REGZA PC D732/T6FBMのSSD化・Win10クリーンインストール

実家の8年前のPCを使えるレベルまで修理?しました。

2012年製のPCの性能

実家にあったのは東芝製 REGZA PC D732/T6FBMという機種です。

簡単なスペックは、

CPU: 第3世代 intel Core-i5 3210M (2コア4スレッド)
メモリ: DDR3-1600(ノートPC用) 4GB(2GB×2)
ストレージ: HDD 2TB
GPU: インテル HD グラフィックス 4000
OS: Windows 10 Home(Win7からアップグレード)

8年経った今、起動に5分かかるポンコツに成り果てていたので、復活させるためにメモリ増設とSSD化を行いました。

今回の成功条件

・換装後、不具合なくWindowsが起動し使えるようになる

・東芝のアプリケーションが再インストールできる環境を作る

特に2つ目は重要です。このPCには「筆ぐるめ」のインストーラーが入っています。筆ぐるめは両親が年賀状作成時に必要としているので絶対に復元する必要がありました。

0.準備

必要なものをAmazonで調達します。
重要なSSDは、個人的に信頼しているWD製のものにしました。

次に、換装前のPCから必要なデータをUSBに取り出します。
ここで、以下のフォルダも一緒に取り出しておきます。

C:\TOSAPINS
C:\Program Files\TOSHIBA\TOSAPINS

この2つのフォルダーには、前述した東芝製のアプリケーションのインストーラが入っているので救出しておきます。

次に、USBを新しく2本用意し、1つにTOSHIBA Recovery Media Creatorを用いてリカバリメディア、もう1つにWin10のインストールメディアを作成しました。

1.分解・換装

画像1

分解方法は下記の参考サイトをご覧いただきたい。
苦労すること2時間、ようやく分解成功…

画像2

入っていたHDDを外し、新しいSSDに換装します。
終わったら元通りにします。

画像3

最後に新しいメモリを取り付けて完成です。
というかボタン電池こんなところにあるんですね。

2.Windows10のクリーンインストール

画像4

きちんとBIOS上で認識されたので、起動順序を変更してUSBからインストールします。

画像5

画像6

無事にインストール終了です。

ここで1つトラブルが。Fnキーによる明るさ調整ができないです。常に全開の明るさで光ってます。眼がおかしくなりそうです。早急にドライバを入れる必要がありそうです。

3.ドライバ・ソフトウェアのインストール

まず、先ほどUSBにバックアップした2つのTOSAPINSフォルダを同じ場所に置きます。
次に、以下のファイルを右クリックしてショートカットを作成します。

C:\TOSAPINS\HTML\SETUP\index_top.htm

このショートカットの名前を「アプリケーションの再インストール」に変更し、以下の場所に置きます

C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu(隠しフォルダ)

これで、スタートメニューからインストールができるようになります。
なお、このhtmはIEかEdgeで開く必要があります。

次に「ドライバ」タブ内でインストールできるものすべて、「ユーティリティ」内の以下のものをインストールします。その他のソフトウェアは必要ならインストールしてください。
・Intel Chipset SW Installation Utility
・TOSHIBA System Settings
・SRS Premium sound 3D
・Value Added PackageからFunction Keyユーティリティ→これを入れたら明るさ調整ができるようになりました。

最後に恒例のWindows Updateをかけて最新の状態にしたら終了です。

最後に

SSD化&無駄なソフトウェアが一掃されたからか、起動時間は1分未満まで短縮されました。
このパソコンにはもうしばらく実家で頑張ってもらうことにします。

参考にさせていただいたサイト



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