【PJCS2022】BO3ってなんなんだ!?

 2022 5/29 ちょっと修正しました。

 こんにちは、野草です。
 今回は、開催が迫っているポケモンジャパンチャンピオンシップス2022(以下、PJCS)の本戦の試合形式"BO3"について解説していきます。
ここに書かれていることをそのまま書いているようなものなので、わざわざ記事にする意味も... ってところもあると思いますが、今後のジャッジ稼働のための予習として書きました。

本題

 BO3とは"Best of 3"の略です。日本語では「3本勝負」と言い、先に2本取った方の勝ちです。普段皆さんがポケカで慣れ親しんでるのはBO1、つまり一本勝負です。

 さて、PJCS本戦のルールについておさらいします。

形式: BO3, トーナメント方式
人数: 64人
対戦時間: 50分(決勝75分)
先攻後攻: じゃんけん(2戦目以降は直前のゲームで負けた側が選べる)

 上記の通り50分で最大3戦するわけですが、「50分で3戦なんてできるわけない!」となるはずです。普段のスピードで試合すると時間が切れると思います。この時間切れの対応がものすっっっっごく細かいので、PJCS本戦で戦う予定の方はしっかり目を通しておいてください。

時間切れ対応

・共通の対応
 対戦中に時間切れになった場合は、後攻の番の終わりまで試合を延長します。

 ・先攻のターン中に時間が切れたら次の後攻の番の終わりまで続けます。
 ・後攻のターン中に時間が切れたらそのターンの終わりまで続けます。

 後攻の番を終えた後のポケモンチェックは行われません。

・上記の延長で決着がつかない場合
 もし、その延長ターンを終えても決着がつかない場合は、現在の試合が何試合目かによって対応が異なります。

①1ゲーム目の決着がつかない
▷ 
サイドの枚数が少ないプレイヤーが勝者となります。
▷ サイド数が同じなら試合を続行し、勝利条件を満たすか、どちらかのサイドが少なくなっ た側のプレイヤーが試合の勝者となります。

②2ゲーム目の決着がつかない
▷ 2ゲーム目開始前、またはサイドの枚数がどちらも3枚以上の場合は、1ゲーム目の勝者が試合の勝者となります。
▷ どちらかのサイドの枚数が2枚以下なら、サイドが少ないプレイヤーが2ゲーム目の勝者となります。
 2ゲーム目を終えてお互い1本ずつ取った場合は、サドンデス(後述)を行い、その勝者が試合の勝者となります。

③3ゲーム目の決着がつかない
 サイドの残り枚数が少ないプレイヤーがその試合の勝者となります。
 3ゲーム目開始前、もしくはサイドの残り枚数が同じ場合は、先にサイドが少なくなった側のプレイヤーが試合の勝者となります。
 ルール上の引き分けとなった場合は、サドンデスを行い、その勝者が試合の勝者となります。

④上記内容で例外が発生した場合
 サドンデスを行い、勝利したプレイヤーがその試合やゲームの勝者となります。

サドンデス

 下記の通りちょっと特殊な形式で行われる対戦です。

先攻後攻: じゃんけん
備考: 対戦準備で置くサイドは1枚 ← !?

まとめ

 今回はPJSC本戦で行われるBO3についてまとめました。もっと詳しいことは公式サイトに載ってるので、ちゃんと目を通しておくことをオススメします。

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