生きる1

僕が生きていることに意味はあるのだろうか。
何のために産まれてきたのか？
中学生くらいから考えるようになった。

確かに毎日楽しい。
しかし、何か足りない。満たされていない。
その何かは、なにかわからない。
わかっても何も変わらないだろう。
いや、もっとつまらなくなるだろう。
欲しかったものは手に入れた途端に色褪せる。
「白い巨塔」に出てくる台詞の通りになる。

そうわかってはいても、何かがなんなのかを知りたくてたまらない。
生きることの意味がわからなくても良いという人もいるとは思う。

しかし、自分はこの世にどんな影響があるのか。
自分にはどんな価値があるのか。
それらが頭をめぐる。
毎日物足りなさを感じている。
これに支配されている。
だからといって不満というわけではない。
どうすれば、この呪縛から解放されるのか。
知りたくてたまらない。