レシリザのレシラムを解雇した話
おにくです。ちょっと前までレシリザつえーって思ってましたが、高火力非GXの蔓延によりサイドレースで有利に立ち回れなくなったので構築の見直しを行うことにしました。
以前のデッキ
レシリザボルケです。初手カキから一気に230打点を打ち込み押し切っていくことを狙っていました。が、最近のデッキはやたら高火力が多く、レシリザが何発も相手の技を耐えきれないので勝率もよくありませんでした。
何が敗因かは一目瞭然で、レシリザを入れたことによりサイドレースで負ける盤面が増えたことでした。この問題に関しては、京都CLで話題になったミルタンクで回復をすることにより解決はできそうですが、今のデッキに入る枠がないため、別のアプローチを行なっていきます。
レシラム&リザードン
ピカゼクの対として登場したっぽいんですけど、そんなリザードンと組んでいるレシラムの性能を見てみると...
弱い、弱すぎる...
つまりはあのタッグではレシラムが足手まといだったというわけです。
レシラムさん、キュレムに吸収合体された方がマシですね。
お荷物を抱えながらもあれだけの性能を実現したのはリザードンが強かったからということで、レシラムを解雇してリザードンデッキで戦うことにしました。
リザードン選定
検索かけたところいっぱいいますね。昔からそうかなと思ったんですけど、リザードンって技に設定されてる火力がかなり高いんですよね。300あると三鳥TAGやメットサナニンフを落とせるのもグッドです。
そんな中で最も魅力的に感じたのが...
この子です。特性のおかげで手札にエネルギーを握らなくても動けたり、デッキからエネルギーを搾り取ることでデッキ圧縮もできます。火力も130, 180, 230, 280... となかなかいいラインを打ってくれるので、GXもワンパンが狙えちゃいます。
このリザードンを軸に構築を練ることにしました。
構築
こうなりました。このリザードンはタッグボルトに収録されていましたが、当時タッグチームが出たばかりでそっちが注目されていたこと、たね環境なため2進化デッキ自体が厳しかったことから、リザードンはストレージに並んでしまう程度に不人気でした。
そんなリザードンを救った、レシラムに代わる相方が...
ヒードランGXです。この1枚でリザードンデッキは全くの別物と思えるほど格段に強くなりました。
リザードン自体、殴るたびにエネルギーを消費するため非GX相手にはエネルギーリサイクルを引かない限り厳しい戦いを強いられてましたが、その心配もほぼ無くなりました。130という文句ない火力をジラサン等の非GXに押し付けていくことで、エネルギー消費を抑えながらサイドを捲っていきます。とてもエコです。
また、ヒードラン自身バーニングロードという特性で、エネルギーはリザードンから回収できることからとても動きやすく立ち回れますし、その気になればヒートボンバーGXでTAGを落とす火力も期待できます。
で、肝心のリザードンを立てるための手配を揃えるカードとして
ジラーチを選びました。僕の推しポケです。かわいい。
このデッキが勝つためには、リザードンを立てることもそうですが、欲しいトレーナーズを握っておくことも欠かせません。序盤の展開にも活躍しますが、特に圧縮を行なってエネルギーがほぼない状態でねがいぼしを使うと、お目当のカードに出会いやすいです。
あと1枚ちょっと浮いてますが、今の環境を見て採用に踏みきりました。
ワンダーラビリンスです。トリプル加速エネルギー等、手札からエネルギーを貼ってすぐに動こうとするデッキに対して有効と判断しました。一方こちら側はエネルギーを贅沢に使えるためあまり影響はありません。現環境でエネルギーの要求が1枚増えることが刺さり過ぎているため、入れるだけの価値はあると思いました。
不採用カード
あまり考えてなかったので軽く書いていきます。
・炎の結晶...エネルギーを手札にくる必要があまりないし、リサイクルしてカマドで持ってきたらええやんってことで不採用。
・あなぬけのヒモ...入れ替えと選択、両方採用できる枠がありませんでした。
・シロナ...枠がありませんでした。
...のように、このデッキは枠がギチギチなので不採用カードはほとんどが枠がないって理由で弾いてます、多分。
立ち回り
ジャンケンで勝ったら先攻を選択します。
ジラーチスタートが理想、ネストやドロソを満遍なく使いジラーチ2、ヒトカゲ2を並べて相手にターンを渡せると最高です。他のスタートのケアは...
テテフ、ヒトカゲスタート
逃げエネ1ですので、サーチでジラーチを置けたら前を引いてジラーチを出して展開していきます。
ヒードランスタート
若干事故ですが、後1で即負けしないことの保険をかけながら溶接工、手貼りで技を打つ準備を整えます。GX技も惜しみなく使いしっかりサイドを取っていきましょう。
中盤、後半にかけてヒードラン、リザードンを使いサイドレースに持っていきます。高打点はリザードンの闘気2+溶接工2+手貼りで打てる280打点の連続ブレイズボール、前のターンにエネルギーを貼っていたら330以上を出せちゃいますが、280あればTAGを落とせるので十分です。
この場面でリセットスタンプやワンダーラビリンスが効いてきます。相手のテンポを狂わすことで、相手にサイドを取れなくさせてその隙にサイド差をつけていきます。
試合結果
このデッキを握ってはっちcs(ハリケーンなんば店)に出ました。
1.フェロマッシ6-3⭕
テテフスタートでしたが、タイプ相性が良かったのでフェロマッシを2回焼いて勝ち。終盤勝ちを確信したのか血迷ってケルディオGXにヒートボンバーGXを宣言する恥ずかしいプレミをしましたw
2.ルガゾロペルジュゴン6-1⭕
序盤からヒードランでタネを落としていき、ワンラビも効いて完全にペースを掴みサイドを取り切って勝ち。
3.炎軸サファイザー1-0⭕(たね切れ)
相手がビクティニのみで後続のたねを出せなかったので、ヒードランのヒートボンバーGXで落として勝ち。時間が余ったのでフリーでもう1戦しましたが、サファイザーを落とせず210を連打されるのが辛くて負けました、危なかった。
4.ガブルカ6-3⭕
序盤からグズマを惜しみなく使いヒードランでフカマルを狩りサイドレースで先行、リザードンを温存しつつ戦えたのでその後もサイド差を逃げ切って勝ち。
5.ジラサン6-0⭕
相手が事故して動けない隙にヒードランの準備を整え、130打点を連打して勝ち。
個人5-0で全勝しましたが、チーム3-2で13位となり予選敗退しました。
まとめ
レシラムを解雇したことにより取られるサイドも1枚だけになり、GXも倒せる高火力を出せるようになったリザードンは間違いなく今の環境でも戦えると思います。ヒードランGXという頼もしい相方も加わったことで非GXも見れるようになり、対応できるデッキの幅が広がりましたとさ、めでたしめでたし。
バイバイ!レシラム!
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