長期的な視点は選択肢を変える【軌跡】6

今日の発見は凄いデス。
僕が「長期的な視点」を大切にするようになった原体験をお話しします。
 ①未経験からのプログラミング挫折の話
 ②農業から学んだ長期的視点
の構成です。

【今日の発見】

長期的なものの見方をすると、今この瞬間の行動が真逆になる

***昨日の積み上げ***
◆note1本 生産
◆ブログ1本 生産
◆勉強
 ・Progate PythonⅤ、復習
 ・『退屈なことはPythonにやらせよう』(Al Sweigart)
◆読書
 ・『Marketing Rebellion: The Most Human Company Wins』和訳(Mark W. Schaefer)
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僕は去年(2019年)の6月末に設備屋を退職して、未経験でフリーランスエンジニアになろうと決意し、田舎フリーランス養成講座( #いなフリ )に参加し、1か月間山梨県に住み込みでプログラミングを勉強しました。当初は貯金も全くなくてこの講座で稼げる力を身に付けないとマジでヤバいなという危機感から、「1か月後には受講料分(10数万円)の受注をする」という目標を立てて参加しました。(▶大学院博士課程辞めて就職した設備屋を辞め、無職で貯金全部使って山梨県にたどり着いた。)実際に過去の受講生の中からもそれくらい受注をキメた人がいたというのも目標設定の根拠のひとつでした。

事前に課題をこなしたり、未経験からフリーランスエンジニアになる方法などYouTubeで観まくったり、集中して頑張っていました。多くの情報によると、未経験から案件を獲得するまでには最低3~6カ月くらいは必要という見解でしたが、僕には来月以降の生活が懸かっていたのでそんな悠長なことは言ってられませんでした。

宣言通り怒涛の勢いで学習をしました。ごはんと睡眠以外は割とすべての時間をプログラミング学習に充てていたと思います。しかし、学習は意外と進みませんでした。目標未達成はほぼ確実でした。でも最後の1週間で提案営業を頑張り、なんとか受注(LP制作)を決めました。知人の紹介(WordPressテーマカスタマイズ)などなんだかんだで5~6万は受注したんじゃないかな。

でも過酷だったのはここからでした。その後も自分の実力がままならない内に無理して案件を獲得したりしていたので、毎回頭から煙を出しながら納期に追われながらわからないことを調べまくって首の皮一枚で乗り切っていました。何とかやり切ったという実績は少しづつ積み上がったけど、目先の利益にとらわれて作業に時間が取られ、本質的にはほとんどスキルアップしていなかったと思います。その場しのぎの実績でした。

ひとつ注意書きをすると、この方法でどんどん成長していく人もいるし、実際僕がアドバイスいただいた方はそういうタイプでした。猪突猛進、壁をぶち壊して持ち前の営業力と積極的思考で課題を次から次に突破して気づいたら成長しているタイプです。僕にはそれができませんでした。時間的な余裕がないとストレスが激増し、実力不相応な案件には過度な責任感から思うように仕事を進めることができずにいました。
※あとから『科学的な適職』(鈴木祐)という本を読んで、このような自分には「防御型」という生まれ持ったモチベーションの特性があることが判明しました。逆に前者は「攻撃型」。

つまり、当時の僕が
・自分の特性を理解し
・長期的な計画(初案件は3~6カ月後にする)
ができていれば、その時の行動は「1か月死にもの狂いで学習し営業して目先の10数万円を受注しに行く」ではなくて「目先の10数万円は捨てて、今から3か月間は自分に必要だと思う学習をすすめる」という真逆の行動が正解だったということに気付きました。

これは大発見でしたね。ただし、いろんな本や成功者がよく言うことでもあります。つまり、「頭ではわかっていた」のに当時はその選択をしてしまった。人間というのは弱くて哀れな生き物だということを神様に突き付けられたような感覚でした。一度経験したので今度は少しはマシな選択ができるかなと思っています。

プログラミングの話が長くなってしまったので、農業の話はまあ、また機会があればすることにします。

ところでチャップリンがこんなことを言っていたらしいです。

人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇だ

なんか今日の話と似ている気がします。


#島田制作所
#プログラミング挫折経験
#長期的な視点
#キンコン西野と孫正義は300年先を見ているらしいです

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