ステップ9・インデックス投資をするんじゃ
ほかのステップの記事をまだ書けていないけれど、いきなりステップ9に行くよ!
なぜなら「投資したいんですけど、何を買えばいいですか?」と
ちょくちょく聞かれるようになったから…
初心者は!!とにかく!!!分散投資をするんだ!!!!
初心者に言えることは、もうこれに尽きます。
個別株(自分でどの会社の株を買うか決める)なぞやらんで良し!!!
やめとけ!!!
ちょっとした上がり下がりでテンパって
「やっぱり投資は危険なんだあ~~><」
とか言う未来が見える!!やめておけ!!!
FXもするな!!!やめとけ!!!!あれはギャンブルだ!!!
(使い方によっては外貨預金みたいに使えるけど)
個別株についてはまた改めて書きますが、
「この会社の将来性を応援しているんだ!」
「この会社の安定性に期待して長期目線で投資をしよう」
と思えないのであれば初心者のうちはほんとにやめときな…
(めちゃくちゃ銘柄分析できたり市場を読める人ならいいけど、そんな人はこの記事を読んでいないだろうからな)
(ちなみに私は投資を始めたころにイオンとアマゾンを買いました。
各小売店をなぎ倒す姿を見て、まず無くならないと思ったからです。
個別株はやめとけ、と言っておいてなんですが 買っといてよかったです)
「貯金一択」は「日本円に全額投資しているのと同じ」なんだけど、
個別株は「その会社に集中投資」ということなので、
1社~数社の株を買うだけだったら、実際あんまりリスク分散できてないんだ。
なけなしのお金で100株買ったら、次の日100円下がって10000円マイナス!
(一株あたり -100円×100で、-10000円ってことです)
とか、初心者には耐えられんだろ?やめとけ。
「卵は一つのカゴに盛るな」
投資のことを勉強すると、絶対に出てくる言葉があります。
「卵は一つのカゴに盛るな」
一つのカゴに全部の卵を入れていたら、落とした時に全滅しやすいから、
いろんなところに分散させとけ、っていうやつね。
(参考:野村證券 証券用語解説集)
ただでさえ投資初心者は
「よくわかんないよ~~~ふえええ~~~」ってなって不安なんだから、
なるべく安全策を取るがよろしい!
それが分散投資!!!
インデックス投資=分散投資
分散投資するなら、インデックスファンドを買うのがおすすめです。
は?
ええ、ええ。
インデックスって正直よくわかんない言葉ですね。
「インデックスは株式指数のことだよ~」って言われても良くわかんないですね。
【すんごい雑な説明】
インデックス(指数):
たくさんの企業をジャンルとかでまとめて(構成銘柄)、
その業界がイイ感じなのかどうなのかを見る株価の平均点みたいなもの。
➡ちゃんとした説明 https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0123.html
ファンド(投資信託):
運用会社がみんなからお金を集めて、そのお金でいろんな会社の株を買ってくれる。出したお金の割合に応じて、自分の分け前が決まる。
元気玉みたいな感じで沢山のお金が集まるので、1人では高くて買えない株もいっちょ噛みできる。
➡ちゃんとした説明:https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/
つまりインデックスファンドとは:
運用会社がみんなから集めたお金で、そのインデックスを構成する企業の株をまるっと買ってくれる。結果として、構成企業の株を全部ちょっとずつ持ったことになる。
➡ちゃんとした説明:https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/i/J0422.html
例えば「日経平均」というインデックスは、
「日本を代表する超大企業225社」で構成されています。
「日経平均インデックスファンド」という商品は、
225社全部に分散投資できる商品ということです。
「たった100円しか払ってなくても、全部の会社に0.4円分投資していることになる(225÷100=0.44)」
みたいなイメージです。(実際はここまで均等じゃないですが!イメージ!)
そんなインデックスファンドを買う(投資する)ことを
「インデックス投資」といいます。
どっかの企業、どっかの業種が落ち込んだとしても、
他の企業や業種は成長している、ということは当たり前にあります。
「まんべんなく分散して下落ダメージを下げようぜ!!」
というのが、インデックス投資の考え方なのです。
投資に詳しい人間(ファンドマネージャー)があれこれ会社を選んだり構成銘柄を入れ替えたり頑張って運用する「アクティブファンド」よりも、
指標を構成する企業に淡々と投資をし続けるインデックスファンドのほうが成績がいい、
っていう結果はとっくに出ているので、とにかく初心者のうちはインデックスファンドで十分です。
参考:覚えておきたい、インデックスファンドのほうが儲かる本当の理由!/お金は寝かせて増やしなさい⑤
米国株をやるにしてもETFでいい
最近は米国株をやっている人も随分増えたのではないでしょうか。
ツイッターでしばしば「どこそこが上がるぞ!」って飛びついて、
個別株を買って爆死している人を見かけます。
ツイッターで話題になる時点で遅いんだってば…
というわけで、米国株をやるにしても、投資信託で十分です。
米国ETFっていうのは、米国株の投資信託商品のことです。
(上場してるとか細かい話はあるんだけど、まああまり気になさらず)
米国株取引口座さえ作ってしまえば買うことが出来ます。
たとえばQQQ(NASDAQ100という指数に沿った商品)だと、
GAFAM(グーグル、amazon、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)を全部いっちょ噛み出来ちゃいます。
amazonなんて今(2021年6月現在)1株36万くらいするので、ドンって買うのしんどくないですか?
その点QQQなら1パック37,000円くらいで買えます。
ちょっとだけでもamazonの株持っていたいの…っていう人はこういうのを買えば、さわりの部分くらいは持てるわけです。
米国株口座を持っていなければ、
「iFree NASDAQ100」という投資信託商品が日本円で買えます。
これはQQQと同じくNASDAQ100に連動したインデックスファンドです。
売り買いが成立するまでに少し時間がかかるのが、ETFとの違いです。
そして「iFree NASDAQ100」は100円から買えます。
資金に余裕がない人はこちらのほうがおすすめですな。
(こちらのサイトが詳しいよ
➡QQQとiFreeNEXT NASDAQ100はどっちがいい?【ETFと投資信託を比較】)
ぶっちゃけロボアドバイザーでいい
ロボアドバイザー。また何か出てきました。
もうね、AIですよ。AI。
人間は感情でテンパって売ったり買ったりしちゃって大損こいたりするから。
もはやAIに色々計算してもらって、淡々と運用してもらう方が安全かもしれません。
肉丸は「ウェルスナビ」と「FOLIO ROBO PRO」、どちらも試してみていますが、ふっつーーーーーーにプラス出てます。
↑「FOLIO ROBO PRO」の運用成績です。
銀行に預けていたとて微塵も増えないわけで。AIに任せた方がずっとマシ。
ウェルスナビもROBO PROも、基本的には海外ETF(投資信託)を選んで運用するようになっています。
やっぱり分散投資が基本ってことです。
おすすめの記事を置いておきます
怠け者の20代が投資初めてみたブログ
https://20sinvest.com/start-invest-matome
東大バフェットの米国株式投資ブログ
https://selfinvest.net/nisa-unexperienced-investment-to-actual-investment-trust-purchase/
どちらもインデックス投資などについて書かれているし、読みやすいと思います。
とりあえず上の2つの初心者向けの記事を読んでみて、
個別株よりも前に インデックス投資をはじめてみるのであるよ!!!
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