのはAIとディープラーニングを駆使した自動ブランド判定と値段査定システムだ。

奇跡的な出会いがありこれをなんとタダで作ってもらっている。

っというかほんとにマジでマジで俺は今、ほんのチョッと先にスゲエチャンスが見えまくりでワクワクしまくっている。

おまえこんな状況の中アホかって思われるかもしれないが本気でそうなのだ。

一方でこれもどんだけみんなに温度間が伝わっているかわからないけれどガチで毎週「倒産」と戦っている。

俺は、ヘラヘラしていて無責任に見えるかもしれない。

でも俺は、どんな状況であろうと心を乱した時点でろくな結果にならないと痛感しているのでヘラヘラしてる。

これまでも本当に後1日で倒産ってタイミングが数えられない程あったし、普通にここんとこ毎週同じような状況だ。

大抵は、奇跡的に誰かに助けてもらって今俺たちはここにいる。

でも俺はもう誰かに助けてもらって生き延びるのはこりごりだ。

自分たちの力だけで勝ちたい!

お店で勝ちたい!

ネットで勝ちたい!

自分たちの力でこの最悪な状況から脱出したい!

ブラフじゃない、誇張もしてない、はったりなしで少し先に勝利が見えてる。

信じてほしい やりぬいてほしい

謝りたくない

感謝しかない
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スタッフへの手紙 其の5

みんな申し訳ない。
3週間前にかなりの額を調達できて
久しぶりに今回は遅れなく支給できそうだったのだか
わずか2週間あまりで支払いに消えてしまった。

これは、大きな問題でこれまでは、以前の失敗のつけがおおきすぎて
中々資金が追い付かなかったのだが

ここ3ヶ月くらいは、様子が違う。
本業の成績が著しく悪くなった。

これは、俺の中でかなりショックなことでこのままでは
深刻にヤバイ

俺は、俺で資金調達に奮闘するけれども
そもそもの本業の収益が足らなかったら
いくらお金をもってきてもまた同じ事の繰り返しになってしまう。

先日ブログにも書いたけれども
まず本業のお店とネットの売上の合計を
前年比の200%に頑張ってほしい。

今月は、今のところいいところは、
150%近く行っているので
ネットと合わせれば可能な数字だと思う。

あげ方は、昨日のブログのとおりだ。

今、スゴい大きなチャンスが形になろうとしている。
画像認識AIのテクノロジーによる自動査定の仕組みができた。
運用ももうすぐだ。
これとオムニチャネルの仕組みと
カンボジアのオペレーションが
くっつけば必ず飛躍的な快復に繋がる。

この仕組みだけで世界を変えられるほどのインパクトのある仕組みだ。
これだけで上場できるパワーがある。

チャンスは、すぐそこだ
なんとか踏ん張ってほしい。
力を貸してほしい。
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スタッフへの手紙 其の6

みんな

6月から今日までに外部から1億5千万円ぐらいありとあらゆる手でお金を
調達した。

だから俺たちは生きている

給料も慢性的に遅れていて本当に申し訳ないが遅れながらもなんとか支払えてる。

ありとあらゆる手を尽くしてきたし何度も「もう無理~」ってよぎった瞬間は多々あれど
よぎった瞬間に
「いやいや死んでも諦めねー 俺が糞なだけでやり方は100万とうりある」
って思い直してやってきた。

寝ても覚めても
休みだろうがどこにいようが一瞬も頭から資金繰りが抜けることはない

戦争でどっかの島でほぼ全滅って戦いで生き残った元兵士が言っていた。
「死んだ人の多くは、遺書を書いたり 明日で終わりだって言ってた人だった。」

だから俺は死んでも不吉な未来は予想しない。
予想しない癖をつけた。

だが現実的にお金は足りない

腸が口から出てくる想いだ

過去の失敗ではもはやない

現実から目をそむけることはできない

「もっと売上だせー!もっと利益出せー」なんて言われても
「イヤイヤそんなこと言ったって・・・」ってところがホントのとこだと思う

ただ、俺も外部から同じように詰められる
1度や2度 イヤ10回くらいならかんべんしてくれるありがたい人もいる
でも もはや 仏の顔も10度までだ

だから俺の叫びなんてのはやさしいもんだから勘弁してくれ

現実から目をそむけることはできない

既存店も回復基調にある店もあるが足りていない
FCの加盟も中々厳しい
販促も効果を上げていない
経費の削減にも至っていない
ネットもまだまだ追いついていない
カンボジアもまだまだいける

部門部署どこをとっても今のままでは終わる

むろん俺は死んでもなんとかするつもりだ

でも外部からお金を持ってきても本業が回復しなければずっとこのままだ

東北エリアで集注して圧倒的なブランドを作れるように頼む !

8月9月でネットの出品を三倍にできる方法を考えてほしい!

メディアにドンっと出てほしい!

経費を削減する知恵を出してほしい!

東北の祭事店舗を今の三倍のスピードで出してほしい!

7アクションを確実に実践できるようにしてほしい!

特別な笑顔と毎日が祭を本気で実現してほしい!

SNSをもっと効率よく効果が出るように運用してほしい!

キャッチ―でまず人が見てくれるようなタイトルで全てのSNSを初めてほしい!

カンボジアをカンボジアを有効に使ってほしい!

後2か月生き残ったらチャンスはデカイ

春からためている秋付物の在庫がお金に変えられる

売るものはある 後は売る力があるかどうかだ

俺は絶対にあきらめないし踊り場さえ作れれば必ずぶっ飛ぶドンドンにできる絵が見えてる

しかし今の延長線上の仕事に未来は見えない

たのむ、たのむ

発想をチェンジして一人一人がぶっ飛んでほしい

全ては俺が糞だからだが

やめられたって何の文句も言う筋合いはないけど

信じてほしい
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スタッフへの手紙 其の7

みんなすまない

今回もだ

長く書かないけど

いつもと同じ感じだ

いつも最後だ最後だと言ってるけれどその度に何らかの方法で
資金を調達して倒産せずにいる

でも一度もつぶしてない

26年間一度も

会社の生存確率は、設立1年目で40%5年は85%は、倒産か廃業10年は、94% 倒産か廃業20年以上生存する会社は、0.2% 1000社に2社30年以上は1万社に3社以下

信じて欲しい
これこそが奇跡だという事を

俺は、今希望に満ち溢れている

みんなの頑張りでお店が輝き始めている事をひしひしと
感じている

ネガティブな感情は一切なく光以外見えない

必ずV字回復する

ただテクニックが大事なのではなくて最終的には人の心だ

つらいタイミングがずっと続くと心が離れたりする
疑心暗鬼にもなる

それだけが心配事だ

俺と同じテンションでみんながV字回復を確信してくれないとダメや

みんなの心だけがドンドンにあれば必ずイケる

俺はマジで確信してる

力を貸してほしい
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スタッフへの手紙 其の8

みんな

毎度申し訳ない

状況は相変わらずで既存のビジネスモデル、既存店の現在の収益性だと資金繰りは追いつかない。

ドンドン2.0の始動や大幅な運営の変更による全体の収益改善しか生き残る道はない。

とにかく大きな変化なくしては何も変わらない。

こんな時にこんなことを言うのはどうなんって思う人もいるかも知れないけれど
今俺自身は過去にないほど絶好調でやろうとしていること対する人脈もすべてそろい
ビジネスアイディアも大げさではなく本当に絶賛されている。

ビジネスは「人、物(アイディア)金、」がそろわないと成功しないが今本当に足りない
のは「お金」だけだ。

普通の人は「お金さえあれば」と言うのだけど実際は重要度が高いのは
「人、物(アイディア)金」の順だということに気が付いていない。

今、自分自身過去最高に「人、物(アイディア)」は充実してきた。

この2つが充実すれば「お金」はおのずとついてくると確信している

今度それをみんなに証明してみせる。

俺は絶好調だなどと言いつつ実際は今月も何度もガチで倒産のタイミングがあり ありとあらゆる方策と奇跡の連続のおかげで生き延びてきた。

だがまだ今月これからの資金目途はついていない。

そして今回は、ウルトラCを金融機関に提案してわずか1日で了承された。
今回、うちの社員の●●君が●●店、また●●君が●●店を購入しFCオーナーとなることになった。

二人は以前から独立を目指しており俺としても一番理想的なチェーンの発展はスタッフの独立開業で拡大することを当初から目指していたので金融機関にとっても当人たちにとってもそしてもちろん会社にとってもWIN WIN WINの最高の結果となった。

これによってひとまず少しだけ寿命は延びたがそれも一瞬
冒頭でも書いたとうり大きな変化を起こさなければ将来はない
考え方もオペレーションも既存のものをぶち壊していかなければならない

ただアホって思うかもしれないがホントに俺は絶好調だ
力を貸してほしい

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スタッフへの手紙 其の9

みんな

今回は連絡が遅れてしまい本当に申し訳ありませんでした。

毎回で本当に心からすまないと思っているのだけどもはやなんと言って
謝っていいかもわからない。

中々全員には見えないところだけれどこれまでも本当に何度も何十回も
いや1000超えてるだろうな。完全にアウト、倒産のタイミングがあって
支払の催促は日常茶飯事でその度に返済の期限を求められ
でも結局のところ遅れている先がありすぎて正直、計画や約束さえもできない。

それでもできない約束を求められ結局約束したにも関わらずそれが履行できなくてなおさら信頼をなくす。

ただ、これまで俺が心がけてきたことはとにかく逃げない、そして答えがなくとも対応してきたつもりだ。

まあ中々直接経験せんとわからんと思う。

最近ではあまり悪びれもせず、反省もしてない調子で事実を淡々と話す。

当然それが鼻につく人もいると思うがそっからさらに俺は、そんな状況にも関わらず普通の神経の人が聞いたらタダの絵空事のような明るい未来を話すもんだから さらに死ねって思われる。

世間で言う「常識的な人」ってのは、できることと
できないことのリスクも同時にセットで考える
ってのが通例だ。

必死だから、この地獄から這い上がるのに必死だからとにかくなんか起死回生になるものをトライする

「もしそれができなかったら?」

当然皆そう思うだろうしそれが普通の感覚だろうと思う。

俺は違う
「できなかったことの想像すらしない」
できないリスクを考える事すらも自動的に頭の中から消し去る

そんな俺の態度を見てうちの連中でさえも「イラッと」することは、多々あると思う。

支払が何度も遅れている先でそんな状況にかかわらず先方からお金を出してもらう提案を図々しくも行う。 そしてとうとうと最高の未来を語る

呆れられる、キレられる、人格そのものをぶっ叩かれる

第二の俯瞰し自分を見ている俺は 「そらそーだろな」っと思う。

でも俺にとってはそれはしょうがないことなんだ

だって心の底から一点の陰りもなく
「必ずそれは成功する、必ずその方法で未来が輝く」と信じているからだ。

こんだけみんなにも色々な人にも迷惑をかけ続け全くの弁解の余地もないこともよくわかっている。

「やめれば?」

それが普通だしたぶん一番楽だろう。

さらにキチガイみたいなことを言うと
「どんなに迷惑をかけようが誰を巻き込もうが必ずドンドンのビジョンとミッションを表現する」

人間失格、サイコパスだ。

普通の感覚だとそんな人間は排除されてしかるべきだと言われて当然だと思う。

「ついていけない」

でも俺はそう信じているのだからしょうがない

今の具体的な施策については 

「ドンドンダウンオンウエンズデーのビジョンやミッション、7アクションやトラの巻をネット上で表現すること」

「コストについてはカンボジアのオペレーションをAIの力を借りながら構築し劇的な収益モデルを作る」

「オンライン TO オフライン オフライン TO オンライン の双方向でAI や IT の仕組みを駆使してネットからお店に集客、お店からネットに集客 という圧倒的に収益性の高い新しいドンドンダウンのビジネスモデルを作りだして
再浮上する

俺にはそれしか考えられないし、ほかの人が違うどのような答えを出そうとも俺がそう思えない限りできないんだ。

計画性がないとよく言われる。
数字の根拠は?とも言われる。

そうなのかも知れない

ただみんなが思っている以上に俺は必死だから、とにかく色々なエライ人に会って 答えを聞く

計画性がっと言う人には計画性について聞くし

数字がっと言う人には数字の事を聞く

もしあなたが今ドンドンアップの社長ならどうしますか?

明日の資金繰りを確保させつつ明るい未来を作るためには何が考えられますか?

本当にその方法をとったらドンドンはつぶれないのですか?復活するのですか?

聞きまくる

色々と教えてくれる

でも実は答えを持っている人、他人事ではなく自分事として責任を持って言ってる人は誰もいないのだ。

これは批判じゃなくてね そうりゃそうだよ自分事ではないからね

ついて来れないかもしれない、信じてもらえないかも知れない
でも、俺は責任と自信をもっているんだ。

うちのドンドンアップって会社なんてほんとにチッポケなもんで失敗してるったってそんなもんおっきな会社にとっちゃ一部門、一課の失敗レベルだ

そんなことをいうと益々 色々な人に怒られるが

俺は売上規模を目指しているわけではないけどドンドンを復活させて世界中に広めれば結果的に数百億、数千億円の会社になるに決まってるって思ってるから

誇大妄想壁だったら俺が病気だということで。。。

でも誰に変態呼ばわりされてもどんなに卑下されても俺がこの地獄なような苦しみを生き抜いて来た結果として人間のあり方、自分自身のあり方の絶対法則を持っているつもりだ。

どんなにつらい状況にあっても、たとえ反省しなければならないシチュエーションだったとしても

「だーいじょうぶだ 笑ってろ」

が一番正しい答えだ

全く失敗のリスクやできなかった時の施策さえも排除する態度も俺とっては絶対正しい法則だ。

これはたぶん伝わらないし理解されないと思うけどこれまでの経験の中でできなかった時の方策を考えてしまったがためにほんとに物事がその方向に進んでしまったことが多々あったからだ。

気持ちがつらい時はなおさら気持ちが引っ張られやすい しかも集団で

なので俺は最後の最後
死の瞬間まで
「できるというイメージ以外抱かない 、あきらめない」

なんなら心肺停止しても動き出したろうぐらいの気持ちでいる

わかんねーと思うけど別にこの考え方って本を読んだりとか変な宗教信仰してるとかじゃなくて本当にこれまでの実体験に基づく自分の絶対法則なんだけどなー

ハッピー ゴー ラッキー
どんな時も楽し良いこと考えて全ての状況を受け入れてどんな時も笑顔でいれば必ずラッキーが舞い込んでくる

信仰でも信条でも受け売りじゃないんだよ
本当の実体験、何度も何度も何百回も体験済み

そんな俺すまん

必ずドンドンをスゲー収益モデルにしてドンドンのビジョンとミッションを実現させる

だって俺フツーじゃないんだもん

普通は普通以下 なんなら最悪

だからドンドンダウンは普通じゃない

だからぶっとぶ時はマジでぶっ飛ぶんだよ!
信じて
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スタッフへの手紙 こんな感じでこれまで「給与遅延」する度に何度も手紙を書いてきました。

こんな手紙を公開することそのものも非常識なのかもしれません。でも僕に答えはわからない。これまでにあまりにもコケ倒し過ぎて感覚がマヒしているのかもしれないけれど結局どういう選択肢を選んでも「その時自分が最善と決断したものは必ず後々つながる」 短期的に損をしても得をしても生きている限り過去のたくさんの「決断」が繋がって結果的に未来とつながる。

読者さんはどうですか?
普通こんな会社辞めますよね?

僕に共感してくれる人なんているわけない

本当にクソな自分です。

「でもスタッフには死ぬほど感謝しています」なんて陳腐な言葉じゃ何にもならない。

倒産は、お金ではない。最終的に倒産は人で起こる。

普通の人は、絶対共感してくれないと思います。
なんて理不尽で利己的なって自分でも思います。

社会的には、破産したほうがよかったのかもしれないし昔だったら切腹もの

でも誰になんて言われてもこれまで生かしてくれた人、生かしてくれている人、仲間達に恩を返すには **What ever it takes **

なにがなんでも生き残る

どんなに辛くても生き続ける

そして必ずドンドンダウンを世の人に認めてもらう、喜んでもらうことでしか恩返しをする方法を僕は知らない。

Believe & Keep on 
ドンドンダウンを 僕を信じ続けてくれてありがとう。

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