#トレンドクリップまとめ 2024/02/09
Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。
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#トレンドクリップまとめ 2024/02/09
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⚠️Twitterメディア「 #トレンドクリップ」ではトレンドの波及び潮目、時代の変化のサキガケなどの視点でネット情報をウォッチして日々Twitterで発信しています。そして今週のTweetからユーザー反響の高い25項目のTweetに絞って本号の「まとめ」を発行しています。全てのTweet及び情報ソースを確認したい方は最終行に記載のURLリンクで無料公開のTwilogにアクセスして、ご確認下さい。
今週のポイントは、KDDIがローソンをTOBし、非公開化後は三菱商事と共同経営。SalesforceのCopilotはAIを組み込み、顧客対応を最適化。新成人のSNS利用が増加、ロケットラボが衛星を軌道投入、生成AIによる芥川賞作品が誕生。ANAが空飛ぶタクシーサービスを東京・大阪で展開、日本メーカーはガソリン車縮小に挑む。DNPと桑名市がメタバース役所を実証、Appleが新端末Vision Proを発売、大阪労働局が若者向けハローワークをメタバース上に設置。トランプ氏の政治復帰に警戒、日本人社員のタイでの待遇改善、インドの中古車市場の拡大、ミャンマーでの日本語学習熱。半導体業界では生成AIの活用が進む、ChatGPTのカスタム呼び出し機能が追加、Copilotモバイル版GPTsが利用可能。
ニューラリンクが人間への脳インプラントを初めて実施。藤沢市がデジタル市役所の実現を目指す。日本家電メーカーの再起を探る。(リード文はChatGPT3.5にて作成)
⭐️小売・EC・マーケティング関連トピック
KDDIがローソンにTOBをかけます。TOBが成立すれば、ローソンは上場廃止となり、非公開化後は三菱商事と共同して経営にあたります。KDDIは実店舗での購買履歴といった情報を活用して、非通信分野での個人向け事業の拡大につなげる見込みです。先行する米国のリテールマーケティングも視野でしょうか。
販売管理システムのSalesforceの“Copilot”が買い物客と会話できるようになります。 生成AIが組み込まれたことで、小売業者やマーケターは顧客の行動や嗜好をリアルタイムに把握し、顧客対応を最適化できるようになります。いずれは、AI営業ロボットとして機能拡充されて行くでしょう。
⭐️放送・出版・通信・SaaS関連トピック
⚪︎SNS
新成人のSNS利用、「BeReal」「Threads」が「Facebook」を超えているようです。 マクロミルは、新成人500人を対象に、関心事や価値観、各種サービスの利用状況などを幅広く調査しました。
⚪︎衛星
ロケットベンチャーのロケットラボは小型ロケットで民間衛星4機を軌道投入に成功し、海上からのプースター回収にも成功しました。 NorthStar Earth & Spaceが製造した4機の宇宙状況把握（Space Situational Awareness：SSA）衛星を搭載。打ち上げから約52分後、高度530kmの軌道へと投入されました。
洋上での通信サービスが広がっています。さんふらわあ、「スターリンク」を乗客向けに提供です。 衛星ブロードバンドサービス「Starlink Business」を使った通信サービスを、大阪志布志航路の「さんふらわあ さつま」の一般乗客向けにトライアルとして提供します。長距離フェリー業界としては初の試みです。これは広がりそうです。
⚪︎AI&コンテンツ
AIが”生んだ”芥川賞「東京都同情塔」誕生の秘話が話題です。急速に広がる生成AIがテーマの一つで著者の九段さんが「生成AIを駆使し作った」と語り話題になっています。新時代の芥川賞作家がAI時代の言葉について語っています。
海外でも変化の時です。ニューヨークタイムズが、自社でAIを導入し記事執筆等を行います。OpenAIとMicrosoftに対して文章パクリ疑惑から訴訟を行っていたニューヨークタイムズが、自社でAIを導入し記事執筆等を行う専門チームを作ることを決定しました。
⚪︎通信
アップルが決算で減速鮮明となりました。マイクロソフトやグーグルと大差です。 生成AIで走るMSやGoogleに比べて、生成AI取り組みのコミットが具体的に見えないのがこの結果です。技術マーケティングとしてARと生成AIの優先順位を読み間違えましたね。
いま、アメリカの若い世代の間で「Dumb Phone（アホ携帯）」が話題になっています。アホ携帯とは、電話やメッセージ、アラーム、カレンダーなど機能が限定的な携帯電話のことです。スマホ漬けの生活スタイルに問題提起です。
⭐️運輸・EV・自動運転・ロボット関連トピック
ANA、東京・大阪圏で空飛ぶタクシー展開です。 ANAホールディングスが、パートナーシップを結ぶ米Joby Aviation（ジョビー・アビエーション）とともに空飛ぶクルマを活用した「空飛ぶタクシーサービス」を東京圏と大阪圏で展開する計画を進めています。SFで未来予測されていた空飛ぶ車が実現します。
ガソリン車縮小で日本メーカーは再興できるか、と疑問の声が上がっています。中国では、コネクテッド機能を備える電気自動車（BEV）がガソリン車の競合相手となっている中、中・高級車市場で日本車首位のカムリがコネクテッド化で中国勢のBEVに対抗です。
テスラを追いて世界チャンピオンとなったBYDの「次なる成長戦略」 について予想されています。中国の電気自動車（EV）メーカー、比亜迪（BYD）は手頃な価格の幅広いモデルを次々投入し、テスラを抜いて世界首位の座につきました。今度は世界に乗り出す準備として、高級車市場に参入しようとしています。
⭐️Web3・メタバース・AR関連トピック
DNPと桑名市が「メタバース役所」を実証します。大日本印刷（DNP）は、三重県桑名市とデジタル社会の実現に向けた連携協定を締結しました。「電子申請手続きの総合窓口」「各種相談業務」「市民交流の場」をメタバースで提供する「メタバース役所」の実証事業を行います。
大阪労働局はメタバース上に「若者向けハローワーク」を設置しました。 メタバースプラットホームの「cluster」に「バーチャルわかものハローワーク」をオープンし、アバターを通して職員がチュートリアルを行うほか、企業説明会の実施も予定されています。職業訓練などでも利用され、全国に展開される事が期待されます。
Apple、新端末「Vision Pro」を発売 「これは未来だ」 との報道ですが、マスコミは広告出稿の絡みから前向きな論評になっていますが、消費者視点での関心はARよりは生成AIでしょう。この端末は開発・評価用として20万台も売れれば良いところです。
⭐️海外事情関連トピック
「トランプ2.0」を正しく恐れ、 民主主義の変質に先手をとタイトルが踊っています。 共和党で指名争いの序盤を独走するトランプ氏の復帰は目下、最有力のシナリオといえます。なお波乱要素は多いものの「トランプ２．０」を正しく恐れ、周到な準備を進めるときと見られます。
若年日本人の海外でのワークが話題ですが、今回はタイの事情です。2年連続20％の「ありえない昇給」 が話題です。タイの日系企業の現地採用日本人スタッフの待遇が改善しています。駐在員削減による現地法人運営の「ローカル化」追い風にタイで日本人の最低賃金は円安が寄与して 20万円超えています。
経済成長が著しいインドで中古車市場が広がっています。Cars24のマーケットプレイスはなぜ支持されるのかを読み解くと。売り手には公正な評価を、買い手には品質保証と融資を行い。“供給”を第一に考え、AIを活用して適正価格を提示。中古車の価格不安に寄り添うのが特徴です。これまでに60万件の取引実績をあげています。
軍事政権下のミャンマーで、空前の日本語学習熱です。2023年同国で実施された日本語能力試験の応募者が急増し、年間で初めて20万人を突破しました。政情不安が続き、経済も混乱する自国を離れ、日本での就職を望む若者が受験に殺到しているそうです。若手の人手不足が問題の日本での介護職への登用が期待されます。
⭐️生成AI関連トピック
半導体に見るAIの新たな潮流というタイトルが目に止まりました。AI活用は生成AIの登場で大きく前進しましたが、もう1つ見逃せない動きがあります。それはエッジAIです。エッジAIはエッジ（システムの末端側）でAI処理を行う技術です。ゆくゆくは端末サイドでのAI処理を支援するニーズとしても広がりそうです。
「ChatGPT」にカスタムGPTを簡単に呼び出すメンション機能が追加されました。先日には「GPT Store」を開設しましたが、今度は、有料版で チャットボットの会話の中で簡単に特定のGPTsを呼び出す機能を公開しました。早く、GPR Storeの有料課金がスタートされるのが待ち遠しいですね。ビジネスエコシステムが実現され、ここから生成AIが大衆に広がると予測されます。
Copilotモバイル版「GPTs」、ProやMicrosoft 365ユーザーは利用可能です。 音楽生成AI「Suno」のプラグインを利用したり、フィットネスや料理といった特定の用途向けにカスタマイズされたAI「GPTs」については、Copilot Pro未契約でも利用できるようです。出遅れたGoogleが生成AIチャットボットを「Gemini」に改称しましたが、今一つ話題になっていませんね。
⭐️新技術関連トピック
ニューラリンクが人間への脳インプラントを初めて実施。脳とコンピューターをつなぐインターフェイス（BCI）を開発しているイーロン・マスクのニューラリンクが、脳インプラントを人間の患者に初めて施術したことを明らかにしました。脊髄損傷の障害者には福音ですね。この症例蓄積がやがて、非侵襲インターフェイスでのBCIに応用され、一般化するのが待ち遠しいです。
⭐️時流関連トピック
藤沢市に訊く、三方よしの「デジタル市役所」への道筋。市役所に行かなくても市民ニーズにあったサービスを提供できる「デジタル市役所」の実現を目指しています。「まちが発展し」「市民が暮らしやすく」「職員も働きやすい」三方よしのアプローチとの事です。人口減で、自治体収入の低下待ったなしなのでDXで効率化するのは必然ですね。
パナソニック、届かなかったGEウェルチ会長の「警告。『米国で生まれたテレビは今や日本にやられた。そのうち韓国や中国に日本もやられるぞ』」 とのタイトルに注目です。世界を席巻した日本の電機メーカーがなぜ衰退し、ソニーの背中を追いかけていた米アップルなどの台頭を許したのか。復活の芽はあるのか。再起への課題を探っています。
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