YANS2023参加報告

はじめに

今回は,YANS2023の参加報告をします.私は,今までYANS2023以外に口頭での学会発表の経験はありましたがポスターでの発表は初めてで緊張しましたが,たくさんの人に聞いていただきアドバイスなどももらえて,有意義な時間を過ごすことができました.

そもそもNLP若手の会(YANS)ってナニ?

NLP若手の会は,自然言語処理,計算言語学および関連分野の,若手研究者および技術者の学問研究および技術開発の促進をはかり,参加者の相互交流および成長の場を提供し,培われた学問研究および技術開発の成果が実社会に応用されることを奨励し,この分野の学問および産業の進歩発展に貢献することを目的として,年に1度,研究シンポジウムを開催しています.

上記の通り,若手研究者,研究者(学生),スポンサーなどが参加し議論を行うシンポジウムです.

実際に参加,発表して

私は,ポスター発表をしました.

実際に発表したポスター


以前に言語処理学会第29回年次大会に参加したときと比較しつつ,NLP若手の会(YANS)の特徴を述べたいと思う。

特徴

  • たくさんの人に自分の研究を見てもらい議論することができた

  • 現状自分自身の研究で詰まっているところの改善策などを聞くことができる

  • 進捗状況関係なくいろいろな研究に触れる事ができる

ポスター発表以外にもハッカソンやラウンドテーブルなどのイベントがありました.
私は事情によりハッカソン荷は参加できませんでしたが,ラウンドテーブルでは,事前に選んだトピックについて5~6人のグループで自由に話す形式でした.

どういった人に参加してもらいたいか,参加するうえで準備しておくとよいこと

私はこういった人に参加してもらいたいです.

  • NLP始めたて

  • 学会などでポスター発表の経験がない

  • 研究仲間が欲しい

  • 研究の方向性を決めかねている

  • 企業と交流がしたい

などといった人におすすめのシンポジウムだと参加して思いました.

私が参加して準備しておけばよかったなと思うことは,

  • 名刺の作成

  • A4サイズくらいの小さなポスターの作成(配布用)

  • 質疑応答などでスムーズに行うために事前に勉強をしておく

これらを準備しておくと比較的にポスター発表はスムーズにこなせると思いました。

私は,遠方ではありましたが,交通費・宿泊費の援助があり,ほぼ無料で参加することができました.
そのため,現地から遠方であっても,ぜひ参加してみてください.

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