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[マクラメ編み・パラコード編みってご存知ですか?] 手作りの魅力と美しい編み模様

|マクラメ編みの由来

マクラメ編みのルーツは、中東からヨーロッパの
イタリア、スペイン~アメリカ、カナダなどに
伝わり、日本までたどり着いたとの事です。

中世の時代にイスラム文化圏で、7世紀か8世紀
ごろ、ラクダの鞍や袋に付けられていた飾り房
がルーツだと言われています。

「マクラメ」という言葉は、アラビア語の「格子編み」。
18世紀になると、ヴィクトリア王朝時代の
イギリスでは、王妃や宮廷で流行し貴族の間で流行したようです。

日本には国宝・正倉院に収められていて、
聖武天皇の「結び紐」のほか、鎧や馬の鞍など
に使われていたことがわかります。

インテリア商品が多い中、私はその紐の色が
編み方結び方で想像もつかない模様を生み出す
のに惹かれ、また大変丈夫なことから、私は
犬猫の首輪やリードまた、婦人用のチョーカーを
制作することに魅了されてしまいました。

綿素材やナイロン製のため、金属アレルギーの方
にも、安心して使えるというメリットもあります。

|マクラメとの出会い

マクラメ編みはよくインテリアにも多く使われています。
タペストリーとして壁に飾られたり、バッグを作られていたり。
なかなか優雅でエレガントです。

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私の出会いは、なんと小学4年生くらいでした。
クラスの女子達がこぞってあの当時、リリアン
という紐を使って、木の枠を利用して丸紐を作る
のに、夢中になった思い出があります。

その後、インテイアの間仕切り用に大作作って楽しんでいました。
そんな下地があってひょんなことから、マクラメ

編みの複雑なものを見つけてから虜になってしまいました。
ただ、マクラメ編みとパラコード編みとは少々違うようです。

パラコードは、1940年代の「第二次世界大戦」時、
アメリカのパラシュート部隊など、よく使用されていたとのことです。

軽量性と耐久力が高いため、現在では軍用だけで
なくアウトドアなどの一般のツールとしても人気があるようです。

また、編み方の種類も大変数が多いです。
名称も日本のものと共通するものもありますが、
すべて英語表示の名称となります。

大型犬リード&首輪セットネット出品-1(8)

基本はどちらも同じですが、やはりアメリカ、
カナダへ渡った物の独自性があるのかもしれません。

パラコードというのも、パラシユートコードと
いうことから、パラコードと言います。

使うのは、ナイロン製のパラコードです。
日本のマクラメは、綿素材の各色で結びあげていきます。

特にインテリアには、生成りが多いです。
少しずつ色物で制作することも増えてきている

ようですが、綿素材が多いです。
パラコードは、ドッグカラーやリードに使うことが殆どです。

丈夫さ、軽さ、などワンちゃんには向いている素材でしょう。

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        こんな素敵なハーネスも出来るのです。

|まとめ

・ルーツはマクラメ編みは、イスラム文化圏で、
7世紀か8世紀ごろ。
・ラクダの鞍や袋に付けられていた飾り房
・18世紀ヴィクトリア王朝時代のイギリスで、
 王妃や宮廷で流行し貴族の間で流行。
・日本では、国宝・正倉院に収められていて、
 聖武天皇の「結び紐」のほか、鎧や馬の鞍などに使われていた。
・パラコードは、1940年代の「第二次世界大戦」
 時、アメリカのパラシュート部隊など、よく使用されていた。
・パラコードは軽量で耐久力があるため、
 軍事用の他にもアウトドア用にも使われ人気。
・マクラメ編みは綿素材が多く使われている、
 パラコードはナイロン製がほとんど。
・どちらも基本は結ぶで、共通の結びがある。
・マクラメ編みはインテリアやアクセサリー作りが多い。
・海外は犬首輪やリード、ハーネスなどにもよく使われている。
・日本ではあまり販売しているところも少ないように思われる。

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