なんでお金の話をしているかっていう話
新年あけました。
心身ともに健康に過ごしてゆきましょう…お互いに…
マジ健康が一番だからな…!
さて、新年早々お金の話を書いていきたいと思います。
私がお金の話をする理由の一つは、
「自分の労働だけでお金を稼ぐのには限界があるよ」
「お金に囚われてたらアカンよ」
ということを伝えたいからです。
はいはいはい~~知ってるよ~~~!!
マルチ商法とかネットワークビジネスの人もこういうこと言ってくるよね~~!!!
「不労所得」とか「権利収入」とか「やりがい」の言葉をチラつかせて誘ってくるよね~~~!!!
なのでこういうことを言い出した時点で引く人は引くってことを知っているよ~~~!!!!
別に何の商品も売りつけないから もうちょっと読んでみてね~~~!!!
自分の労働だけで稼ぐのは、やっぱり限界があります。
使える時間も、できる作業量も限られていますので。
時給1000円のところで稼ごうっていっても、24時間ぶっ通しで働けるわけではありませんよね。
若い時はそりゃあ無茶も出来るよ。睡眠時間を削って働くこともできるさ。
でもな、人間は年を取るんだ…年を取るんだよ…!!!(切実)
そうなると、働き方を変えたり、立ち位置を変えたり、視点を変えるってことが必要なわけです。
たとえば、タクシードライバーで考えてみます。
現場のドライバーとしてハチャメチャに儲けてやるぜ!といっても、
一日に運転できる距離には限界があるので、稼げる金額もそこで打ち止めです。
もっと稼ぎたかったら、お金を貯めるなり借りるなりしてタクシーを何台か所有して、それをドライバーに貸与して、経営者になる方が良いでしょう。
(そうすれば自分が運転しなくても、ドライバーの皆さんが稼いできてくれます。その分、自分は他の経営に関する仕事を担当することになりますんで、不労所得ではないですが)
ここまでが、労働者的な考え方です。
投資家っていうのは文字通り投資をする人なので、
労働者とは立ち位置が違います。
上記の例で行くと、「タクシー会社を作りたいよー」って人にお金を貸すのが投資家です。
で、タクシー会社が利益を出したら、その利益の一部を受け取ります。
これは不労所得ですね。だってお金を出しているだけだから。
これが「お金に働いてもらう」ということです。
外国のことは私はよく分からないのですけれど、
日本はとにかく「いい学校に入る」だの「いい会社に入る」だの、
【労働者としての特訓】をされ続けています。
「自分で起業する」なんて考える人も少ないし、
投資のことなんか誰も教えてくれやしない。
芸能もそうですよね。
「良い事務所に入らなきゃ」みたいな。
(最近はyoutubeなどの台頭でそのパワーバランスも崩れていますが)
その結果、
「仕事がなくなっちゃうから言うこと聞かなきゃ」とか、
「働かないと生きていけない」とか、
そういうことに囚われてしまうわけです。
でも、そうじゃない世界もあるんだよと、そういうことを知ってもらいたいのです。
お金の柱が他にもあれば、
「給料は安いけど、自分のやりたい仕事をする」ということもできますし、
「しんどくてしんどくて嫌だけど仕事を辞められない」ということも回避できますし、
なによりも「お金がないから○○できない」という言い訳を潰せるなと。
なので私は、「労働しつつも投資家としての立ち位置を持つ」ってことを
推奨したいのであります。
(働かなくていい人は働かなくても良いけどさ、別に)
演劇人は何かあるとすぐに「お金がない」「予算がない」って言いますし、
「お金の入口はお客様からのチケット代と己のバイト代のみ」と思っている節があります。(なんだったら足りてない)
「お金を稼ぐのは悪」という宗教に入っている人も多いので、何かと安売りしたがります。
(演劇のチケット高いっていう声もあるけど、
悪質な虚無舞台以外は結構カッツカツどころか持ち出しだよ~)
別に安売りすることを悪いとは言わないさ。
でも、安売りして疲弊していくのは自分なんだぜ!!
安売りしたかったら他にもお金の入り口つくろうや!!!!
と、そういうことを私は主張したいのです。
そりゃあすぐに「お金のこと気にしなくてよくなった!ヤッホー!」とは行きませんけども、
ちょっとずつお金のことを知ることで 視野を広げることが大事なんじゃないかと、そう思っているのです。
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