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メタバースの未来、ライブコマースと近鉄電車仮想空間での新たな出会いほか


Twitterメディア「#トレンドクリップ」編集・発行人の計盛です。
今週のまとめを貼らせて頂きます。

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メタバースの未来、ライブコマースと近鉄電車仮想空間での新たな出会いほか
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#トレンドクリップまとめ  2024/03/29
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 メタバースの世界が広がる中、NTTコノキューは輪島朝市の復興を支援するライブコマースイベントを開催します。バーチャル近鉄電車は、宇治山田駅の仮想空間で名阪特急やビスタカーを再現し、特別な体験を提供します。一方で、メタバース婚活はスペック以外の魅力を探求し、移住や定住の促進に貢献しています。この先進的なトピックに加え、資本主義の在り方や非正規雇用の待遇改善に関する議論も盛り上がっています。さらに、AIの進化は驚異的で、Googleは咳から病気を診断し、NVIDIAはムーアの法則を超える速度でAIを進化させています。そして、自治体もAIを活用し、業務効率化を図っています。これらの革新的なトピックは、未来への洞察と興味深い議論を提供し、メタバースから金融、医療、そして自治体まで、さまざまな分野での革新の可能性を探求します。
(上記リード文はChatGPT3.5「無料版」による自動生成)

⭐️Web3・メタバース関連トピック

 人がいない「過疎バース」と揶揄されている中、時流やニーズを深く突いたコンテンツには反響があるようです。話題を3つ。メタバースで輪島朝市を再現!「出張輪島朝市」の復興をライブコマースで応援と時流に乗った話題です。 NTTコノキューは、輪島市朝市組合、出張輪島朝市 金石プロジェクトと連携し、ライブコマースやメタバースを用いた「輪島朝市」の復興応援イベントに参画することを発表しました。メタバースより、ライブコマースに興味が引かれます。2つ目は鉄オタ向けコンテンツです。「バーチャル近鉄電車」がメタバースの「cluster」に登場です。名阪特急ひのとりや初代ビスタカーを宇治山田駅の仮想空間で再現します。「バーチャル近鉄電車」ではメタバースでなければ出来ない特別な体験が出来るとの事ですので、参加してみます。最後はメタバース婚活の話題です。仮想空間での出会い、年収や見た目などのスペック以外で自分を見てもらえると話題です。移住・定住者の増加を目指す自治体も注目し、メタバース空間での婚活パーティーを開催しています。全国19の自治体が開催し、マッチング率はなんと、81%との成果です。


⭐️時流関連トピック

 『資本主義の中心で、資本主義を変える』著者の清水大吾さんに、資本主義の原状や課題、私たちに必要な視点を聞いた記事が話題です。そもそも日本に「資本主義」はない?と本質をついた内容に興味を惹かれました。バブル崩壊に対して、日銀が株を大量購入して買い支えた事例は、今回の中国と同様の発想です。
 人手不足で、非正規スタッフ確保が小売の命題のようです。イオン系40社は非正規の待遇を正社員並みに改善します。 パートの待遇を同じ業務を手がける正社員と同等にする制度を順次導入します。食品スーパー大手のライフコーポレーションも追随する見込みとの事です。他の業種にも広がれば、やっと人事カーストが一掃されます。
 リモートワークの話題をひとつ。「GitLabに学ぶ世界最先端のリモート組織のつくりかた」伊藤・佐々木共著。GitLabは、社員は世界中にいて、オフィスなしです。「リモートだとカルチャー醸成できない」という言い訳を木っ端微塵にしてくれる本 です。


⭐️EC・小売・マーケティング関連トピック

 広告代理店の両雄が同時期にマーケティングにおける生成AI活用の提案をしています。
 電通デジタルはバーチャルヒューマン活用のAIオウンドメディアを実用化します。 顧客とのリアルタイムな音声対話を可能とする、高度な人間性を備えたバーチャルヒューマンを配した次世代型のオウンドメディアとの事です。バーチャルライブコマースなどの活用が想定されます。
 マーケティングから一歩売りに踏み込んだ電通に対して、博報堂はマーケティングを掘り下げます。独自の調査データベースから7,000タイプのバーチャル生活者を生成。様々な人の本音を聞き出すツールを開発しました。 生活者調査DBから、生活者の基本プロフィール・価値観/意識・生活行動・消費行動・メディア消費・ブランド評価の情報を生成AIに読み込ませ、再現しているようです。調査、モニターが簡便になります。


⭐️医療・福祉関連トピック

 Google AIは咳で病気を診断できるようになります。 何百万もの人間の音声クリップで訓練された機械学習システム。 新型コロナウイルス感染症と結核の検出に有望との事です。既にレントゲンの判読などにも生成AI活用が広がっており、実用段階が近づいています。


⭐️SIer・IT・SaaS(BtoB)関連トピック

 限界が危惧されているムーアの法則ですが、これを超える速度でNVIDIAがAIの進化を加速しています。 過去8年でAIの計算能力が1000倍。イノベーションの速度も更に過去に例をみないものになるかもしれない、との事。GPUベースの処理系が期待されます。
 富士通はカスタマーサービスに生成AIを活用します。コンタクトセンターの業務効率化など目指します。 セールスフォースのカスタマーサービス向け生成AI「Einstein for Service」の採用を決定しました。外資ツールの採用は即戦力の選択です。
 一方、NTTは自社開発で突っ切る方針です。自社で開発した国産の生成AIの提供始めます。NTTが開発した国産の生成AIは、日本語の処理能力を重視した一方、特定の分野に特化する形でAIの学習量を抑え、大規模なデータセンターなどのコストを抑えたことが特徴との事です。
 生成AI以前にDXを系列企業に広げる狙いなのかが気になります。トヨタ紡織は社内でデジタルトランスフォーメーション(DX)事例の展示会を初めて開きました。外部企業との協業も含めたDXによる業務改善例のパネル展示や講演を実施、社内のDX活動を推進する。
 いずれにしても、「自分たちが使うアプリは自分たちで」という流れが正解です。東京メトロのiPadアプリは乗務員が開発しました。 業務で使用しているiPadアプリの詳細や、乗務員が開発することになった経緯などが紹介されています。この流れの延長に生成AIの活用によるプログラム開発も進み、「エンドユーザーコンピューティング」の大波が発生しそうです。


⭐️金融関連トピック

 外国人ワーカーの利便性向上に先手です。東京スター銀行は非居住の外国人に非対面での口座開設を実施します。 日本に居住していない外国人が来日することなく非対面で預金口座を開設できるサービスです。対象は海外の提携銀行の顧客に限定します。今後、他の金融機関の追随に注目です。


⭐️運輸・EV・自動運転関連トピック

 一般ドライバーが自家用車などを使って有償で客を運ぶ「ライドシェア」が4月に条件付きで始まる。これに先駆けて公共交通が不便な地域で2006年に導入された「過疎地ライドシェア」が4000台超えで登校・通院の足になり、広がりをみせています。
 世界一となった中国BYDが株式でもトヨタを追います。 中国のEV関連株が反発に転じています。2023年の販売台数が300万台を超えた比亜迪(BYD)は直近安値から3割上昇しました。きっかけは、EVの買い替えを促す中国政府の政策です。不動産バブルの崩壊も政策で凌いていますし、中国はもはや資本主義とは言えない領域に入りつつあります。もっとも日本もいつか来た道です。


⭐️飲食関連トピック

 なぜ、DXを推進したらクレーム件数が減ったのか。ガストやバーミヤンの取り組み紹介の記事が話題です。 すかいらーくホールディングスが、DXを推進することで店舗のクレーム減少につなげています。この情報を詳しく知りたい方はニュースソースを辿って、内容をご確認下さい。


⭐️生成AI

 既存のAIモデルを組み合わせて超高性能モデルを作る手法を日本のAIベンチャー企業「Sakana AI」が開発しました。 進化的アルゴリズムで膨大な組み合わせを試行し人間には発想困難な高性能LLMや画像生成モデルを作成可能とか。すでに大規模言語モデルや画像生成モデルの作成に成功しています。市場化が楽しみです。
 一方で、生成AIの悪用例が気になります。AIで他人の写真を“ヌード化”するディープヌード生成サイトが衝撃です。 AIツールを用いて主に女性の写真を有料で“ヌード化”するウェブサイトの存在が明らかになりました。もっとも写真が一般化した頃よりフォトコラージュとしてタレントヌードに取り組む輩はいました。問題はSNSを使うと拡散力がマスコミ並みになる事です。この対策は、初等教育からの社会的制裁事例を刷り込む必要があります。


⭐️放送・出版・SaaS(BtoC)関連トピック

 Google Discover というプロダクトを知っていますか。昨年ひっそりと旧名 Google Feeds から名前を変えてローンチしています。個人に最適化したニュースを届けるサービスです。「Google 砲」を生み出すと話題です。
 生成AIの筆力が上がっています。トピックを提供するだけで事実に基づいた記事を量産 します。claude-journalistは、ウェブで記事ネタについてリアルタイムの詳細を検索、最適な情報源を選択して記事を執筆します。音楽ジャンルにも拡大しています。sunoAIとGPT4で作曲したYouTube 投稿があります。ライターに続き作曲家も経ち行かなくなります。「デジタル心拍」 作曲:Suno AI 作詞。https://youtu.be/SNho4xd6J4w
 デジタルシフトの反響はZ世代をラジオに導きます。もっとも今の若年層にとって、音声の聴けるコンテンツであればYouTubeもポッドキャストも「ラジオ」という認識なのかもしれません。「つながり」「タイパ」の二つのキーワードから分析されているので、興味のある方はニュースソースをご確認下さい。


⭐️自治体関連トピック

 東京都世田谷区が職員向け生成AIサービスで業務効率化しました。職員チームが3カ月で構築したとの事です。 世田谷区は全職員がAIのチャットボットを利用できるようにしています。DX推進担当課の職員チームが利用環境を構築しました。「Microsoft Teams」を使って生成AIと対話できます。



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