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ウェザーニュースLiVE

私がnoteを立ち上げた最大の動機がこの「ウェザーニュースLiVE」である。今回はその概要について記していきたいと思う。

インターネット配信の24時間生放送というお天気番組。同名の番組としては、2018年4月16日より民間気象会社である「株式会社ウェザーニューズ(WNI)」より配信されている。
なお、社名は「ウェザーニュー」で、同社の番組名が「ウェザーニュー」である。

午前0時から同5時まではバックミュージックの流れるテロップ配信。緊急時にはWNI予報センターの「気象解説員」が登場することもある。

午前5時からは午後11時にかけては気象解説員が概ね30分おきに番組に登場。その日又は翌日の天気を解説する。気象解説に当たってはWNIの観測網や気象庁をはじめとする関係機関、そして「リポーター」又は「サポーター」と呼ばれるWNIに登録した有志からの情報を集めて社内で分析したものが活用される。

リポーターはWNIのアプリを利用して、画像付きの情報でWNIへ身の回りで起こる気象に関する情報を提供する。こうした有志は日本全国及び国外に31万人以上存在する。

WNIの気象解説員は、時折ユーモアも交えながら、視聴者にもわかりやすく的確な解説をしてくれる。

解説員の顔ぶれは、同社の執行役員でもある森田清輝(きよてる)さんを始め、ベテランで鹿島アントラーズのサポーターとして知られる宇野沢(うのざわ)達也さんに、シブい美声と朴訥な人柄で視聴者に人気の阪神ファン・山口剛央(たけひさ)さん。

他にもマジメな石河大(いしかわまさる)さんに芳野達郎(たつお)さん、内藤邦裕(くにひろ)さん、川畑玲(あきら)さんら多士済々な面々が登場する。

解説員の出演時間は1回あたり数分程度。気象専門番組だけに充実した内容で視聴者の一人としてとても興味深いものがあるが、その合間にも0時から5時までと同様にテロップが流れ、居住地での天気をある程度把握することが出来る。

ウェザーニュースLiVEでは、上記のとおり当番組の生命線とも言える気象解説員のアシスタント的役割を担いつつ、番組を円滑に進行する役割も担う「キャスター」も置かれている。

2020年11月末現在。全11名の専属キャスターが概ね3時間単位のリレー形式で気象解説員と同じく、午前5時から午後11時前までの時間帯での登場となる。

WNIのキャスターは「ウェザーニュースキャスター」と呼ばれ、女性を対象に主にオーディション形式で採用してきている。
番組の華であるのはもちろん、WNIの看板とも言える存在である。

いずれもWNIの契約社員で1年契約。世間一般で言うところの「キャスター」というよりはむしろ放送局の「アナウンサー」に近い存在である。

キャスターのうち1名は産休中であるので、現在は実質10名での対応。時間帯は5時から8時までが「ウェザーニュースLiVEモーニング」、8時から11時までが同じく「サンシャイン」、11時から14時までが「コーヒータイム」、14時から17時までが「アフタヌーン」、17時から20時までが「イブニング」、そして20時から23時までが「ムーン」と番組名を冠した配信となり、それぞれ担当のキャスターが1名ずつ付く形で番組が進行される。

WNIのキャスターは難関のオーディションや選考を経て選ばれた才色兼備なエリートの集まりである。いわゆる「お天気お姉さん」、英語圏で言うところのいわゆる「ウェザーガール“Weather Girl”」である。平均年齢は20代後半と、アラフォー世代がごく普通な諸外国のウェザーガールと比べてもかなり若いためか、男性の視聴者を中心にアイドル的な人気を持つキャスターも少なくない。

キャスターは番組のベースとなる気象解説員のアシスタント兼進行役であるが、放送局のアナウンサーと同じく、全国の気象概況をニュース形式でアナウンスする役割を担う。直近でもたらされたリポーターからの特に重要な情報を典型例としてピックアップし、概況を説明していく。

大きな気象・地象(地震・火山活動など)による災害がなく、気象情報以外に時間が取れる場合は、キャスターによる進行で、気象や季節、流行などに関係する話題も取り上げられる。

WNIのアプリは、気象情報の他、流行や生活に関係する情報も送信できる仕様となっている。これらの情報も国内外31万人以上のリポーターから提供される。アプリによるものの他、WNIではウェザーニュースLiVEのツイッターアカウントも立ち上げていて、ツイッターのユーザーに対しても様々なジャンルのアンケートを実施し、リアルタイムの情報を集め、番組中で活用している。
むろん、アプリとツイッターの双方を駆使してWNIにアクセスし、情報を送るユーザーは無数に存在する。

また、番組開始直後などに視聴者のツカミを得るために、キャスターが自身の身の回りに起こった出来事を小噺のような形で3分程度披露してくれることもある。

番組の華であり顔でもあるキャスターについては筆者の関心事でもあり、ウェザーニュースLiVEに注目している最大の動機でもある。
ウェザーニュースLiVEの前身番組等も含めて次回以降にゆっくりと取り上げていこうと思う。

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