あんまり好きじゃない

なんか色々と思うことがあるので頭の整理がてら書きます。



わたしは最近芸人さんにはまってしまいまして、漫才とかトークの面白さはそうなんですが、関係性とかを見ていてこれは素敵だなあ(オタクとして言うならこれは”沼”ということが多い…)と思ってすごしてました。

ただどうしても人間を応援していると付きまとうようにあるのが顔。顔に対してどう思ってるかがある気がしてならない。
昨日なんか、芸人さんの中でイケメンなのは誰っていうアンケート?が広がってるの見て不思議な気持ちでした。応援している人々が入ってたので尚更なんですけどね。ま~た顔か、と。(正直お二方ともちゃっかり顔面の良さについて謎の実績があったりSNSで騒がれてネットニュースになってたくらいなので、世の摂理……とは思ったんですけど。)

あの、こういう風な人間だからとか人間性を掴んだうえでこの顔がカッコよく見えてきた!、またはこんな悪いことしてるとこのカッコいいと言われる顔もなんか薄っぺらいものに見えてくる…といったことになるのは分かる。大いに分かるんです。正直人を好きになれば顔カッコよく見えるし美人にも見えるもんだなと思ってます。(逆に言うと、自分の興味が薄いアイドルの人々を見てもみんな同じ顔にしか見えないし印象に残らない)
あと地でかっこいい一般人なんていくらでもいるし、カワイイ人やいわゆる美人なんかもいっぱいいます。


ただなんかひとの外見(顔や体型)でとらえるといったことにわたしは疑問に思ってしまいます。うまいこと言葉にできないのが悔しいですが…。

なんというか身近の会話でよくあるもので言うと、あなたは美人ね!とか、かっこいいね!とか…。それマジの褒め言葉なんだろうけどな~んか表面的な会話にしかならないし正直お世辞もあるだろうから好きじゃないです。こういう会話をしてると、Aさんは言われてるけどBさんには言ってないから言わずとも表れてるじゃんとか思ってしまってつらいです。
逆に、外見で笑いを取ることに今でさえ笑っている自分がいますが、これも最近あんまり気持ちのいいもんじゃないなと思います。もうそろそろこの謎の文化から脱出してもいいのではと思います。

(ここからはちょっとお気持ち表明みたいなもんですが、かわいいよね~とか痩せなきゃ~だの、なんというかへりくだる前置詞のように使われるのが嫌で仕方なくって、こういう会話から逃げたいナーとか思いながら極端に口数を減らしていたような気がします。この話題には触れたくないしわたしも人なんで外見に色々と思うところはありますが、それをいちいち友人との会話にするほど時間費やしたくないなという感じです。単純に話題が好きじゃない(ド直球)。
私自身特に可愛さを持っているわけではないし美人かどうかってのは第三者から言われないという時点で察するし、今まで顔がどうだのなんだのとハッキリといじられたこともないからこういう考えになる余裕があるのかもしれないです。)


とまあちょっとあんまり気持ちのよくない話ですが、結局のところ、これらの形容詞が人の魅力を最大限理解する上でちょっと厄介なものになっているんじゃないか?と思っているだけです。かっこいい・カワイイとか言わなくなりゃいいのに!という考えではないんですよね~。まとまりがないなあ…。

さっきのアンケートの話に戻ると、時代が時代なのか、芸人さんでも面白さ+αが求められたり、そういうところがあるとファンが付きやすいのかなとか思っています。ちなみにアンケートに票は入れてないんですけど、これは話題作りとして私みたいなやつがここで発言している時点で向こうの思うつぼですね…。
むしろわたしが芸人さんだからこうあるべき!と思うところが強すぎるのかもしれないです。清潔感じゃなくてもう直球で顔の良さも評価のうちなのかしら。時代に置いてかれてる。

あとアイドルもわたしは好きですが、正直アイドルってお顔とかが若干商売道具なところがあると思っている(いや歌って踊れるとかもあるんだけど)のでこれもこれでどうなんだと思いながらファンをやっています。惹かれた部分は別にあるけど結局かっこいいって思っちゃうしなあ。

かっこいいならかっこいいでいいんだろうけどなんか悶々とします。かっこいいからより応援したくなった!っていう人を批判したいわけじゃないんですけど、なんかほんとにこの形容詞が人を(無意識的に)査定する上で強すぎるなと思ってしまいます。

あ~~もうわからんくなってきたので止めます。今までで一番うまくかけない現象になり泥沼化しそうなので。