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【言葉を学ぼう】投資に関する言葉を説明するやで

「インデックス投資するやで~!」って言ってたら、「よくわかんないけど証券口座開いて よくわかんないけど買ってみます!」という猛者がチラホラ現れ始めました。
いいよ~!そういうノリとテンション大事だよ~!!!

でもな、投資において「自分が何をやっているんだかサッパリだぜ」は危ないんだ。
「明日は本番ですね!劇場がどこだかもわかんないし 何時に行けばいいかわかんないけど ノリとテンションで頑張ります!」ってやばいだろ。
そういうことです。(あんまりいい例え浮かばなかった)


どこの業界でも言葉が分からないと話になりません。

「ナグリ」「ころがし」「上手(かみて)」「下手(しもて)」「ゲネ」「マチソワ」
演劇に係わってる人なら、この辺りの言葉はわかると思います。
肉丸は未だにサブロクのサイズ感わかんないですけど。
上手下手もわかんなくなりますけど。
でも、演劇に関わってなかったら、「なにそれ?」って感じです。


わたしは会社員経験がないせいか、「アサイン」とか「セグメント」とか横文字のビジネス用語出されると気が狂いそうになります。
でも、起業家界隈の人と話すと 横文字が出てくるんです。
日本語で話せや!!!!!!

なので、まずは言葉を知って行きましょう。

投資する上で知っておきたい言葉たち

これが分からんと話が止まりまくってしゃーない!ってのをざっくり説明するので、詳しくは自分でちゃんと調べてください。
50音順ではなく、ストーリー性を持って(?)順に書いてます。

【投資】
将来何かしら利益が得られることを期待して、
自分の資産(もっているもの、時間・お金など)を使うこと。

一方、「一か八かだ!後は野となれ山となれ!」と、
無鉄砲にギャンブル的に時間やお金を使うのは『投機』と言います。
「投資」と「投機」は別物なんだけども、区別できていない人が多い。

《「投資」の例》
「希望する劇団に入るために、受験項目のバレエや声楽を習います!」
➡自分へ時間とお金を投資(自己投資ってやつだね)

《「投機」の例》
「希望する劇団の受験項目に入ってるかどうか調べてないし、当面は使う予定もないけど、いつか役に立ったらラッキーってことでヒップホップ習います!」

【株(株式)】
「新製品の開発したいけど、開発費が足りないよ!協力して~」
といった感じで、みんなからお金を得るために企業が発行するもの。
昔はチケットだったけど 今は電子化されているので、モノがあるわけではないです。

株を手に入れることを「買う」といいます。
他に欲しい人がいたら その人に「売る」ことができます。
発行数に限りがあるので、人気な会社ほど高値で取引される。

《イメージ》
アイドル「ライブやりたいけど会場借りるお金が足りないよ~!!会場費稼ぐために応援チェキ売るよ~~!!」
①熱心なオタクがチェキを買って大事に保管する(ガチの株主)
②転売屋がチェキを買い、欲しそうな人に売る(株で儲けようとする人たち)
【配当】
「みんなからお金出してもらったおかげで、無事に商品開発成功!売り上げも順調です!利益の一部をお返しします!」という感じで配られるもの。
株式投資の場合はお金が配られる。

儲けが出たら税金を取るのが我が国のスタイル。
配当は儲けにカウントされるので、配当をもらうときに税金を引かれる。

《イメージ》
アイドル「みんなのおかげでライブ成功したよ~~!!応援チェキ買ってくれた人への御礼として、応援チェキ1枚につき10円配るね~~~!!!」

国「その10円から2円貰っていきますね」
【株式会社】
みんなからお金を出してもらうことで成り立っている会社。
【株主】
会社の株を持っている人。
お金を出している人なので、会社の中で一番権力を持っている。

株を持っている量によって、会社への影響力が決まる。
株をちょっとしか持っていなくても、株主総会で運営に要望は言えるよ。

『筆頭株主』➡トップオタ。
【株主優待】
日本独特の制度。
株を持っていてくれてありがとう、お金を出してくれてありがとう、ということで、会社から株主へ、年に1~2回モノが届く。
「モノよりも金だろ」ってところは配当を多く出して、株主優待は無いところもある。

《参考》
『株主優待の桐谷さん』…株主優待だけで暮らしている(らしい)、なんかすごい人。

投資信託に興味があるなら知っておきたい言葉たち

【分散投資】
 いろんなところに分散して投資すること。
 ある会社の景気が悪くても、別の会社はアゲアゲってことがある。
 だったらあちこちに投資しとく方が、どこか一本に絞るよりいいよね、という考えの元行われる。

 《参考》
 「卵は一つの籠(かご)に盛るな」…「一点集中はアカンで」っていう話。
投資信託(ファンド)
「投資」を「信託」する…つまり、「自分の出したお金をどこにどう投資するか、その選択を他人に任せる」こと。
多くの場合、どこかの運用会社にお任せすることになる。
その手間賃として手数料がかかるが、ネットの発達で随分安く済ませられる。

運用会社はみんなからお金を集めて、会社を選びあちこちに分散投資する。
どこにどう分散するかは、投資信託の商品によって違うので、好きなものを選べばよろしい。

お金を出した人(出資者)は、自分が出した金額の割合に応じて、
色んな所の色んな株を間接的に少しだけ持っている状態になる。
(実際に株を持っているのは運用会社なので、株主優待などは貰えないが、配当は貰える)


《イメージ》
Aさん「ピザとラーメンとかつ丼食べたい!でも全部は食べきれないしお金もキツイ~~」
Bさん「私も同じ~~!お店選ぶのも迷っちゃう~~!」
運用会社「みんなでお金出してくれたら、お勧めのところで私買ってきますよ。食べた分だけお金下さい。その代わり、おつかい代少し下さいね」
A「あのお店はピザ1枚につき100円キャッシュバックしてるよね~(≒配当)」
運用会社「そこから私に10円ください。残りは食べた量の割合に応じて、皆さんにお配りしますね。たくさん食べた人にたくさんあげます」
【ファンドマネージャー】
運用担当者。投資信託で集めたお金の運用先を考える人。
日夜いろんな情報をあつめては投資に勤しんでいる。
【アクティブファンド】
運用担当者(ファンドマネージャー)がせっせと運用先を考えて投資するタイプの投資信託。
あれこれ考えて運用する割には、インデックスファンドより成績が低いことの方が多い。
「人があれこれやる分手数料がかかるんです~」ってことで、
手数料を稼ぎたい銀行や証券会社からしたら、これを売りたいところである。
その割にインデックスファンドより(略)
【日経平均】
各業種から選抜された、日本の企業255社の株価がどんなかんじかを示す指数。
「平均」っていうくらいだから、255社の株価の平均の値段を示す。
「ここがつぶれたら業界っていうか日本が死ぬだろ」レベルの会社たちがノミネートされています。
生活に必須の産業で構成されているので、絶対聞いたことある会社ばっかり。

《参考》日経平均構成銘柄
【S&P500】
アメリカでノリノリの500社の株価がどんな感じか見る指数。
(加重平均っていうやつで算出するので、単純な平均値ではないです)
GAFAMとよばれる、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン・マイクロソフトなんていうノリノリ企業は当然のようにノミネート。

《参考》S&P500構成銘柄
【インデックスファンド】
上記で出したような「日経平均」「S&P500」など(他にもいろいろある)
「株式市場の様子を見るのに使っている指数(インデックス)」に沿って、
その指数を構成している企業全部に分散投資するのがコレ。

「日経255インデックス」みたいなやつなら、255社全部にいっちょ噛みできるし、
「米国株式S&P500」とかなら、米国企業500社全部にいっちょ噛みできる。

時代は進み、今や100円から投資できるようになりました。
Tポイントや楽天ポイントも使えるので、一銭も身銭を切らずにスタートできる。
というわけで、初心者に圧倒的におすすめな投資信託。
というか、初心者にインデックスファンド以外はおすすめできない。

《参考》
覚えておきたい、インデックスファンドのほうが儲かる本当の理由!

こんな感じでしょうか。
またなんかあれば追記しますし、ざっくりした説明が欲しい言葉があれば教えてください。

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