中退ニートが大学生におすすめの本を紹介します

今日は大学生におすすめしたい本3選を、4回生で大学を中退した私が紹介したいと思います。
(きっとド底辺でも安心して読めるよ!)

長文読むのも難しい貴方のために、簡潔に。
(大学生忙しいからね!)
早口で読み上げたらショート動画くらいの尺になるように収めるつもりです。


小国士朗『注文をまちがえる料理店』
(2017年発売)
サイトのYouTubeリンクから見ることのできる映像と共に読んでほしい本。
一見やってること偽善っぽいな、うさんくさいなと思ったけど、意外とこういうケアのやり方もあるんだなと思うことができた。正直、福祉っぽいのって話題性もあるしお金にもなるからって、穿った見方をしてたつもりなだけで全然分かってなかった。いろんな方向でのアプローチがあるんだなと、社会がどうあるべきなのか勉強になった。


川内有緒『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』
(2021年発売)
あえてデザイン系以外の学生に読んでほしい。「見ること」と「見えること」が盲者との鑑賞を通して言語化されている。
どう観て、どう伝えるか。"普通"に生きていると分からないこと。"普通"に生きていると足りなくなってしまうこと。"普通"に生きていると見落としてしまうこと。
目が見えていても見えていないモノ。目が見えないことから見えてくるモノ。その"モノ"に白鳥さんという人と過ごすことで気付くことができる一冊。

小川哲『君が手にするはずだった黄金について』
(2023年発売)
現代を生きる人すべてに読んでほしい。承認欲求や自意識が根底にある話なので、比較的共感しやすいと思う。
関わるべきではない、でも気になってしまう人。その人の理解できないような、生き様。弱さ。それらを俯瞰する語り手。でも語り手を正しさとしていないところが本の好きなポイント。
人間は誰にも「手にするはずだった黄金」があって、それに執着してしまう。それを自分の承認欲求に照らし合わせてみても面白いんじゃないかなと。


以上、大学生におすすめしたい本3選でした。
60秒に収まりましたかね。

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