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スズデミー2021

※ SUZURI Advent Calendar 2022の10日目(の予定だった)の記事です。

SUZURIディレクターの大越です。
今回は SUZURIスタッフに2021年ビビビときた映像作品を聞いてみました。

選考要件

  • 2021年に発表された映像作品

  • ①映画②アニメ③ドラマの3部門

審査基準はSUZURIスタッフの得票数とコメントの熱意に加えて、ぼくの独断と偏見です。
ノミネートコンテンツにビビビときたらぜひ、実家のおこたでぬくぬくご鑑賞ください♪

それでは受賞作の発表です ☆ミ☆☆ミ☆彡


①映画部門 大賞 「ドライブ・マイ・カー

イラスト:サボット

舞台俳優であり、演出家の家福悠介。彼は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう――。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーみさきだった。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていく…

出典:filmarks
  • 「原作未読で鑑賞。冒頭、なんだ〜不倫モノか〜とちょっとゲンナリしてたら、ノワール?ロードムービー?文脈と一見関係のないちぐはぐなエピソードが静かに、断片的に展開されていく3時間。この長尺でも平板でなく退屈しない構成がすごい・・」

  • 「赤いサーブ、ルーフトップからたばこをふかしたい」

  • 「この3時間の上映自体が、ドライバーの運転のように加速と減速具合がスムーズ過ぎて映画を観てる感覚ではなかった。(最前列で見ると乗車してる気分になれてまた良かった)」

  • 「ことば・演劇・映画が人生にもたらす希望について考えさせられました。」

  • 「濱口監督、恐るべし!先日公開された 40分前後の短編×3のオムニバス『偶然と想像』も傑作でした。この車、どこまで行くのか」

その他 映画部門のノミネート作品とコメントです 

  • マリグナント 狂暴な悪夢

    • 「監督は『死霊館』のジェームズ・ワン。殺害手法がユニークでゲラゲラ笑いながら観れる。サスペンスの加速する、後半戦の勢いがすごい!「ヤツは一番近くにいる」はナイスコピー!」

  • サマーフィルムにのって

    • 「今年は映画館に全然行かなかったけど、唯一見た作品がとても好きでした。松本 壮史監督作品に夢中になった2021年でした」

  • NOMAD LAND

    • 「Amazonの向こう側が見えた。ちょうどCyberpunk 2077をやったあとだったので「Nomadだ!」となった。キャンピングカーほしい。車運転できないけど」

  • サウダーヂ デジタルリマスター版

    • 「会社を休んでK's Cinemaで観た。観るのは3回目だけど、ようやくなんか色々わかってきたような気がしたけどまだ全然なんなんだこれはみたいな気もする。」

      • 「労働がテーマの映画でした」

  • 花束みたいな恋をした

    • 「映画館出てから電車乗って自宅の最寄り駅着いてぐらいまで、ちょっと喋ると泣いて喋れなくなってしまう感じを繰り返して死ぬかと思った。映画のブルーレイを買うという行為を本当に20年ぶりぐらいにした気がする。」

    • 「労働がテーマの映画でした」

  • 子供はわかってあげない

    • 「原作はマンガで未読の状態で行きました。設定が突飛な部分もあるけど、素晴らしいボーイ・ミーツ・ガール青春映画でした。上白石萌歌さん最高。バイオレンスな描写がないと映画に満足できなかった自分を変えることができた。映画見たあと原作の田島列島さんのマンガを全部読みました」

  • ドント・ブリーズ2

    • 「盲目の元軍人のクレイジーなおじいさんが強盗相手に無双する『ドント・ブリーズ』の続編ですが、1では悪役だったおじいさんが2では改心していいやつになってるというターミネーター1→2を彷彿とさせる展開。前回ではあまり生かされてなかった「盲目」という設定もより生かされていて、続編だけど爽快でワクワクする映画になってました」

  • シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖

  • 狐狼の血 level2

    • 「出所した鈴木亮平が筧美和子の目玉を抉るシーンからスタート。とかく、鈴木亮平がすごい。敵だろうと味方だろうと兄貴分だろうと親分だろうと、片っ端から殺してく。BIG LOVE」



②アニメ部門 大賞 「ODD TAXI

イラスト:サボット

お客さん、どちらまで?見慣れた街のはずなのに、この街は少しなにかが違う気がする。
平凡な毎日を送るタクシー運転手・小戶川。身寄りはなく、他人とあまり関わらない、少し偏屈で無口な変わり者。趣味は寝る前に聞く落語と仕事中に聞くラジオ。一応、友人と呼べるのはかかりつけでもある医者の剛力と、高校からの同級生、柿花ぐらい。彼が運ぶのは、どこかクセのある客ばかり。バズりたくてしょうがない大学生・樺沢、何かを隠す看護師・白川、いまいち売れない芸人コンビ・ホモサピエンス、街のゴロツキ・ドブ、売出し中のアイドル・ミステリーキッス...何でも無いはずの人々の会話は、やがて失踪した1人の少女へと繋がっていく。

出典:filmarks
  • 「タランティーノみたいな羅生門スタイルのアニメ。最終話ですべて回収!」

  • 「最初は少々退屈だけど、だんだん見入ってしまいました。主人公の周りで起きる事件を紐解いていくサスペンスは『マシニスト』と似ているような。」

  • 「鼻ほじりながら観てたら、話数が進むごとに前のめりになってく。そんな魅力」

  • 「スカートとPUNPEEのOP『ODDTAXI』が最高!!! さ〜わべ、さわべさわべ!!!」

その他 アニメ部門のノミネート作品とコメントです


③ドラマ部門 大賞 「大豆田とわ子とさん人の元夫

イラスト:サボット

大豆田とわ子はこれまでに人生で三度結婚し、三度離婚している。「あの人、バツ3なんだって」「きっと人間的に問題があるんでしょうね」 そしゃ確かに、人間的に問題がないとは言わない。だけど問題のない人間なんているのだろうか。 離婚はひとりで出来るものではなく、二人でするものなのだ。協力者があってのバツ3なのだ。 そして今もまだ、大豆田とわ子は三人の元夫たちに振り回されている。何かとトラブルを持ち込んでくるのだ。 どうやらみんな大豆田とわ子のことが好きで嫌いなのだ。 果たして、四人はそれぞれの幸せを見つけることができるのか?

出典:filmarks
  • 「ウィットに富んだ会話と、ちくっと刺さる台詞の応酬。スルメドラマですね〜」

  • 「KID FRESINOとSTUTSがMステに出演したりした『presence』がフィーチャーされていますが、劇中歌の『All the same』もよかったです。」

  • 「3人の夫の欠点が裏返っていく快感にハマった。欠点もちがう角度からみれば魅力であって、とわ子は全て肯定してくれる。」

  • 「面白かった。連続ドラマ初めて最初から最後まで観ました。労働がテーマのドラマでした」

  • 「EDの入り方と伊藤沙莉のナレーションがよかった」

その他 ドラマ部門のノミネート作品とコメントです

  • 地獄が呼んでいる

    • 「ユ・アインのインチキっぽさが教祖役にハマってた、シーズン2が待ち遠しい・・」

  • おしゃ家ソムリエおしゃ子!2

  • お耳に合いましたら。

    • 「面白かった。労働がテーマのドラマでした」

  • 天国と地獄~サイコな2人~

    • 「猪突猛進型だが正義感が人一倍強い女刑事(綾瀬はるか)と、サイコパスな殺人鬼の疑いがある社長(高橋一生)がひょんなことから入れ替わってしまう...という話なのですが、物語が進むにつれて様々な伏線が回収されたり、知られざる秘密が明らかになったりと誰が本当に正しいのかわからなくなるハラハラ感がすごかったです。」

    • 「性別が異なる入れ替わりものなので当然お互いが異性の振る舞いをするのですが、高橋一生の女性らしさの演技が本当に素晴らしかったです。」

  • 賢い医師生活

    • 「頭がよくお金がある人達の生活は見てて気持ちがいい。毎回、同期の医師5人がバンドで懐メロをカバーするのも楽しいです」

  • ペーパーハウス シーズン5

    • 「ダリのマスクに赤いジャンプスーツ。最後まで予測不能でクールな強盗団、有終のフィナーレでした!」

  • ナビレラ-それでも蝶は舞う-

    • 「おじいさんと若者の話は泣いちゃう、音楽も映像もとってもきれいです。」

スズデミー2021はいかがでしたか❓
それではあわただしい年の暮れ、お身体に気をつけて、豊かなコンテンツライフを(^。^)


▼イラスト / サボット
Twitter:@iJaQ8CiVW6OPN9M
note:@chisana_inu

▼文章 / 大越
Twiiter:@0054


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