生きるとは

たまに、ふと思うことがある。
自分は何をしているのだろう。と。
やりたいことを仕事にできていたり、とくに何かに困っているわけではない。
しかし、なぜか満たされていない。そんなことを思うことがある。
人生とは。生きるとは。
誰にとっても永遠のテーマであろうが、我に返り考える。いや、頭の中を巡って離れないときがある。

他人の年収を気にしても意味がないし、そんなもので人の価値は決まらない。といった綺麗事を言う人がいるが、気になるものは気になる。
そりゃ人間誰しもが見えない部分があり、見えないところで頑張っているのもわかる。
しかし、適当に見えている人が自分よりも年収が上だと知った瞬間に、とても疑問に思うときだってある。

高卒の工場勤めの後輩が自分の年収の倍稼いでいることを知り、衝撃だった。
高卒や工場勤めを下に見ているつもりはサラサラない。
しかし、実際は自身は大卒でホワイトカラーなのに。という、一般論に憑りつかれ、少し世の中を見下している自分がいることにも腹が立つ。
ただ、そんな綺麗事で世の中が回るなら、みんな世話ないさ。
考えてしまうものは考えてしまう。
自分は何のために生きているのだろうか。このままで良いのだろうかと思ってしまう。

止まっているままではいけないので、動いてもいるが、やはり満たされない。
自分の人生なのに、他人の物差しで測ってしまう。
なんて愚かだろう。

でも、こうあっても良いよな。何を思うも自由。犯罪に手を染めているわけではない。
もっとよくなりたい。もっと、まともな人間になりたい。
そんなことばかり、頭のなかを巡っていく。

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