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【インタビュー企画】とつげき隣のヒトハコさん

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一箱古本市や貸し棚出店のご縁で知り合った、楽しい一箱仲間に突撃インタビュー☆ヒトハコさんそれぞれの事情を知りつつ、楽しい一箱ライフをお伝えします
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#インタビュー

とつげき隣のヒトハコさんについて

「とつげき隣のヒトハコさん」というインタビュー企画をスタートさせます。以前から温めていた企画なのですが、やっとこさ本腰を入れて動き始めました。 このnoteは企画の概要説明となっております。 とつげき隣のヒトハコさんとは読酌文庫の中の人が、一箱古本市や貸し棚出店を通して知り合った、楽しい一箱活動をされている方を紹介し、インタビューする企画です。 一箱古本市とは おおむね、みかん箱程度の大きさの箱に、出店者が売りたい本を詰めて販売する、本に特化したフリーマーケットイベン

とつげき隣のヒトハコさん12:お家で古書カフェをオープン「ツルモモさん」

少し間が空きましたが、実店舗オープンを目指して古本市への出店や間借りカフェをされてきた「ツルモモ」さんのインタビューをお送りします。 よい物件が見つかったのを機に、2023年春からは「古本とカフェ・ツルモモ」を自宅でオープンし、自分のお店を活動拠点に据えられています。 お住まいの鶴橋・桃谷にちなんだお名前や場所への思い、これからやってみたいことなどをお聞きしました。 鶴橋・桃谷が屋号の由来―今日は協力ありがとうございます。一箱古本市などへの出店時の屋号は「ツルモモ」とされ

とつげき隣のヒトハコさん11:実店舗オープンに向けて古本市と貸棚書店へ「シスターフッド書店kanin」

今回も2023年3月に開催された「第2回 長岡京セブラボ古本市(京都府長岡京市)」で知り合った方をインタビュー。2人組の箱主「シスターフッド書店kanin」さんから話を伺いました。 2人組箱主というと、第1回のインタビューに協力いただいた、星月夜さんもなのですが、同学年の2人組という異なる関係性で活動されています。 また、お話を伺った4月時点では活動を始められたばかりで、いつは実店舗を……という段階でしたが、この記事を公開した現在、オープンに向けたお話が具体化されています!

とつげき隣のヒトハコさん10:偶然の出会いがかけがえのないものに「ミシンと雨傘」

今回は2023年3月に開催された「第2回 長岡京セブラボ古本市(京都府長岡京市)」で知り合った、「ミシンと雨傘」さんにお話を伺いました。 お酒好きな同志としても意気投合して、行きつけのお店で飲みながらの取材となり……楽しい時間を過ごせた反面、ちゃんと企画の趣旨にあったお話を聞けたのでしょうか? 果たして、飲みながらでもインタビューは成立するのか?  読酌文庫の中の人がインタビュアーとして、ライターとして、技量を問われる回にもなりました。 屋号の由来はシュルレアリズムから――

とつげき隣のヒトハコさん9:距離感は程よく・遊びは真剣に「ひとつなぎBooks」

今回は、読酌文庫も参加している、みつばち古書部の部員のひとり「ひとつなぎBooks」さんのお話を伺いました。 (余談ですが、拙作『はなり亭で会いましょう』シリーズを愛読いただいているようで、いつもありがとうございます) 本を売る活動や楽しみ方のスタイル、さらには部員仲間との新しい活動なども聞かせていただいています。 人と人とをつなぐ本――まずは、屋号の由来や決められたときの経緯があれば教えてください。 ひとつなぎBooks:「ひとつなぎBooks」は、みつばち古書部への参

とつげき隣のヒトハコさん8:広がるご縁で実店舗へ「ヴィスナー文庫」

今回はみつばち古書部や書肆七味などに参加しつつ、間借りでブックカフェもされている「ヴィスナー文庫」さんのお話をお伺いしました。2022年夏には実店舗も大阪にオープンされ、お店の看板は芥川賞受賞作家であり元同僚で友人の吉村萬壱氏に作ってもらったそうです。 そして、開店までには意外な展開もあったようで…… 屋号の由来はカンボジアにあり――まず皆さんに屋号の由来をお聞きしておりまして、ヴィスナーさんのお名前はどんな意味があるのでしょうか? ヴィスナー文庫:名前の由来を話すと長

とつげき隣のヒトハコさん7:趣味のはじまりは和田誠本「けんじ堂」

今回は佛教大学の「学園祭で一箱古本市」も企画されている、「けんじ堂」さんのお話をお伺いしました。「天神さんで一箱古本市」や「古本イエー」などに参加されています。ここ数年、社会情勢を鑑みて中止となっている学園祭のイベントも復活できると良いのですが…。 屋号の由来や参加し始めた経緯― まずはお名前(屋号)の由来をお伺いしたいです。 けんじ堂:屋号は私の名前である「けんじろう」をもじって、古本屋っぽくしたものです。なので、特別な謂れとかはないんです。 ― 一箱古本市への出店を

とつげき隣のヒトハコさん6:印刷&本の店とウォンバット愛「ぽんつく文庫」

今回はひらかたパークの最寄り駅・京阪枚方公園駅の近くに、リソグラフ印刷と本の店を構える「ぽんつく文庫」さんのお話をお伺いしました。 一箱古本市や貸し棚活動を経ての実店舗開業となったストーリーや、印刷と表現したいものへの思い、ウォンバット愛に目覚めた経緯などを聞かせてもらいました。 お名前について― ぽんつくさんのところは、お店の名前が「ぽんつく堂」で、一箱古本市に出られるときは「ぽんつく文庫」なのですか? ぽんつく:えっとね、最初に一箱古本市に出始めたときは「ぽんつく文庫

とつげき隣のヒトハコさん5:いつかは故郷で書店開業「粟根書房」さん

今回は「ふうせんかずら」の出店から知り合った、「粟根書房」さん(旧・ばぶるの本屋さん)のお話をお伺いしました。 「ふうせんかずら」のご縁で出会った人の中では京都組……と思っていたのですが、故郷での書店起業を目指し、現在は広島に移って活動を続けられています。 屋号の由来と改名の経緯― まず屋号の由来などをお聞きしているのですが、粟根書房さんは以前「ばぶるの本屋」というお名前で活動されてましたよね? 粟根書房:正直、活動を始めたときは、ちゃんと屋号を考えてなかったんですよ。「

とつげき隣のヒトハコさん4:本を売る楽しさと難しさ「虎月堂」さん

今回は、ならまちにある無人(時々有人)書店「ふうせんかずら」のご縁で知り合った「虎月堂」さんのお話をお伺いしてきました。 「ふうせんかずら」への出店は撤退してしまった読酌文庫ですが、ご厚意により『はなり亭で会いましょう』1~3巻を、虎月堂さんの棚で販売してもらっています。 ……ちなみに『山月記』(中島敦)との関係は特にないそうです。 ー 本日は、よろしくお願いいたします。 虎月堂:はい、よろしくお願いします。よく考えると、あらためて話を聞かれることはあんまりないので緊張し

とつげき隣のヒトハコさん3:活動を通じて本への想いが再燃「月の下でOld Books」さん

とつげき隣のヒトハコさんも第3回目。今回は「月の下でOld Books」さんにお話をお伺いしてきました。 JR二条駅近くにある狂言屋さんにて、月一ペースで開催されている「古本イエー」にいらっしゃるということで、そこで落ち合う予定だったのですが……狂言屋さんご夫婦のご厚意により、奥のお部屋をお借りしてお話をお伺いすることになりました。場所提供ありがとうございました。 初出店は彦根のウモレボン市でー 確か私が月の下さんと初めてお会いしたのは、「ひこねウモレボン市」のときだったか

とつげき隣のヒトハコさん2:本で繋がる広がる「デイリーマザキ」さん

第2回目の取材対象になったのは、関西の一箱古本市に出店しつつ、地方遠征もしている「デイリーマザキ」さん。2022年5月には、長らく開催が途絶えていた「天神さんで一箱古本市」の主催を買って出るという大役を果たされ、出店者を取り上げた読み物「長岡天ZINE」第2号を発行。 主催運営が落ち着いた頃、長岡天神の名物喫茶「喫茶フルール」にて、お話をお伺いしました。 屋号について― 本日はご協力ありがとうございます。まずは屋号の由来をお聞かせいただけたらと思います。とくにデイリーマザ

とつげき隣のヒトハコさん1:母と娘の一箱「星月夜」さん

第1回目の取材対象は、母と娘で一箱活動している「星月夜」さん。 よろしければ自宅でどうぞと申し出があり、ご厚意に甘えてのお宅訪問となりました。 ― 今日はご対応、ありがとうございます。 星月夜(母):いいえ、遠いところ、ようこそお越し頂きまして。 通されたのは星月夜お母さんのコレクションルーム。 お部屋の壁にはびっしりと、特注本棚に詰められた蔵書が並ぶ。絵本、児童文学、サブカルetc… 曰く、このお部屋が一番、よそ行きで見せられる場所とのこと。 (ということはほかのお