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まだまだ暑かった夜台市

昨夕の残暑厳しい中、今月も開催された「昭和のまち」の夜台市
市の始まる前は、暑さのためか人通りも少なくやや心配…
しかし、5時を過ぎたあたりから少しずつ人も見え始め
気が付いたら、今月もまずまずの人出に…

今月は、まだまだ暑い夏や往く夏に因んだ曲を中心にリストを組む
「アイスクリームの歌」「恋のバカンス」「少年時代」などの懐かしい曲
それに、終戦月でもあるので「さとうきび畑」「戦争を知らない子ども達」
歌い手さんたちの美しいハーモニーが通りに響き渡る

いつものように前後半に分けて、みんなで演奏
そして、間には個人やグループの演奏をはさむ

久しぶりの松山千春の弾き歌いが心に滲みる

また、バンドでも懐かしのシティポップ「Downtown」に「コーヒールンバ」
あまりの懐かしさに、演奏後「聴いてて涙が出た」とわざわざ感想を言いに来てくれた人があった

その夜、たまたまテレビ朝日「博士ちゃん~」で昭和歌謡歌手の「歌うまランキング」をやっていたので見ていると
歌うま一位に輝いた「美空ひばり」の「川の流れのように」を作詞した秋元康が次のようにと語っていた
「流行歌は想い出の目次になる」

昨日、自分らの曲を聴いて涙したおじちゃんも、きっとその歌が流行った頃を懐かしく想い出したのだろう
通りすがりのストリートで、わずかな時間でも郷愁に浸ってくださったのなら、自分らもこんなに嬉しいことはない
そのおじちゃんは、最後まで演奏を応援してくれていた

さらに、その番組に出演していた葉加瀬太郎が「歌った人や作った人はやがていなくなっても、音楽は永遠の命を持つ」と語っていた
我々のこのストリートでの活動も、その歌・曲の命を再び輝かせるためのささやかなお手伝いになっているのだと思うと、いっそう意欲も湧いてくる

今月もリズムをとるかわいい応援団の存在に、「きっとこれからも良い音楽は歌い継がれていくだろう」という未来を感じつつ、演奏を終えた

暑い中、応援してくだったみなさん、ありがとうございました

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