終点
私は、いつでも終点を探している。
それは不思議な感覚だった。
昔は目の前に無限の可能性が広がっていた。
今は、終点を自らの物差しで決めてしまう。
終わりが無いのは残酷である事を知ってしまった。
終わりがあって欲しいと願っているからこそ、
人間は終わりを見てしまう。
最近の曲は、どれもしっかりと終わる曲が多い。
徐々にフェードアウトしていく昔の曲は、
珍しくなってしまった。
高度経済成長、バブル期は、可能性に目を輝かせていた
だからこそ、今の不景気に、終わりを探してしまうのだと
心の底から願っているものなのだと思う。
目の前の希望を見捨てないで
自分の可能性を信じて
人は弱いからこそ生まれる可能性が満ち溢れている
今は何も考えずに床に着こう
可能性に満ち溢れた明日が待ってる。
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